国際福祉機器展で新しい歩行訓練機「歩行王(あるきんぐ)」を発...

国際福祉機器展で新しい歩行訓練機「歩行王(あるきんぐ)」を発表

報道関係者各位
プレスリリース                      2007年9月10日
                             株式会社 相愛

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   複合的かつ効率的な歩行訓練が可能な新しい『歩行訓練機』を発表
      ~全方向移動型歩行訓練機”歩行王(あるきんぐ)”~
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株式会社 相愛(本社:高知県高知市、代表:永野 敬典、URL:
http://www.soai-net.co.jp )は新しいリハビリ機器の提案として全方向移動型
歩行訓練機『歩行王』(※特許出願中)を第34回国際福祉機器展で発表いたします。

■第34回国際福祉機器展H.C.R.2007 概要
会場   : 東京ビッグサイト東展示ホール
展示ブース: 5-14-084
期間   : 2007年10月3日~10月5日
URL    : http://www.hcr.or.jp/exhibition/2007kaisaiyoukou_j.html


【背景】
近年、日本では急速に少子高齢化が進んでおり、2050年には2.5人に1人は
高齢者になると厚生労働省では推計されています。一般的に脳や脊椎の損傷
などによって高齢者が歩行障害を生じ、その回復がなされない場合、次第に
生活範囲が狭まり、加速度的に精神的・肉体的老化が進行し、ついには
寝たきりになるのが通常です。以上のことから社会の高齢化とともに歩行機能
のリハビリテーションが重要になっています。

医療の現場では最も重要な初期、中期の立位・歩行リハビリテーションでは、
主に平行棒、杖、あるいは簡易な歩行器のような装置を用いつつ、理学療法士
など介護者の多大な身体的負担により実施されているのが現状です。
一方、歩行は一般的に2足直立前方向歩行と単純にモデル化されることが多い
ですが、本来人間の歩行は単純な前方向だけではなく、横歩き、後歩き、
方向転換などいくつかの基本動作の組み合わせからなる複雑な動作群として
考える必要があります。

当社では、安全性を確保した全く新しい歩行訓練機を提供することにより
高齢者や歩行障害者の自立生活を支援することを目的として高知工科大学、
高知大学医学部(両大学とも松下電工『ジョーバ』の共同開発者)と共同開発を
行ってきました。

【特徴】
◆複合的な歩行訓練が可能
 本機では、全方向への移動訓練が可能で、移動距離・移動速度を調節する
 ことができます。

◆安全・安心な歩行訓練が可能
 転倒現象には二つの典型的なケースがあります。人間が歩行器の走行速度に
 ついていけなくなり前傾して倒れるケースと自分の体重を支えきれずに、
 膝から急に崩れ落ちるケースがあります。
 本機では電子制御により利用者の身体状態に合わせた走行速度の調節が
 可能で、従来の歩行器のようないわゆる「おきざり転倒」を防ぎます。
 また、安心シートを装着することにより、急な膝落ちの転倒を防ぎます。

◆介護者の負担軽減・業務の効率化
 理学療法士や介護者は訓練中、見守る程度で良いので、肉体的・精神的負担を
 軽減できます。また、集団訓練も可能ですので業務の効率化が図れますので、
 本来必要な細やかなメンタルケアの時間をとることができます。

【期待できる効果】
◆歩行能力の向上
 複合的な訓練ができますので、下肢筋力の強化及び動的バランスの向上が
 期待できます。

◆早期リハビリ
 上体周囲のサポート機能と利用者の身体状況にあわせた訓練プログラムを
 設定できますので、初期~中期の立位・歩行リハビリテーションで使って
 頂くことにより早期回復が期待できます。


■会社概要
名称  : 株式会社 相愛
本社住所: 高知県高知市重倉266-2
設立  : 1956年12月
資本金 : 2,100万円
従業員数: 67名
代表者 : 永野 敬典
URL   : http://www.soai-net.co.jp


【本件に関するお問い合わせ先】
担当者: 岸・田村
TEL  : 088-846-6700
FAX  : 088-846-6712
E-mail: t.kishi@soai-net.co.jp

カテゴリ:
サービス
タグ:
医療
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