FOBASコンサルティング、 高速クラウド移行ソリューション「FOBAS DARP」の提供を6月23日に開始
クラウドへ短時間でアプリケーション移行・再配置が可能なプラットフォーム
FOBASコンサルティング株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:松下 悟、以下 FOBAS)は、インターネットで接続可能な分散された環境で、アプリケーションを自在に再配置可能にするプラットホーム「FOBAS DARP(Distributed Application Relocatable Platform)」の提供を2015年6月23日に開始いたします。
「FOBAS DARP」: http://www.fobas.jp/products_darp_summary.html
■背景
クラウドファーストという考え方が定着し、企業の様々なシステムがクラウド基盤に構築・移行されるようになりました。その工程でシステムの移行、特にインターネットを経由したデータの移行には長い時間を要し、業務サービスへの影響が大きい事が課題として認識されています。
また、初期費用なしで容易に始められるというクラウドの利点に反して、本格的な採用に向けたクラウド事業者の選定は、非常に高度なビジネス判断が求められます。これは、特定のクラウドでシステムを稼働してしまうと別のクラウドへの移行やオンプレミスへの回帰が非常に困難になる事が理由として挙げられます。
このような背景から、オンプレミスからクラウドへ、クラウドからクラウドへ、システムの移行や再配置を容易にするソリューションが望まれていました。
■「FOBAS DARP」の機能
1) わずかなサービス停止時間で、安全、確実なクラウド移行が可能
「FOBAS DARP」は、企業の基幹システム移行に求められる、最小限の停止時間で安全、確実な移行方法を提供します。「FOBAS DARP」を用いたクラウド移行では、OSおよびプログラムバイナリの移行と、アプリケーションデータの移行を分離して行うアプローチを採用しています。これにより、OSおよびプログラムは移行先環境での十分な稼働確認を行う事ができます。アプリケーションデータは、「FOBAS DARP」が提供するレプリケーション機能により、わずか10分程度の遅延で移行先での利用が可能になります。
2) クラウド間での容易なシステム移行・再配置の実現
「FOBAS DARP」に配置されたアプリケーションは、様々なクラウド基盤に配置されたDARPコンテナ上で自在に移行・再配置する事が可能になります。移行・再配置にかかる時間は、10分間のデータ同期遅延時間のみです。DARPコンテナは、最大128ノードのクラスタ構成でインターネット接続可能な任意の環境に配置が可能です。
3) クラウド時代の新しいデータ管理基盤を提供
「FOBAS DARP」に格納されたアプリケーションデータは、圧縮、重複排除、暗号化された後に、複数のクラウドストレージに分散格納されます。データはクラウドストレージの機能で高度に冗長化され、低コストで高い保全性が保証されます。また、予め指定した期間のデータを履歴で保持するため、保持期間中の、どの時点のスナップショットでも、後から必要な時に必要な粒度で作成が可能です。クラウドの持つ力を最大限に活用した、新時代のデータ管理基盤を提供します。
「FOBAS DARP」: http://www.fobas.jp/products_darp_summary.html
※価格については、個別に相談
■FOBASコンサルティング株式会社について
FOBASは、IT基盤、クラウド・コンピューティングを専門とするコンサルティング会社であり、日本国内におけるクラウド・ストレージ・ゲートウェイ製品のパイオニアです。
詳細は、FOBASコンサルティング株式会社のWebサイト( http://www.fobas.jp/ )をご参照ください。
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