局所止血材「バード アリスタAH」のシェア拡大に期待
様々な手術領域での補助的止血に有用な植物デンプン由来吸収性局所止血材
2015.07.03 09:30
株式会社メディコン(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:坪田 元明)は、C.R.BARD社による米国Medafor社の買収に伴い、日本国内において泉工医科工業株式会社が販売しておりました米国Medafor社が製造する植物デンプン由来吸収性局所止血材を、「バード アリスタAH」として、2015年4月1日より製造販売を開始しました。当社は、植物由来製品である「バード アリスタAH」の特性を活かし、生物由来製品が占有する止血材市場における本品のシェア拡大に向けて事業展開していきます。
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パウダー状の止血材
・出血部位へ容易かつ的確に吹き付けることができるパウダー状の止血材
https://www.atpress.ne.jp/releases/64611/img_64611_1.png
・生体自身の血液凝固能を加速させる微小孔デンプン球
https://www.atpress.ne.jp/releases/64611/img_64611_2.png
■製品概要
・手術時の通常の外科的処置で止血が達成できない場合の補助的な止血を目的とした、植物デンプン由来の吸収性局所止血材です。あらかじめ止血材(微小孔デンプン球)が充填されたアプリケータにより、術中の出血部位に対してシンプルで効果的な止血処置が可能となります。
■製品の特徴と利点
・ヒト及び動物由来成分を含まない植物デンプンから精製された微小孔デンプン球(MPH)は、生体に適合しやすく、通常48時間以内に生体に吸収されます。
・微小孔デンプン球(MPH)は出血部位の水分を直ちに吸収してゲル化します。それにより患者様の血液凝固能にかかわらず生体の凝固プロセスを加速させるシンプルな止血メカニズムとなっています。
・アプリケータ内に充填されたパウダー状の微小孔デンプン球(MPH)は、従来の止血材では適用しにくかった部位にも容易かつ的確に吹き付けることが可能です。
・心臓血管外科領域をはじめ、血管外科、消化器外科、婦人科、整形外科、耳鼻咽喉科にいたる様々な手術領域※で既に使用されています。
(※適用対象外の領域は脳外科、眼科領域です。また、婦人科領域のうち出産後の出血又は月経過多症に対する止血は適用対象外となります。)
■備考
<販売名>
バード アリスタAH
<販売開始日>
2015年4月1日(水)
<薬事情報>
・承認番号 :22600BZX00455000
・クラス分類:高度管理医療機器(クラスIV)
・一般的名称:吸収性局所止血材(JMDN:35895100)
・償還区分 :「デンプン由来吸収性局所止血材」
製品に関する詳細は、以下のURLをご覧ください
当社公式サイト: http://www.medicon.co.jp
メディ助 : http://medisuke.jp
※BARD、バードは、C.R.BARD社の登録商標です。
株式会社メディコンは、グローバルに医療機器を製造・販売する米国のC.R.BARD社と、OTC医薬品、日用雑貨及び健康食品等を製造・販売する小林製薬株式会社が折半出資する合弁会社です。当社で取り扱っている製品は、主にC.R.BARD社より輸入しています。
■会社概要
社名 :株式会社メディコン
本社所在地:〒541-0046
大阪市中央区平野町2丁目5-8 平野町センチュリービル9F
資本金 :1億6千万円
(米国:C.R.BARD社 50%、日本:小林製薬株式会社 50%)
事業内容 :医療機器製造販売業(輸入販売)
取扱製品 :排尿ケア関連製品、エンドユロロジー関連製品、
クリティカルケア関連製品、カテーテル固定関連製品、
放射線治療関連製品、IVR関連製品、生検関連製品、
ヘルニア手術関連製品、外科関連製品、胃瘻関連製品、
静脈栄養・化学療法関連製品、透析関連製品
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