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福井県河野地区の生産者や愛好家のみが知る “黄金の梅”を使用した“金色に輝く”涼味ゼリーを開発・販売開始

~ 濃厚な甘みと桃に似た甘く豊潤な香り 『金の梅の美』シリーズ最新作 ~

2015.07.21 10:30

福井県越前市の新珠製菓株式会社(所在地:福井県越前市、代表取締役:杉本 正一)は、2012年以来、地元河野梅生産組合と事業連携しながら“黄金の梅”を使用した商品開発を進めています。開発開始から4年を経て、このたびその完熟梅の価値を最も生かせる梅ゼリーが完成。『金の梅の美』シリーズ最新作の涼味ゼリーとして販売を開始いたしました。この梅の最大の特徴である“金色に輝く”ゼリーに仕上がっています。


涼味ゼリー『金の梅の美』

当社では、“黄金の梅”を使用した加工品を『金の梅の美』としてシリーズ化しており、梅ジャム、甘露煮、クリーム大福餅と商品化、発売してきました。最新作の涼味ゼリーは、完熟した“黄金の梅”を1個まるごと使用しており、香り、色合い、その美味しさを充分に堪能していただけます。


■生産者や一部愛好家のみに食されていた“黄金の梅”とは
“黄金の梅”とは、福井県河野地区で丹精込めて生産され、成熟期には淡黄緑色になる「新平太夫」という品種のうち、熟度、サイズなどの基準をクリアしたものです。樹上完熟させた後に自然落下したものをネット収穫するという手間をかけて生産されています。

濃厚な甘みと桃に似た甘く豊潤な香りが特徴で、木になったまま完熟するまで待って出荷するため、甘味が増し、色合い・香りが、他品種「紅映」と比較し倍増すると言われています。

生産者が「自宅の梅干しでは新平太夫しか使わない」と言うほどに味は優れていますが、既存品種「紅映」と比べて、収穫時期が遅く一般的な青梅の出荷シーズンを外れてしまいます。さらに完熟後に収穫するため日持ちしません。そのため、これまで一般的な流通に乗らず、生産者および一部の愛好家にしか消費されていませんでした。

今回「ゼリー化」することで、その美味しさを広く知ってもらうことができるようになりました。


■“黄金の梅”のブランド化に向けて
2011年7月に福井県丹南農林総合事務所主催の「マッチング商談会」が行われ、「新平太夫」の魅力を引き出すため、“黄金の梅”としてのブランド化や商品開発がスタートしました。生産地での商標登録も行われ、生梅を含めた販売促進活動が進められています。この動きは嶺南地方にも広がっており、今後福井県を代表するブランド梅となっていく可能性を秘めています。

<“ゼリー”としての商品化により見込まれる効果>
ゼリーは、ジャムなどの加工品より多くの果実が必要となります。本商品が広く知られ、多くの方に消費されれば、“黄金の梅”の認知度向上だけでなく、生産量や価格の安定化にも寄与することが期待されます。

<進む品質向上>
加工の状況を産地にフィードバックすることにより、年々“黄金の梅”の品質向上が図られています。2014年には、生産者すべてに、熟度を図るカラーチャート表が配布されました。生産量や価格の安定化をはかることで、さらなる品質向上に繋げていきます。

<“黄金の梅”の未来>
2015年度は残念ながら、近年にない厳しい収穫量となりましたが、集荷量の少ない中でも粒を選りすぐり、当社を含め、青果会社、製菓原料卸会社を通じて、様々な形で“黄金の梅”を提供していきます。
このような加工品を県内外にPRしていくことにより、福井県の梅産地としての知名度向上や、“黄金の梅”のブラント梅としての地位確立を目指します。
今後の北陸新幹線福井延伸を控え、福井梅、河野梅、“黄金の梅”、及び関連商品が全国の地域で愛されるように、全国に発信してまいります。


■当社における今後の展望
当社では、涼味ゼリー『金の梅の美』について、当社国高店、小松店、県内外高速道路SA/PAでの販売を進め、シーズン1万個の販売を目標としています。
さらに、“黄金の梅”を使った羽二重餅など、今後も地元福井県の素材を使ったスイーツを開発し、地域の生産者、消費者とのつながりを深め、地元への貢献活動を進めていきます。


■商品概要
商品名 : 涼味ゼリー 金の梅の美
発売日 : 2015年7月20日
販売価格: 300円/個(税別)
販売場所: 新珠製菓小松店・国高店、福井県下高速道路SA・PAなど
      (順次拡大予定)


■会社概要
商号 : 新珠製菓株式会社
代表者: 代表取締役 杉本 正一
所在地: 福井県越前市小松1丁目5-1
URL  : http://www.aratama.jp/

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