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大和ネクスト銀行調べ  3人に1人が「子・孫にはジミ婚・ゼロ婚はしてほしくない」と回答!

大人のハレ消費に関する調査

大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「貯蓄から投資へ」の流れを創る独自の証銀連携ビジネスモデルを展開している株式会社大和ネクスト銀行(http://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 草場 真也)は、イベントやお祝いごとなどのタイミングに財布の紐を緩め、非日常における不要不急の消費を楽しむ“ハレ消費”に関する大人たちの意識や実態を探るため、2015年6月22日~6月24日の3日間、全国の40~79歳の男女を対象に、大人のハレ消費に関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)


子・孫の結婚・結婚式に関する意見

■ 大人のハレ消費トレンド ■

◆ハレ消費をするタイミングとは? 最多は「子・孫の誕生日」、「ボーナスなど臨時収入時」は4人に1人

イベントやお祝いごとなどのタイミングに財布の紐を緩め、非日常における不要不急の消費を楽しむことを、“ハレ消費”と呼ぶことがあります。大人たちは、どのようなタイミングで、財布の紐を緩め、この“ハレ消費”をするのでしょうか。
全国の40~79歳の男女1,000名(全回答者)に聞いたところ、「子・孫の誕生日」29.8%が最も多く、次に「パートナー(配偶者・恋人)の誕生日」26.2%が続きました。誰かの誕生日は、財布の紐を緩めることの多いタイミングのようです。以下、2割台で「臨時収入があった日(ボーナスなど)」24.4%、「季節のイベント(夏祭り、クリスマス、お正月など)」23.6%、「子・孫のお祝いごと(七五三、成人式など)」21.2%が続いています。


◆非日常の消費を楽しむ大人たち! “ハレ消費”をすることがある 約7割
◆投資信託に投資している人は、ハレ消費をする人が多い傾向!

ハレ消費をするタイミングとしていずれかの機会を挙げた人の割合は68.9%となり、約7割が何らかのハレ消費をしていることが明らかになりました。
男女別にみると、ハレ消費をする人の割合は、男性63.0%、女性74.8%と、女性のほうが高くなりました。
また、ハレ消費をする人の割合を投資状況別にみると、日本株式・公社債・投資信託のいずれにおいても、投資している人のほうが高くなりました。ハレ消費をする人の割合の差が最も大きかったのは投資信託で、投資信託に投資している人は79.9%がハレ消費を楽しんでいますが、一方、投資していない人ではハレ消費を楽しんでいるのは66.1%で、その差は13.8ポイントとなりました。


◆シーンごとのハレ消費、何にお金を使う? 結婚記念日は「外食」8割、女性は4割が「観光・旅行」
◆夏休みのハレ消費は活動的! 「観光・旅行」8割、「趣味・レジャー」5割
◆子の誕生日でのハレ消費、40代は「ゲーム機・ゲームソフト」をプレゼント?
◆子・孫のお祝いごとでは「外食」、「高級食材」など“食”に対し財布の紐を緩める傾向

では、具体的に、どのようなモノやコトに消費するのでしょうか。ハレ消費のタイミングをいくつかピックアップし、そのタイミングでハレ消費をすると回答した人に、消費の対象について聞きました。
まず、≪パートナーの誕生日≫(回答者262名)では、「外食」75.6%が4人に3人の割合でトップとなり、「高級食材(和牛、カニなど)」25.6%、「観光・旅行」24.8%が4人に1人の割合で続きました。
男女別にみると、男性は「外食」(男性82.7%、女性68.2%、以下同順)、「ブランド物のファッション小物・アクセサリー」(18.8%、7.0%)で女性より割合が高く、女性は「お酒」(13.5%、31.8%)で男性より割合が高くなりました。男性は外食に連れて行ってあげたり、小物をプレゼントしてあげたりすることが多く、女性は美味しいお酒でお祝いをしてあげることが多いようです。

≪結婚記念日≫(回答者144名)では、「外食」が8割(80.6%)となり、「観光・旅行」が3割半(35.4%)、「高級食材」が2割半(25.0%)で上位となりました。
男女別にみると、女性は「観光・旅行」(男性30.4%、女性40.0%、以下同順)、「趣味・レジャー」(7.2%、17.3%)で、男性よりも10ポイントほど割合が高くなりました。

