無料会員登録

中小企業が商売のチカラで障がい者の経済的自立を目指す  ~『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』のお知らせ~

 

2015.03.25 09:30

産業用自動機械の設計・製作・販売を行うスズキ機工株式会社(所在地:千葉県松戸市、代表取締役:鈴木 豊)は、障がい者の自立支援事業を運営する社会福祉法人まつど育成会(所在地:千葉県松戸市、代表理事:海津 節子)と共同で、障がい者の経済的自立を目指す『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』を開始いたしました。


お仕事シール

『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』
http://www.suzuki-kikoh.com/ayuru.html


■障がい者にとって経済的自立が困難
知的障害者や精神障害者は、法的整備の遅れもあり、就労していても簡単な箱作り作業などの内職仕事を1個1円程度の安価な作業工賃で請負うことが多く、家族の援助なくして経済的な自立が望めない現状です。
そこで、スズキ機工株式会社と社会福祉法人まつど育成会は共同で、障がい者の経済的自立を支援する『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』を開始することにいたしました。これは、右から左への安価な内職仕事でなく、最終製品の箱詰め作業やオリジナル製品の製造販売を障がい者に任せて、製品にオリジナルシールを貼ることにより、障がい者が携わっていることに付加価値をつけて彼らの作業工賃に還元するという仕組みになっています。


■『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』概要
(1) 障がい者が作業している証となるオリジナルのシールをデザイン作成する。
(2) シールを無償で請け負った製品に貼り、委託した企業に製品の営業販売活動に活用してもらい、その付加価値を障がい者の作業工賃に還元してもらう。
(3) 消費者はその製品の購入を通じて障がい者の経済的な支援が出来る。
(4) このスパイラルをもって障がい者の作業収入の向上及び地域経済の活性化を図る。


■『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』特長
このプロジェクトの特長は、障がい者の作業そのものの付加価値向上を目指しているところ、また、従来の支援と違い、障がい者が通っている自立支援事業所にて経済的自立を目指しているところです。


■今後の展開 ~松戸市の地元企業と連携して広めていく~
本プロジェクトの第一号案件として、スズキ機工株式会社が開発した食品工場などでドリル穴開け作業をする際に使用する特殊形状の掃除機ノズルの最終箱詰め作業を立ち上げました。販売価格5,500円(税抜)の製品の最終箱詰め作業を1個500円で請負い、現在、大きく事業所の収益改善に寄与しています。
また、スズキ機工株式会社は展示会などを通じて多くの大手食品メーカーに製品及びお仕事シールをPRして売上を順調に伸ばしています。

社会福祉法人まつど育成会では近日中に、第二号案件を受託する予定です。今後この新しいビジネスモデルの告知や受託作業の拡大に努めることにより、障がい者の仕事の付加価値を高め、経済的な自立を目指しています。

スズキ機工株式会社も松戸市の地元企業と連携して、出来るだけ多くの地元企業にプロジェクトへ参加してもらい、地域経済の発展と共に障がい者の経済的な自立支援を目指してます。

最終的に松戸発祥の『マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト』を全国の障がい者支援事業所に広め、出来るだけ多くの障害者の経済的自立を支援することを目標としています。


また、社会福祉法人まつど育成会では、平日の月曜日~金曜日10:00~15:00に実際に障がい者が作業している事業所『あゆーる』の現地見学を受付けております。
お気軽にお問い合わせください。

■現地見学会に関する問い合わせ
社会福祉法人まつど育成会
生活介護事業所『あゆーる』
担当   : 支援課長 松下 さつき
所在地  : 千葉県松戸市松飛台286-9
TEL / FAX: 047-375-8738
E-mail  : matusita@pinecone.or.jp

報道関係者向け
お問い合わせ先

@Press運営事務局までご連絡ください。
ご連絡先をお伝えいたします。
お問い合わせの際はリリース番号「59056」を
担当にお伝えください。