報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年5月11日 11:30
    株式会社プロノハーツ、アップフロンティア株式会社

    製造業用3DCAD向けVRデザインレビューシステム「prono DR」正式版 5月下旬発売

    ~CAD空間に入り込み、パーツをよりリアルな感覚で確認可能~

    株式会社プロノハーツ(本社:長野県塩尻市、代表取締役社長:藤森 匡康)とアップフロンティア株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:横山 隆之)は、VRヘッドマウントディスプレイによる製造業向け3DCADデザインレビューシステム「prono DR(プロノDR)」を発売します。 ●製造業界 デザインレビューのパラダイムシフト! 「prono DR」は、VRヘッドマウントディスプレイ(Oculus Rift)による製造業向けの3次元デザインレビューアプリケーションです。3次元CADで設計された3次元CADデータを簡単操作でコンバートし、VRヘッドマウントディスプレイでのレビューを実現します。 従来は、PCのディスプレイを通してCAD空間という“画面の中”にある3次元モデルを外から眺めるしかありませんでしたが、このサービスにより、CAD空間に自分自身が入り込んで、サイズ感や各パーツがアッセンブルされた状態などのリアルな3次元デザインレビューを即時に行う事が可能になりました。 「prono DR」 http://pronodr.com 今回、「prono DR」は3DゲームエンジンUnity*を用いて開発されました。Unityによって、データ量の巨大な3DCADモデルのリアルタイムVRが実現できました。 また、MSIコンピュータージャパン*とのシステム試作段階からの協業により、相性問題の激しいVRシステムの動作を確認した上での高性能なシステム環境の提供が実現しました。 * Unity http://japan.unity3d.com * エムエスアイ(MSI)コンピュータージャパン http://jp.msi.com ●トライアル版の提供開始 「prono DR」のトライアル版の提供を開始しました。導入クライアント第1号として株式会社デンソー様へ導入させていただきました。 なお「prono DR」正式版は5月下旬からの販売を予定しております。 ●システム要件(2015年4月27日現在) 「prono DR」では、デザインレビューの対象となる3次元CADデータの容量にもよりますが、データ変換やデザインレビューの際、PCの処理速度が必要となります。快適で安定した利用環境の実現にあたり、当社で推奨するPC環境でのご利用をご検討頂いております。 対応3DCADファイル形式:SolidWorks(ソリッドワークス)、STEP、Parasolid 対応PC  :MSI社製GT72 2QE-1241JP OS    :Windows 8.1搭載 搭載CPU  :インテル(R) Core(TM) i7-4720HQプロセッサー 液晶パネル:17.3インチ フルHD(1920×1080) ノングレアディスプレイ 搭載メモリ:DDR3L-1600MHz 16GB(8GB×2)、最大実装32GB(空きスロット×2) ストレージ:256GB SSD(Super RAID、128GB×2)+1TB 7200rpm HDD 外形寸法 :428(W)×294(D)×48(H)mm 質量(kg) :3.78kg (バッテリー含む) http://jp.msi.com/product/nb/GT72-2QE-Dominator-Pro1241JP.html ●販売・開発会社について 「prono DR」は、製造業向けに3次元データ活用コンサルティングを提供する株式会社プロノハーツとスマートフォンアプリ開発を中心にWebシステム、VRコンテンツ開発等を手掛けるアップフロンティア株式会社のコラボレーションにより実現しました。 株式会社プロノハーツが2014年1月より提供してきた同名のサービスを共同でリデザインし、アップフロンティア株式会社がアプリケーション開発を行っています。プロノハーツの持つ3次元データ活用コンサルティングノウハウ、そしてアップフロンティアの持つアプリケーション開発から培った知見をフルに活かし、今までになかった、3次元CADデザインレビューアプリケーションとして生まれ変わりました。 今後もユーザのフィードバックを重視しながら、将来的な機能拡充も視野にさらなるサービス開発を予定しています。 株式会社プロノハーツ・・・ http://www.prono82.com アップフロンティア株式会社・・・ http://www.up-frontier.jp