新刊『長生きする人は唾液が多い』7月9日発売 ~朝起きてすぐの歯磨き習慣で健康長生き・病気知らず~
2015.07.13 09:30
唾液の力を応用した「ほんだ式口臭治療」の開発者であり国内外に400もの提携クリニックを持つ医療法人ほんだ歯科 理事長・本田 俊一は『長生きする人は唾液が多い』をフォレスト出版株式会社より7月9日に刊行しました。
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長生きする人は唾液が多い
本書は、これまで軽視されてきた「唾液」の力に着目し、虫歯や歯周病といったお口のトラブルだけでなく、インフルエンザやガンなどの疾患も予防できる“唾液の力”を引き出す習慣やエクササイズを多数紹介。お口から身体全体の免疫力アップを目指します。
特別な原因や障害もないのに口中の不快感で悩む人たち(※)に、唾液の大切さと重要性を認識していただくために、現代人が抱え込む口中の不快原因とその対策についてわかりやすく解説します。
詳細: http://www.honda.or.jp/books/
■※出版の背景
≪ 過度に口臭を気にする患者が急増、正しい理解を ≫
近年、口腔内が乾く不快感に悩む「ドライマウス症」患者が急増しています。そして、その患者の多くは口臭があるのではないかと常に不安に思う「口臭症」も同時に抱え、歯科医院や内科、耳鼻科をドクターショッピングしながら解決の糸口もなく悩み続ける人が多いのが現状です。
本当は虫歯や歯周病、耳鼻科の疾患が原因ではなく、口腔内の恒常性機能を維持する“唾液の流れ”に起因しているとわかれば“お口の不安”も自分自身でもコントロールできるはずです。
次の項目に当てはまる人は、唾液が減っている可能性があります。
本書を読んで正しい理解をした上で症状と向き合っていただきたいとの想いから発刊しました。
唾液量チェックリスト:
□ むせやすい
□ 咳が出やすい
□ 風邪を引きやすい
□ 毎年インフルエンザにかかっている
□ 虫歯になりやすい
□ 歯周病である
□ 口臭が気になる
赤ちゃんは唾液が多くていつもよだれを垂らしていますが、人は歳を重ねるごとに唾液の分泌量が減っていきます。年齢的なものだけではなく、食後の歯磨きやお茶などのポリフェノール飲料を摂取することなど、日常のちょっとした習慣で唾液の分泌量は簡単に変わってきてしまいます。
■書籍内容抜粋:「唾液」と歯磨きの関係について
≪ 食後は危険!?歯磨きタイミングは「起きてすぐ」が大切 ≫
国内では長い間「唾液」はその存在を軽視されてきましたが、世界標準の歯磨きは「歯垢(プラークコントロール)」と「唾液(pHコントロール)」を中心に考えられています。
一方で、日本人の歯磨きのタイミングを調査した報告書などでは、約80%の人が口のなかの菌が最も少ない朝食後に歯を磨き、起床時に歯を磨きはじめる人はたったの約20%という結果があります。
実は、食後は唾液が潤沢に出ているので口のなかの細菌が最も少ないタイミングであり、お口のなかは非常にクリーンな状態になっていて歯磨きをする必要はありません。
そればかりか、歯磨きの後にうがいをすることで「唾液を喪失」するだけでなく、歯磨きの仕方によっては舌や粘膜に食べかすがこびりついたままなので「口腔内の酸性化が助長」されてしまいます。
飲食後は、歯を磨くことよりも、ガムを噛んだり、タブレットを転がしたり、あるいは水を含んでお口を漱ぎ飲み込むなど「お口直し」の習慣が大切です。
逆に、起床直後こそ、口腔内細菌数が最も多く、これらの菌によりつくられる、歯周病を引きこす内毒素の濃度が最も高く、菌の集合体である「歯垢」も最高濃度で付着しています。起床直後に歯を磨かない場合は、これらのすべてを飲み込んでしまい、歯周病だけでなく、インフルエンザなど色々な病気に感染する危険性が高くなってしまいます。
■書籍概要
本田 俊一著『長生きする人は唾液が多い』
発行:フォレスト出版株式会社
定価:900円(税別)新書判
「唾液の力で口臭をゼロにする!」をテーマにした、未公開原稿(PDFファイル)をプレゼント。国内外の400近くのクリニックが実践している「ほんだ式口臭治療」を確立した著者が、気になる口臭を無臭化する秘密を教えます。
※無料プレゼントは、別途お申し込みが必要です。
※無料プレゼントは、サイト上で公開するものであり、冊子などをお送りするものではございません。
■著者プロフィール
本田 俊一(ほんだしゅんいち)
http://www.honda.or.jp
医療法人ほんだ歯科理事長、日本口臭学会常任理事・指導医。
1980年、山口大学農学部獣医学科を卒業後、8年にわたり、厚生省(現・厚生労働省)の検疫業務に携わる。輸入感染症の検疫業務の傍ら、大阪大学微生物病学研究所において、腸管感染症の基礎研究をおこなっていた。当時の研究成果は、世界的にも評価の高い世界五大医学雑誌のひとつであるイギリスの医学雑誌「ランセット」に2報掲載された。
1988年、厚生省を退官、翌1989年に大阪大学歯学部に学士編入し、1993年同学部を卒業。卒業後は、歯科医院に勤務し、1995年ほんだ歯科を開業。予防中心の歯科医療の展開を開始する。1997年には医療法人ほんだ歯科に変更。歯科医師として臨床に携わりながら、口臭について悩む患者の多さを目の当たりにし、口臭や、「口臭症」と呼ばれる口臭に悩む人たちの研究を始める。
2000年には、これまでなかった口臭のデオドラント技術および口臭症治療に関する治療プロトコルである「ほんだ式口臭治療」を確立。一般にも治療方法を広く発信、評価を得ると同時に、治療方法を学びたいと希望する日本および海外の歯科医師やスタッフに対しても治療法を全面的に公開、治療の傍ら「ほんだ式口臭治療」の専門医や専門スタッフの育成に努め、ほんだ歯科口臭外来提携制度(現・Excellent Breath Alliance Clinics制度)を設立、その会員は、日本のみならず海外も含めて400名を超える。
また、2014年からは、日本口臭学会常任理事・指導医を務め、口臭関連の研究発表・講演・テレビ雑誌でのメディアにおける啓蒙活動にも力を入れている。
『口臭治療の実践』(日本歯科新聞)、『チェアーサイドの口臭治療ガイドブック』(デンタルダイヤモンド)、『歯科口臭治療のクリニカル・アプローチ』(日本歯科新聞)、『キレイな息のつくり方』(明日香出版)他、著書多数。
「生活ほっとモーニング」(NHK)、「ホンマでっか!?TV」「わかるテレビ」(ともにフジテレビ)、「情報ライブミヤネ屋」「朝生ワイド す・またん!」(ともに読売テレビ)、「スッキリ!!」(日本テレビ)、「日本人の3割しか知らないこと」「中居正広のミになる図書館」(ともにテレビ朝日)、『読売新聞』、『週刊朝日』(朝日新聞出版)、『GISELe』(主婦の友社)、『CREA』(文藝春秋)、『MORE』(集英社)、『女性自身』(光文社)、『女性セブン』(小学館)、『ゆほびか』(マキノ出版)他、メディア出演多数。
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