≪夏休み≫(回答者113名)では、「観光・旅行」が81.4%で最多回答となり、「外食」56.6%に次いで「趣味・レジャー」がほぼ半数(49.6%)で3位となりました。夏休みは、観光、旅行、レジャーといった活動的なアクティビティへの意欲が高まるようです。

子や孫に関係するタイミングでのハレ消費はどのようになっているのでしょうか。
≪子・孫の誕生日≫(回答者298名)では、「外食」68.1%、「高級食材」21.8%、「観光・旅行」13.8%が上位3項目となりました。
年代別にみると、40代では「ゲーム機・ゲームソフト」が19.6%で他の年代に比べて高くなっています。40代というとまだ小さなお子様がいることも多い年代と考えられ、子どもが欲しがるようなゲームをプレゼントしてあげている人が多いのかもしれません。

次に、≪子・孫のお祝いごと≫(回答者212名)では、「外食」が3人に2人(66.5%)、「高級食材」が約4人に1人(26.4%)の割合となりました。また、50代は「お酒」15.4%との回答が他の性年代よりも高くなっています。成人した子供とお酒を楽しみたいということでしょうか。
≪子・孫の結婚式・披露宴≫(回答者110名)でも同様に、「外食」32.7%、「高級食材」16.4%が上位2項目となりました。子・孫の誕生日でもこれらが上位となっていたことから、子や孫におめでたいことがあった時は、美味しい食事に対して財布の紐を緩める傾向が窺えました。


◆“人生の晴れの舞台くらいは・・・” 3人に1人が「子・孫にはジミ婚・ゼロ婚はしてほしくない」と回答!
◆“子・孫に結婚式で資金援助の意向あり”約半数、平均予算は116万円
◆ハレの日はこの人に頼みたい! 子・孫の結婚式を盛り上げてほしい芸能人 1位「明石家さんまさん」

子・孫のどちらかがいる人702名に、子・孫の結婚や結婚式に関する意見に、どの程度同意するかを聞きました。
まず、≪いずれは結婚してほしい≫についての同意率(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計)は94.0%で、大多数の人が、子や孫にいつかは結婚してほしいと思っていることがわかりました。
次に、≪両家の顔合わせだけでなく、きちんと結納をしてほしい≫では、同意率は41.9%となりました。
また、≪子や孫の結婚式・披露宴に参加するのを楽しみにしている≫では、同意率は76.9%でした。結婚式・披露宴は、親たちにとってもお金のかかるイベントではありますが、それでも楽しみにしている人が多いようです。

最近では、“共有婚”と呼ばれる披露宴のスタイルがあります。これは、披露宴の準備段階から友人が関与することで、友人とも幸せを“共有”するというものです。この共有婚について、≪“共有婚”は良い形だと思う≫の同意率は60.4%と、6割に達しました。友人と幸せをシェアしながら晴れの舞台を作り上げていくことに、良さを感じる大人は多いようです。

また、定番のスタイルとなりつつあるジミ婚やゼロ婚(注)について、≪ジミ婚やゼロ婚はしてほしくない≫の同意率は3人に1人の割合(34.8%)となり、“人生の晴れの舞台くらいお金や時間をしっかりかけてほしい”と考える人は決して少なくないことが明らかになりました。
男女別にみると、同意率は男性39.9%、女性29.9%となり、男性のほうが10.0ポイント上回る結果となりました。
(注)ジミ婚……結婚式・披露宴を控えめにするなど、お金や時間をかけないこと。
ゼロ婚……入籍のみにとどめること。ナシ婚ともいう。

結婚式は出費がかさみやすいイベントですが、イマドキの大人は、子や孫の結婚式に資金援助をしようと思っているのでしょうか。また、援助するのならば、どの程度の金額を想定しているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、子・孫の結婚式への資金援助意向について聞いたところ、援助する・したとの回答が48.0%で、約半数が、子・孫の人生の一大イベントのためならお金を出すと考えていることが明らかになりました。
続いて、援助する・した人480名の、資金援助の予算をみると、最も回答の多かった金額帯は「100万円~200万円未満」34.0%で、平均額は116.4万円でした。決して小さな金額ではありませんが、これも、かわいい子・孫のために一肌脱ごうという思いの表れと言えるのではないでしょうか。

