知らなきゃ良かった トイレの秘密シリーズ第1弾 既婚男性の“座ってする派”、6年間で1.5倍に拡大 ~見落としがちな「便座裏」が新たな尿ハネスポットに~
2015.03.17 14:00
ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫) リビングケア研究所では、トイレットペーパーを使ってトイレまわりを気軽に楽しく「サッとひと拭き」できるトイレのふき取りクリーナー『ルックまめピカ』に関連して、トイレまわりの汚れについての調査と検証を重ねています。この度その結果を、『知らなきゃ良かった トイレの秘密シリーズ』と題し、数回にわたって発表していきます。第1弾では、トイレ汚れの主犯格“尿ハネ ※1”に関して明らかになったトイレの秘密をご紹介します。
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グラフ 夫の小用スタイル
※1 小用をした際に飛び散る、尿および尿とトイレの水が混ざった細かい水滴のこと
<調査・検証結果の概要>
1.便座に座って小用する既婚男性は、全体の約4割まで増加!
2.着座スタイルでも油断は禁物!新たな尿ハネスポットは見落としがちな『便座裏』
3.気温が高いほど尿からアンモニアが多く発生!初夏~秋はニオイが発生しやすい環境に。
■調査・検証結果
1.便座に座って小用する既婚男性は、全体の約4割まで増加!
既婚女性を対象に、夫の小用スタイルについて調査したところ、座って小用をする夫は年々増えており、2014年の調査では約4割近くにまで増加しています。6年間で1.5倍にも増えており、この傾向はまだ続きそうです。
・夫の小用スタイル
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_1.jpg
ライオン株式会社「掃除行動実態調査」
08年:20~64歳既婚女性、10年、14年:20~69歳既婚女性
当社は、2005年にトイレの不快なニオイの原因は「尿ハネ」と「菌」であることを明らかにし、下記3つを発表しました。
(1) 男性が立って小用した場合に周囲に飛び散る尿ハネは1日あたり約2,300滴にも及ぶ
(2) 尿ハネが多い前述の場所には1cm2当り約2,000個の菌が存在する
(3) 菌が尿を分解することで強いニオイ(アンモニア臭)が発生する
座って用を足す男性が増えている背景には、このような情報がきっかけのひとつになったのではないかと思われます。
・ブラックライト画像
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_2.jpg
蛍光を発するモデル尿を使って「立って小用をした場合」を再現したときの尿ハネの様子。便器だけでなく床や壁に広範囲に広がっている。
2.着座スタイルでも油断は禁物!新たな尿ハネスポットは見落としがちな『便座裏』
女性では1回あたりの尿ハネが約500滴にも上るという結果に。
男性が座って小用をすることで、家庭のトイレは汚れにくくなったのでしょうか?当社の検証では、座って小用をすることで便器の外側に飛ぶ尿ハネはなくなるものの、便座の裏側には多数の尿ハネが付いていました。1回の使用で男性では約200滴、女性の場合は約500滴も飛び散っており、1日数回使用するだけでも、便座の裏にはかなりの尿ハネ汚れが蓄積していることがうかがえます。
さらに、男性が小用を座ってするようになると便座を上げる機会が減るため、便座裏の尿ハネに気付かず汚れを溜めてしまうリスクも高まっているのではないかと思われます。
・男性も女性も便座の裏面に尿ハネが蓄積。女性は特に便座の前側が汚れやすい
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_3.jpg
・便座裏尿ハネデータ
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_4.jpg
便座裏とおしり洗浄機本体、便器フチ上に感水紙を設置し、成人男性と成人女性が着座スタイルで小用を足したことによるハネを、水滴のサイズ別にカウントし、平均値から1回あたりのハネを算出。
対象者:成人男性n=6、成人女性n=7
■尿ハネ大:尿滴大(3mm以上)、■尿ハネ中:尿滴中(1mm以上3mm未満)、■尿ハネ小:尿滴小(1mm未満)
3.気温が高いほど尿からアンモニアが多く発生!初夏~秋はニオイが発生しやすい環境に。
暖房便座を使用の家庭は冬もニオイの発生リスクあり!
