日本初!OpenADR2.0bのモジュール『CODE-ADRe』を9月7日発売  デマンドレスポンス参入、独自システム開発を検討の企業をターゲット

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    2015年9月7日 15:00
    システム開発を業務とする株式会社AMG Solution(本社:東京都港区、代表取締役:青柳 雄飛)は、2015年8月27日にOpenADR2.0bの認証を取得しました。それに伴い、2015年9月7日より、日本初となるDRシステム用のOpenADR2.0bのモジュール『CODE-ADRe』を販売します。 昨年から新電力向けのシステム開発に注力していましたが、今回その一環としてOpenADR2.0bの認証を取得しました。 国内ではOpenADR2.0bの認証を取得している企業は少ないのが現状ですが、これからデマンドレスポンス事業に参入したいと検討している企業や、既にDR事業は開始しているが独自のシステムを開発したいと考えている企業向けに、当社で取得した認証モジュール『CODE-ADRe』を販売致します。 ■デマンドレスポンス(Demand Response)とは 電力の供給が需要に対して逼迫した際に行う対策のひとつです。 これまでは、電力の需要が多くなった場合、それに合わせて発電所を建設し、供給量を増やしていました。デマンドレスポンスは、それとは違い節電をすることで供給量の範囲内まで需要を減らすという方法になります。 下記の仕組みを総称して、デマンドレスポンスと呼ばれ、自動化したものが、Automated DR(ADR)と呼ばれています。 <ネガワット取引> 電力会社は、消費量(需要)に見合った発電量(供給)を維持する。消費量を減らすことで供給を減らすことができるため、ネガワットを電力会社が購入する。 <アグリゲータ> ネガワットを集める事業者。 比較的大規模な電力のユーザーを予め多数取りまとめて事前に契約し、電力会社が必要となったタイミングで、それらのユーザーの中から最適な組み合わせを選んで、必要なネガワットを発生させる事業を行う。 <アグリゲータとユーザーの契約> アグリゲータは、ネガワットの売却益を、協力してくれたユーザーに配賦し、一部を自身の利益にする。 ■OpenADRとは ADRのためのメッセージ交換プロトコルです。 OpenADR1.0は、ADRのみならず電力分野における商取引全体の電子化を目指した広大な体系になっています。一方で、実装面からみて必ずしも十分な規格ではなかったため、実用に耐え得るADR標準規格であるOpenADR2.0が策定されました。2.0bは2.0aを包含する、より高機能な仕様となっています。 ■OpenADR2.0の通信モデル メッセージの送り手であるVTN(Virtual Top Node)と受け手であるVEN(Virtual End Node)で構成されます。電力会社がVTN、需要家がVENに相当します。 アグリゲータは、電力会社に対するVENと需要家に対するVTNを兼ねるアクターですが、日本ではアグリゲータがVTNを行うことは、現状ほとんどないようです。 【『CODE-ADRe』製品概要】 『CODE-ADRe』eはOpenADRの認証を受けたJavaモジュールになります。 認証適合内容は、OpenADR2.0b / VEN / SimpleHttp / Pull方式です。 電力会社側のVTNに、問い合わせしたい内容を含めたXMLを送信します。 送信されるXMLの体型は、1つの大きな定義をXSLで定義しています。 提供方式は、jarになりますので既存のシステムへの影響なくモジュールを組み込むことができます。 『CODE-ADRe』を搭載したDRシステムの提供も可能ですので、ご相談ください。 実際の販売価格につきましては、下記URLよりお問合せください。 https://amg-solution.jp/contact
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