結婚式・披露宴は、最も非日常的なイベントのひとつだと考えられますが、その非日常感を一層楽しむために、腕利きの盛り上げ役がほしいところです。
そこで、全回答者(1,000名)に、司会や出し物などで参加して、場を盛り上げてほしい芸能人を聞いたところ、1位はダントツで「明石家さんまさん」(90人)、2位には「タモリさん」(19人)、3位には「徳光和夫さん」(14人)と、司会のベテランと呼べる名前がトップ3に並びました。次いで4位には「コロッケさん」(10人)、5位に同数で「ビートたけしさん」・「笑福亭鶴瓶さん」(ともに9人)と、出し物をしてくれると盛り上がりそうな、笑いのベテランが挙がりました。


◆今年9月は6年ぶりのシルバーウィーク! 人気のハレ消費レジャーは?
シニア男性はパートナーと温泉旅行、女性は友人とグルメ巡りの大人女子旅!
◆おひとりさまのシルバーウィークレジャーは「ぶらり旅」が人気

今年9月の4週目は、21日の月曜日から祝日が3日続き、6年ぶりの“シルバーウィーク”になります。そこで、全回答者(1,000名)に、今年のシルバーウィークのハレ消費として、誰とどのようなレジャーを楽しみたいか聞きました。
まず、≪パートナー(配偶者、恋人)と楽しみたいレジャー≫では、1位は「温泉旅行」27.7%、2位は「グルメツアー(普段は行けないような遠方のレストランなど)」12.4%、3位は「古都・寺社・仏閣巡り」10.9%となりました。
性年代別にみると、シニア男性は「温泉旅行」の割合が他の性年代より高くなっています(60代男性36.0%、70代男性43.2%)。シニア男性は、シルバーウィークにパートナーと温泉旅行をしたいと考える人が多いようです。

次に、≪家族皆と楽しみたいレジャー≫では、1位、2位は同じく「温泉旅行」23.7%、「グルメツアー」11.0%となり、3位は「旬の味覚狩り(ぶどう狩り、まつたけ狩りなど)」9.3%が入りました。家族とのレジャーでは味覚狩りも人気のようです。

続いて、≪友人と楽しみたいレジャー≫では、1位「温泉旅行」14.8%、2位「グルメツアー」12.6%、3位「古都・寺社・仏閣巡り」6.8%となりました。
男女別にみると、女性は「グルメツアー」が18.8%で、女性の回答のうち最も高い割合となりました。シルバーウィークの大人女子会では、グルメ巡りにお金をかけたいと考える人が多いようです。

最後に、≪ひとりで楽しみたいレジャー≫について聞くと、「目的を定めない“ぶらり旅”」が13.2%で1位となりました。おひとりさまでシルバーウィークを楽しむなら、ノープランで気の向くままに旅をするのも良い、と思われているようです。以下、「古都・寺社・仏閣巡り」が10.2%、「温泉旅行」が9.4%で続きました。


■ ハレ消費を楽しむために ■

◆「ハレ消費のために普段は節約」4割半
◆ハレ消費に備えて行なっている小遣い作り TOP3は「ポイント活用」、「日本株式投資」、「円預金」
50代女性は「ポイント活用」、70代男性は「日本株式投資」で小遣い作り

非日常的なイベントなどでぜいたくをするには、その分のお金を捻出しなくてはなりません。では、大人たちは日頃、どのようなやりくりの工夫をしているのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、ハレ消費のために、普段は節約しているか聞いたところ、節約している人の割合は44.2%となりました。
男女別にみると、節約している人の割合は女性のほうが高く、男性38.8%に対し女性49.6%となり、女性のほぼ半数が、非日常での消費を楽しむため、普段は節約を心がけていることがわかりました。

では、具体的に、ハレ消費をするためにはどのような取り組みをするのが良いのでしょうか。また、どのような取り組みを実際にしているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、≪ハレ消費に備えた小遣い作りに向いていると思うこと≫を聞いたところ、最多回答は「ポイントやマイレージを貯める・利用すること」16.1%でした。以下、「日本株式に投資すること」14.5%、「円で銀行預金すること」12.7%と、資産の運用に関する回答が続きました。

