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漆の講演会 「スペインの南蛮漆器の文化と科学2015」 3月6日(金)駿河台キャンパスにて開催

明治大学大学院研究科共同研究プロジェクト(代表:理工学研究科教授宮腰哲雄)は、「スペインの南蛮漆器の文化と科学」をテーマに、3月6日(金)に、駿河台キャンパスのグローバルフロント(グローバルホール)にて講演会を開催します。入場無料、申し込み不要。先着100名。

 16世紀、貿易とキリスト教布教を目的に来日した多くのポルトガル人やスペイン人は、日本の工芸品、中でも蒔絵や螺鈿(らでん)に魅了され、日本の漆職人に、蒔絵や螺鈿を施した調度品を作らせ持ち帰りました。箪笥や飾り箱など、エキゾチックで西欧の生活に合わせたデザインは人気を呼び、「南蛮漆器」という新しいカテゴリーとして西欧各地に広まっていきました。
 本講演会では、2013年、科学者と美術史家の学際チームがスペインに南蛮漆器の調査に渡り、恵与された南蛮漆器片をそれぞれの専門分野で分析した調査研究成果を中心に、南蛮漆器の科学分析と文化に関して講演します。

漆の講演会「スペインの南蛮漆器の文化と科学2015」
■日時: 3月6日(金)13時~17時30分(開場12時)
■会場: 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階・グローバルホール
(千代田区神田駿河台1-1)
■主催: 明治大学大学院研究科共同研究プロジェクト
【講演会】
1.「大航海時代と日本の蒔絵」 京都国立博物館 永島明子
2.「スペイン『帝国』へ渡った南蛮漆器とその影響」 スペイン・オビエド大学美術史専攻 川村やよい
3.「スペインの南蛮漆器を科学する」 明治大学大学院理工学研究科 宮腰哲雄
4.「スペインの南蛮漆器の漆芸を科学する」 (地独)東京都立産業技術研究センター 神谷嘉美
【総合討論】 
明治大学大学院理工学研究科 本多貴之
■定員:100名(入場無料、申し込み不要、先着順)

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