ドンク創業110周年、パネトーネ販売30周年 イタリアにて「伊日食文化賞」を受賞 30年以上イタリアの食文化である“パネトーネ”を日本に伝えた功績が表彰
株式会社ドンク(本社:神戸市東灘区、代表取締役社長:中土 忠)は、2015年7月11日、イタリアで開催されているミラノ国際博覧会(期間:2015年5月1日~10月31日)内のイタリア館にて、伊日財団 会長 ウンベルト・バッターニ氏より「伊日食文化賞 ―PREMIO CULTURA GASTRONOMICA ITALIA GIAPPONE―」を授与されました。今回の表彰は、ドンクがイタリアの伝統菓子パネトーネを30年以上作り続け、日本にイタリアの食文化を伝える一助となったことが評価されたものです。
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授賞式の様子
万博史上初の“食”がテーマのミラノ万博。イタリア政府機関では、各参加国の参加を称えるナショナルデーである「ジャパンデー」の7月11日に、「伊日食文化賞 ―PREMIO CULTURA GASTRONOMICA ITALIA GIAPPONE―」の表彰を決定し、無事執り行われました。
評価の対象となった「パネトーネ」は、15世紀のミラノに誕生したと言われるイタリアの伝統菓子。リエビト種と呼ばれるオリジナルの培養酵母で長時間発酵させ、独特のフルーツをふんだんに使った風味豊かな発酵菓子です。ミラノのクリスマス用の菓子として広まりましたが、今ではイタリア各地の店頭で通年目にすることもできるようになってきました。
ドンクは、1985年より北イタリアのヴェネト州にある菓子店「サンレモ」と提携し、同ブランド名にてパネトーネおよびパンドーロを販売。創始者オリンド・メネギン氏の菓子店「サンレモ」は、パネトーネ・パンドーロの国内外を問わない普及活動や製菓技術の研究などの功績が認められ、数々の賞を受賞しています。
ドンクではメネギン氏から指導を受けた伝統的な製法と、オリジナルの酵母種(リエビト種)で丁寧にお菓子を焼いています。リエビト種とは北イタリアの伝統的な複合酵母種のひとつです。職人の間では「マードレ(MADORE)=お母さん」とも呼ばれ、デリケートな性質で、世代を越えて超えて大切に受け継がれています。ドンクは、この大切な酵母種を「サンレモ」から毎年譲り受けてきました。
ドンクは今年、創業110周年。創業以来、粉を量るところから焼き上げまでを行うスクラッチベーカリーとして、取り組んでまいりました。これからもたゆまぬ研鑽をし、海外の食文化も学び、美味しいパンを皆様にお届けしてまいります。
【商品情報】
◎パネトーネ
リッチでソフトな口当たりのイタリア伝統発酵菓子。サルタナレーズン、オレンジピールなどが香り高く、フルーティーな味わい。
◎パンドーロ
口の中で溶けるような、ふんわりソフトな生地が特徴。卵とバターをふんだんに使った贅沢なイタリア伝統発酵菓子。
【会社概要】
会社名 : 株式会社ドンク
代表取締役社長 : 中土 忠
創業 : 1905年(明治38年)8月8日
資本金 : 2億円1千53万円
従業員数 : 987名(2015年2月28日現在)
本社所在地 : 神戸市東灘区田中町3丁目19番14号
URL : http://www.donq.co.jp/
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社ドンク 広報担当
Tel:03-5577-5180
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