続いて、≪ハレ消費に備えた小遣い作りとして実際に行なっていること≫を聞いたところ、上位3項目は、「ポイントやマイレージを貯める・利用すること」17.2%、「日本株式に投資すること」13.1%、「円で銀行預金をすること」11.6%で、向いていると思うことと同じ項目が並ぶ結果になりました。
性年代別にみると、40代・50代女性は「ポイントやマイレージを貯める・利用すること」が他の性年代に比べて高くなりました(40代女性25.6%、50代女性30.4%)。他方、70代男性は「日本株式に投資すること」が20.8%、「投資信託に投資すること」が16.8%となり、他の性年代に比べて積極的に投資に取り組んでいる様子が窺えました。


■ ハレ消費に関する意識を探る ■

◆なぜイベントやお祝いごとで財布の紐を緩めるのか 40代は「ストレス発散」、70代は「相手を喜ばせたい」
◆「若者はもっと積極的にハレ消費を楽しむべき」 4割半が同意
◆ハレ消費にアンチエイジング効果? ハレ消費を楽しむ女性は「同世代より若い!」と実感
◆「ハレ消費は、人生にハリを与える消費だ」 ハレ消費をする人の約8割が共感

そもそもなぜ、イベントやお祝いごとの際、お財布の紐を緩めてしまうのか、その理由について、ハレ消費をすることがある人689名に聞きました。
最多回答は「お祝いごとでは、相手に愛情を伝えたり、喜ばせたりしたいから」51.5%で、「めでたいことだから」47.5%が続きました。誰か・何かを祝いたい、ポジティブな感情を伝えたい、という想いが、人をハレ消費へと導く原動力になっているようです。
年代別にみると、年代が上がるにつれ「お祝いごとでは、相手に愛情を伝えたり、喜ばせたりしたいから」の割合が高くなり、70代では3人に2人の割合(66.7%)となりました。他方、「日頃のストレスを発散できるから」との回答は若い年代ほど割合が高く、40代では5人に1人の割合(20.2%)となりました。仕事などで気疲れの溜まりやすい若い年代は、イベントやお祝いごとをきっかけにプチぜいたくをして、自分を癒してあげたいといった思いがあり、年を重ねてそうしたストレスから解放される年代になると、自分のためではなく誰かのためにお金を使いたいという気持ちが強くなってくるのかもしれません。

全回答者(1,000名)に、ハレ消費に関する意見を提示して、どの程度同意するか聞いたところ、≪若者はもっと積極的にハレ消費を楽しむべきだ≫の同意率は46.2%となりました。若者にハレ消費を勧めたいと考える人は少なくないようです。
≪ハレ消費は、単なるお金の浪費だ≫では、不同意率(「全くそう思わない」と「あまりそう思わない」の合計)が70.4%となり、多くの大人がハレ消費を浪費とは捉えていないことがわかりました。
男女別にみると、不同意率は男性65.2%、女性75.6%となり、女性のほうが、ハレ消費を意義のある消費だと考える人が多い傾向がみられました。

また、自分は他の同世代の人と比べて若いと感じるかどうかを、ハレ消費をすることがあるかどうかで分けて分析したところ、ハレ消費をすることがある人で“自分は若い”と感じる人は62.7%、ハレ消費をすることがない人で“自分は若い”と感じる人は46.0%と、ハレ消費をする人のほうが自身を若いと感じる人の割合が高くなりました。ハレ消費は若々しさを保つ秘訣のひとつになのかもしれません。
さらに男女で分けてみると、ハレ消費をすることがある女性で“自分は若い”と感じる人は6割半(64.5%)となり、ハレ消費をすることがない女性(49.2%)や、ハレ消費をすることがある男性(60.7%)よりも高い割合となりました。ハレ消費を楽しむ女性には、自身が若さを維持していることを実感できている人が多いようです。

また、ハレ消費をすることがある人で“自分の人生は充実している”と思う人は61.3%、ハレ消費をすることがない人では44.7%となり、差は16.6ポイントでした。
さらに、ハレ消費をすることがある人で“ハレ消費は、人生にハリを与える消費だ”と思う人は77.3%となり、ハレ消費をすることがない人の32.8%と比べると、44.5ポイントの大差がつきました。
普段はお金のやりくりや資産形成に努め、ここぞという時にはしっかりとお金を使う、そうしたメリハリのある消費スタイルが、豊かな人生を送っているという実感につながるのではないでしょうか。

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