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【雪印メグミルク】 ヒト試験でガセリ菌SP株による脂質排出作用を確認

《日本乳酸菌学会 2015年度大会》において発表しました

雪印メグミルク株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:西尾 啓治)は、当社保有のプロバイオティクス乳酸菌「ガセリ菌SP株」の健康機能に関する新たな知見について、《日本乳酸菌学会 2015年度大会》において発表いたしました。


ヒト試験でガセリ菌SP株による脂質排出作用を確認

【発表のサマリー】
これまでの研究により、ガセリ菌SP株には内臓脂肪低減効果があることが、ヒト試験により確認されています。また、そのメカニズムの一つとしてガセリ菌SP株の脂質吸収抑制作用が関与することが分かっています。
今回、ガセリ菌SP株摂取による糞便への脂質排出作用について、ヒト試験による検証を行いました。その結果、ガセリ菌SP株には、脂質の吸収を抑制し、体外へ排出する働きがあることが分かりました。

◆研究発表概要
演題名 Lactobacillus gasseri SBT2055は日本人健常者の糞便への脂質排泄を増加させる
発表者  ○小川哲弘、小林敏也、酒井史彦、門岡幸男、川崎功博 ※○は演者
発表日  7月12日(日)

◆学会開催概要
日本乳酸菌学会 2015年度大会
会期  平成27年7月11日(土)~12(日)
会場  和洋女子大学(千葉県市川市)

◆研究発表の内容
これまでの研究により、当社保有の乳酸菌Lactobacillus gasseri SBT2055株(ガセリ菌SP株)には内臓脂肪低減効果があることが、ヒト試験により確認されています。また、そのメカニズムとして、ガセリ菌SP株による脂質吸収抑制作用の関与が非臨床試験で明らかとなっています※。
本研究では、ガセリ菌SP株による脂質吸収抑制作用をヒトで検証するため、健康な男女30名を2つのグループに分け、ガセリ菌SP株を含有するヨーグルト100gを1週間摂取した時のヒトの糞便への脂質排出に与える影響を調べました。その結果、ガセリ菌SP株入りのヨーグルトを摂取したグループは、摂取前に比較して、糞便中の脂質量が有意に増加しました。一方、ガセリ菌SP株が入っていないヨーグルトを摂取したグループでは、そのような変化は見られませんでした。
以上の結果から、ガセリ菌SP株には、脂質の吸収を抑制し、体外へ排出する働きがあることが分かりました。
※(参考プレスリリース)「ガセリ菌SP株による抗肥満作用のメカニズム」
http://www.meg-snow.com/news/2015/pdf/20150409-1011.pdf

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