モリンダ ワールドワイド インク 日本抗加齢医学会で発表 イリドイド含有植物素材におけるAGEの抑制と分解の両作用を確認
モリンダ ワールドワイド インク(本社:米国ユタ州プロボ、社長:ジョン・ワズワース、以下 モリンダ)は、同志社大学大学院 生命医科学研究科との共同研究を経て、5月末に福岡で開催された第15回日本抗加齢医学会総会において、イリドイドを含む植物のエキスがAGE(終末糖化産物)の生成抑制作用と分解作用の両方をもち合わせる素材であるとの研究結果を発表しました。
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AGE生成阻害作用実験結果:Table 1
たんぱく質と糖が結合するとAGEが生成されるため、モデルたんぱく質3種類(※1)にそれぞれグルコースを添加して加熱・糖化させることで生成した蛍光性AGEを指標とし、イリドイド含有植物のエキス(※2)を加えて同様に反応させたものとを比較しました。
各被検体のAGE生成抑制率は、ノニ種子エキスがどのモデルに対しても最も強い作用を示し、その他の被検体にも作用はあるもののモデルによって作用強度が異なる結果(※3)となりました。
また、AGEの分解を確認するため、1-phenyl-1,2-propanedione(PPD、架橋切断其質)と各イリドイド含有植物のエキスを混ぜて8時間後の安息香酸量をHPLC(高速液体クロマトグラフィー)にて測定し、AGE分解率を算出しました。PPDのαジケントン構造を切断するときに安息香酸が発生するため、安息香酸量が多いほど分解率が高いと考えられます。
各被検体のAGE分解率は、サンシュユ果汁エキス29.8%、オリーブ葉エキス26.5%、ノニ種子エキス18.2%の結果となりました。
これらの実験結果は、イリドイド含有植物のエキスはAGEの生成を抑制するだけでなく、分解作用も併せもつ素材であることを示唆するものとなりました。
<AGE(終末糖化産物)とは>
AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。老化を進める原因物質とされています。
(※1) ヒト血清アルブミン、コラーゲンおよびケラチン
(※2) ノニ果肉、葉、種子エキス、サンシュユ果汁エキス、オリーブ葉エキス
(※3) 参考 AGE生成阻害作用実験結果「Table 1」
<参考:AGE生成阻害作用実験結果>
イリドイド含有植物である、ノニの果肉、葉および種子エキス、サンシュユ果汁エキスおよびオリーブ葉エキスの抗AGE作用を検討した結果、下記Table 1に示すように、蛍光性AGEの生成抑制はどのモデルたんぱく質においてもノニ種子エキスが最も強い作用を示しました。その他の被検体においてもコントロールと比較してAGEの有意な生成抑制が認められていますが、その作用強度はモデルたんぱく質によって若干の違いがみられます。
AGE生成阻害作用実験結果「Table 1」
http://www.atpress.ne.jp/releases/62502/img_62502_1.jpg
*実験には、タヒチ産ノニ(Morinda citrifolia)果肉、葉および種子をEtOH-waterで抽出したエキス(MCF、MCLおよびMCS)、中国産サンシュユ(Cornus officinalis)果汁をEtOH-waterで抽出したエキス(COJ)、モロッコ産オリーブ(Olea europaea)葉をEtOH抽出したエキス(OEL)を用いた。
<モリンダ ワールドワイド インクについて>
モリンダ インク(本社:米国ユタ州プロボ、1996年創業)は、「ノニ(学名:モリンダ・シトリフォリア)」の健康への恵みを世界に初めて紹介した研究主導型企業です。世界中の人々の健康と若々しい人生をサポートすることを使命としています。古代フレンチポリネシアから語り継がれてきた伝統を重んじ、最先端技術を駆使して研究した有用植物を世界中から調達して健康・美容関連製品の開発・製造を行っています。モリンダ ワールドワイド インクは、モリンダ インクの製造する製品の輸出入・販売業務を行っています。詳細は http://morinda.com をご覧ください。
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