『びわ湖 Free Wi-Fi』における ワイヤレス型公衆無線LANの実証トライアルについて
~琵琶湖汽船航路でのフリーWi-Fi 整備~
琵琶湖汽船株式会社(滋賀県大津市 代表取締役社長 川戸 良幸)とエヌ・ティ・ティ・メディアサプライ株式会社(大阪市北区 代表取締役社長 染川 和彦)、ビッグローブ株式会社(東京都品川区 代表取締役執行役員会長兼社長 中川 勝博、以下「BIGLOBE」)は、滋賀県を訪れる国内外の観光客の利便性向上を目的に、新たにワイヤレス型の公衆無線LANの実証トライアルを実施します。
本トライアルは、公衆無線LANサービス「びわ湖 Free Wi-Fi(※1)」の整備促進を推進する、滋賀県無料Wi-Fi整備促進協議会(※2)の取り組みに資する施策であり、これまで観光地の中でも、特性上、困難であった船上でのWi-Fiサービスの提供を目的に、新たにワイヤレス型の屋外Wi-Fi設備を整備し、その有用性について検証を実施するものです。なお、このたびの実証トライアルに於いては、BIGLOBEがSIMを提供し、モバイルアクセスポイントの利用割合、および発生データ量を検証します。
※1:「びわ湖 Free Wi-Fi」とは、共通SSID「Biwako_Free_Wi-Fi」を通じてWi-Fiインターネット接続が無料となる滋賀県内で利用可能な公衆無線LANサービスです。
※2:滋賀県無料Wi-Fi整備促進協議会とは、公共施設などでのインターネット利用を容易にする公衆無線LANの県内での整備を加速させるために滋賀県および県内民間企業等が発足させた協議会です。(発足日:平成27年7月15日(水)、会長:三日月 大造 滋賀県知事)
1. 実施概要
現在、琵琶湖上を周遊する観光遊覧船にワイヤレス型のWi-Fi設備を設置し、船上における観光客の利便性向上を目的として、実用化に向けた検証を行います。
(1) 実施期間
平成27年8月8日(土)~9月30日(水)
(2) 実施場所
琵琶湖汽船株式会社が運航する船舶内(7隻※3)
(3) トライアル内容
ワイヤレス型の屋外Wi-Fi設備による無料インターネット接続(※4)の提供および効果測定
※3:ミシガン・ビアンカ・megumi・リオグランデ・べんてん・インターラーケン・ランシング(平成27年7月現在)
※4:利用可能範囲は周囲の環境等により異なりますが、アクセスポイントの周囲約30mです。同時接続できる端末数には制限があります。
2. 今後の展開
本トライアル期間終了後は、得られた知見を活用してワイヤレス型屋外Wi-Fi設置環境の評価を行い、実用化に向けた検討を行うことで、将来的には「びわ湖 Free Wi-Fi」を活用した地域活性化ならびに新たなICT利活用モデルの創出をめざします。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)