“瀬戸内の工場から世界を代表するジーンズブランドをつくる” 「デニムに特化したクラウドファンディング型ECサイト」を開発へ向け 世界初のジーンズを生産する先行プロジェクトをスタート!
2015.09.11 10:00
国産ジーンズ発祥の地である瀬戸内からデニム情報を発信するWEBメディア「EVERY DENIM」(代表:島田 舜介)は、「デニムに特化したクラウドファンディング型ECサイト」を開発し、「生産者」である工場から「消費者」へ直接的な商品提案を可能にすることで、工場主導の新しいものづくりの形態を生み出すサービスを、2016年初冬にリリースする予定です。
新サービスリリースに向けて、2015年9月11日(金)より、クラウドファンディングサイト「Makuake」を利用し、「瀬戸内の工場から世界を代表するジーンズブランドをつくるためのプロジェクト」として支援を募ります。
【新サービスの概要】
<デニムに特化したクラウドファンディング型ECサイト>
「EVERY DENIM」は、従来の構造によるものづくりから脱却した、クラウドファンディング型の受注生産によって、「生産者」である工場から「消費者」へ直接、商品を提案すること可能にし、新しいものづくりの形態を生み出すことで、「瀬戸内の工場から世界を代表するジーンズブランドをつくる」ことを目的としたサービスをリリースします。
特設ページ: http://everydenim.com/store.html
【先行プロジェクトについて】
<瀬戸内の工場から世界を代表するジーンズブランドをつくるためのプロジェクト>
新サービスの支援を募るために9月にスタートする「Makuake」での先行プロジェクトでは、国内外の有名ブランドから加工の依頼を受ける「美東有限会社」と提携し、2年間かけて開発した世界初の「黒ベンガラ染めジーンズ」を販売します。
プロジェクトページ: https://www.makuake.com/project/everydenim/
ベンガラとは主に歴史的建造物の瓦などに使用されてきた顔料です。岡山県高梁市の吹屋ふるさと村には、ベンガラで塗られた家屋が立ち並び、その美しい街並みは文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けています。
「美東有限会社」は、岡山県倉敷市児島のデニム加工場です。その技術力は、2012年に上海で行なわれた国際的な繊維と服地の見本市である「デニム・バイ・プルミエール・ヴィジョン」でも高い評価を受けており、今回、約2年間の研究を重ねた末、粒子が大きく繊維に固着しにくいベンガラを世界で初めてジーンズの加工に取り入れ製品化することに成功しました。
【「黒ベンガラ染めジーンズ」試着会を開催】
また本プロジェクト期間中に、岡山2会場にて「黒ベンガラ染めジーンズ」の試着会を開催します。
会場 :ゲストハウス KAMP
所在地:岡山県岡山市北区奉還町3丁目1-35
日時 :10月3日(土) 11時~17時
会場 :倉敷ゲストハウス 有鄰庵
所在地:岡山県倉敷市本町2-15
日時 :10月9日(金) 11時~17時30分
【WEBメディア「EVERY DENIM」を始めた背景】
「EVERY DENIM」は、岡山在住で、ジーンズ業界の厳しい現状を目の当りにしてきた代表 島田 舜介と、幼少期からデニムに親しみ、公認の資格も取得している島田の兄である山脇 耀平の“山脇兄弟”が立ち上げ、中心となって運営しています。
2人はそれぞれの境遇から、日本のジーンズ業界における課題を感じ、「日本のデニム素材・加工は世界的に評価があるが、必ずしもその恩恵をデニム工場が受けているわけではなく、むしろアパレル業界による近年の激しい価格競争と、ブランド ― 工場間における固有の関係性から、技術力のある国内の工場は衰退の一途をたどっている。優れた工場の技術を後世に残すためには、工場の技術を生かし、かつ工場が主導に立ったユニークなものづくりが必要。」と考え、2014年12月に工場への取材がコンテンツの中心である“瀬戸内からデニム情報発信するWebメディア「EVERY DENIM MAGAZINE」”がスタートしました。
EVERY DENIM MAGAZINE: http://everydenim.com/
【今後の展望】
「Makuake」での先行プロジェクトを成功させた後、2016年初冬より本格的にサービスをリリースします。さらに今後、海外展開をすることで、世界中の方に岡山を中心とした瀬戸内がデニムの産地であるということを知っていただき、世界を代表するジーンズブランドを工場から輩出することに努めます。