日本語検定委員会が表彰制度を新設
報道関係者各位 2007年9月7日
プレスリリース 東京書籍株式会社
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日本語検定委員会が表彰制度を新設
最高得点者に贈る「日本語検定委員会賞」
最年長と最年少の合格者に贈る「時事通信社特別賞」
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第1日本語検定は、おかげさまで2万人以上の皆様に申し込んでいただきました。
この度、日本語検定委員会では、「日本語検定委員会賞」と
「時事通信社特別賞」を新設して、成績優秀者を表彰することにしました。
「日本語検定委員会賞」は、各級の成績優秀者(正答率の高い者)を、年齢制限
を設けず表彰しますが、今回の対象者は38名です。「時事通信社特別賞」は、
年齢を基準に、級ごとに最年長者と最年少者を表彰しますが、今回の対象者は
14名です。
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「日本語検定委員会賞」受賞の感想をまとめました
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■埼玉県さいたま市在住の高校生で2級に合格したKさん
「もともと日本語に興味がありました。日頃から新聞をよく読んだり、分から
ない言葉は辞書を引くようにしています。辞書を引くことも大変楽しいのです
が、時には、語源を調べたりしています。また、他の人の話もよく聴くように
心がけています。」
■東京都文京区の小学生で5級に合格したNさん
「日本語検定に出てくる問題は、日常生活で重要だと思いました。日頃から気
をつけていることは、話し言葉です。そして、文章を書くときに正しく書くよ
うにしています。」
■茨城県守谷市の通信制の高校に在籍する30代の女性で6級に合格したNさん
「日本人なので英語よりまずは母国語の日本語を正しく使いたいと思い受検し
ました。普段から若者言葉やくだけた言葉、「ら」抜き言葉などを使わないよ
うにしています。合格できて嬉しいです。」
■東京都板橋区に在住の主婦で6級に合格したNさん
「最近日本語が乱れてきているので、自分の力を試してみようと思いました。
受検勉強は、日本語検定問題集を繰り返して学習しました。また、日頃から、
マスコミで使われている言葉の間違えや疑問は、辞典で調べるように心がけて
います。」
■東京都世田谷区に在住の40歳後半の主婦で2級に合格したSさん
「もともと外国語は苦手で日本語そのものに関心があり、敬語などを正しく使
いたいと思っていたところ、ホームページで日本語検定を知って、自分のレベ
ルを知りたいと思い受検しました。日頃から、日本語に関するものは大好きで、
いつも目を通しています。敬語の使い方などは思い込みで使うことのないよう
に考えたりしています。合格できて嬉しいです。」
■神奈川県相模原市に在住の30歳で2級に合格したNさん
「書店の店頭で日本語検定を知りました。日本語に関することは得意なので力
試しに受検しましたが、おもしろかったですね。第2回は1級を目指します。日
常で気をつけているのは、新聞をよく読み活字に親しむようにしています。話
すときは敬語に注意して話すようにしています。」
■兵庫県神戸市に在住の50歳後半で3級に合格したTさん
「日本語にもともと興味がありました。漢字だけの漢字検定にはどうしても興
味が持てませんでした。日本語検定が第1回ということもあり、興味を持った
ところ、評議員の先生方も素晴らしい方々ばかりなので受検しました。今回、
合格できて大変嬉しいです。さらに日本語が楽しくなりました。」
※上記の方々の取材はすべて実名で可能です。
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「時事通信社特別賞」受賞の感想をまとめました
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■東京都足立区に在住の83歳の男性で2級に最年長で合格したNさん
「雑誌の広告でこの検定を知りました。英語検定は知っていたが、日本語を検
定にするというのはどういうものかと思い受けてみました。近頃のテレビを見
ていても気になる言葉遣いは多いから、良い試みだと思う。試験自体は、昔か
ら使っている日本語を大事にしていれば、合格できるんじゃないかと思ったね。」
■熊本県熊本市に在住の高校生で2級に最年少で合格したKさん
「小さいころから本を読むのが好きでした。今回受検したのは、自分が日本語
をどのくらい使えるのか、理解しているのかを知ってみたかったからです。力
試しのつもりでした。日本語の上達には、やはり読書が一番だと思います。あ
と、自分で文章を書いたりしています。」
■大分県別府市に在住の74歳で3級に最年長で合格したMさん
「敬語をもっと使えるようになりたいと思っていたので、この検定に興味をも
ちました。試験勉強は問題集だけでなくて、日本語に関する本や国語の教科書
を読みました。毎日、本も読むし、休日には新聞も読んでいます。合格できて
とても嬉しいです。」
■東京都板橋区に在住の中学生で3級に最年少で合格したTさん
「日本語に興味があったから受けてみました。日頃から本を読むのが大好きで
す。わからない単語はお母さんに聞いたりしています。」
■奈良県在住の小学2年生で6級に最年少で合格したKさん
お母さんが息子さんに、日本語検定のチラシを見せて、こんなのがあるよ、と
話したら本人が受けたいと言ったので受けたそうです。いつも本をよく読んで
おり、年齢に関係なく、興味を持った本は大人向けのものであっても、与えて
いるそうです。
検定に際しては、お母さんと問題集を買って勉強をしたそうです。
※上記の方々の取材はすべて実名で可能です。
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1回目の合格者は6,550人、合格率は33%となりました。
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2級 合格率 30% 合格者 1,870人
3級 合格率 35% 合格者 2,860人
4級 合格率 38% 合格者 490人
5級 合格率 47% 合格者 860人
6級 合格率 65% 合格者 470人
※2級合格が1級の受検資格となりますので、1回目は1級を実施していません。
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第2回は10月26日、27日に実施、4万人以上の受検者を見込んでいます。
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10月27日には全国80都市100会場以上の一般会場で実施します。
その他に学校、企業単位で参加・受検する準会場は、2回目は300会場以上にな
ると予測されます。全体では4万人以上の受検者の申込みを見込んでいます。
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日本語検定の概要について
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出題範囲は、日本語を的確に理解し、表現するために必要となる敬語、文法、
語彙、表記、言葉の意味、漢字など幅広い領域に及びます。
また、小学校4~5年程度から社会人上級まで6段階に級を設定。受検者の年代、
社会的な立場や役割を想定して、それぞれにふさわしい日本語能力をそなえて
いるかどうかを測定します。受検者全員には「個人カルテ」をお届けします。
これには合否結果だけでなく、得点率、解答の正誤などのほか、領域別得点率
が記されていて、受検者の得意、不得意な領域が確認でき、不得意な領域の克
服方法が分かるように工夫されています。
受検級の目安と受検料
1級 社会人上級(第2回検定より) 6,000円
2級 社会人中級・大学卒業程度 5,000円
3級 社会人初級・高校卒業程度 3,500円
4級 中学校卒業程度 2,000円
5級 小学校卒業程度 1,500円
6級 小学校4~5年程度 1,500円
※受検料は税込。なお、1級は第2回からの開始となります。
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お問い合わせ先
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東京都北区堀船2-17-1
東京書籍内 日本語検定委員会
担当 : 萩原 民也
電話 : 03-5390-7453
Fax : 03-5390-7454
E-mail: t.hagiwara@tokyo-shoseki.co.jp
日本語検定委員会ホームページ
URL: http://www.nihongokentei.jp
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