飛び散った尿は菌によって分解されて強いニオイ(アンモニア臭)を発生します。実験により、尿から発生するアンモニアの量と気温の関係を調べました。
その結果、5℃の条件ではほとんどアンモニアが発生しなかったのに対し、25℃、37℃の条件ではアンモニアが発生し、その量は気温が高くなるほど多くなる傾向がありました。
気象庁のデータ※によると、2014年の東京では5月に平均最高気温24.7℃を記録し、9月の26.9℃まで25℃よりも高い水準が続きました。このことから、初夏~秋にかけて東京ではトイレのニオイが発生しやすい環境にあるといえます。
また、最近普及が進んでいる暖房付き便座を使用した場合は、外気温が10℃を下回る条件でも便座裏の温度が20℃程度まで上がるため、冬でもニオイが発生しやすく、要注意です。
※国土交通省 気象庁観測データ/過去の気象データ検索発表参照
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=&day=&view=a2
・アンモニア発生量
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_5.jpg
実験条件:滅菌人尿にアンモニア産生菌(S.saprophyticus subsp.)を接種、24時間培養後のアンモニア産生量を検知管により測定
■1分でも、気付いたときに『サッとひと拭き』を心がけましょう♪
◆杉本 美穂
ライオン株式会社 快適生活研究所 リビングケアマイスター ※2
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_6.jpg
トイレ空間をキレイにキープするには、使ったついでの「サッとひと拭き」が効果的で、ふき取り掃除には、すぐ手に取れて拭いた後はトイレに流せるトイレットペーパーが便利です。
汚れや菌をきちんと落とすためには、から拭きではなく一緒に除菌ができるふき取りクリーナーを使いましょう。
※2 消費生活アドバイザー。洗濯・掃除関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約5年経験。苦手なお掃除や食器の後片付けなどを手早くラクにできる方法などをお伝えするマイスター。
■トイレットペーパーを使ってトイレまわりの“除菌拭き”が簡単・手軽にできる!
『ルック まめピカ トイレのふき取りクリーナー』
『ルック まめピカ抗菌プラス トイレのふき取りクリーナー』
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_7.jpg
ルック まめピカ
容量:本体/210ml、つめかえ用/190ml
価格:オープン
ルック まめピカ抗菌プラス
容量:本体/210ml、つめかえ用/190ml
価格:オープン
【商品紹介】
(1) トイレットペーパーがボロボロにならない
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_8.jpg
トイレットペーパーのくずれを防ぐ“ボロボロ防止成分”配合。
気軽に気持ち良くサッとふき取ることができ、使った後はトイレに流せます。
(2) 洗浄・除菌成分配合で飛び散った尿ハネや菌もすっきり落とせる
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_9.jpg
青く染まっているのは菌。まめピカならひと拭きでスッキリします。
※除菌拭き:除菌する場合は、除菌したい部分に液がかかるようにスプレーし、5分おいてからふき取る。
(3) 汚れを狙いやすく、トイレットペーパーでふき取りやすい「プチ泡スプレー」
http://www.atpress.ne.jp/releases/58568/img_58568_10.jpg
泡が出すぎず、たれ落ちにくいので便座の表裏や便器のふちなど細かい部分にも使いやすく、手早くふき取れます。
(4) コンパクトでキュートな「まめ型ボトル」
棚や窓際など、目に付くところにおいてもかわいいデザイン。
いつでもサッと手に取れて使えます。
(5) 700プッシュもできて経済的
わずか2~3プッシュでトイレットペーパーが“お掃除シート”に早変わり!
1本で約200枚のシートが作れます。
(6) 爽やかなフレッシュアップルの香りとスッキリとしたミントの香り
■お問い合わせ窓口
<消費者の方>
お客様センター
0120-556-913
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