SAS、JMP 最新バージョン「JMP 7」日本語版の出荷を開始 ~ グラフや統計解析機能の拡張、SASとの連携を強化 ~
報道関係者各位
プレスリリース 2007年11月20日
SAS Institute Japan株式会社
----------------------------------------------------------------------
SAS、JMP 最新バージョン「JMP 7」日本語版の出荷を開始
~ グラフや統計解析機能の拡張、SASとの連携を強化 ~
----------------------------------------------------------------------
SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都中央区勝どき、代表取締役社長
:吉田 仁志、以下 SAS)は本日、探索型データ分析ソフトウェア
「JMP(ジャンプ)」の最新バージョン「JMP 7」の日本語版の出荷を開始した
ことを発表しました。
JMP 7では、ダイナミックなグラフ種の追加、データ制限の拡張、そしてSAS
との透過的な統合など、数多くの機能拡張がなされています。
1989年の発売以来、エンジニアや専門家の間で使用されてきたJMPは、今回の
最新バージョンでビジネスユーザーにも本格的に門戸を広げました。データ
に隠された傾向をアニメーショングラフやインタラクティブなプロットで
表現することで、ビジネスの将来を予測することができます。
JMP 7では、SASメタデータサーバへのアクセス、SASプログラムおよびSAS
ストアドプロセスの実行や結果表示が可能になり、SASとの連携が強力かつ
柔軟なものになりました。JMP 7は、
SAS Enterprise Intelligence Platformのデスクトップクライアント
としても機能します。SASプログラミングに不慣れなユーザーも、SASデータ
に透過的にアクセスし探索することが可能です。熟達したSASプログラマも、
JMPのグラフィックやレポート出力を通してインタラクティブに分析結果を
表現し、より的確な意思決定への洞察を得ることができます。
また、JMP 7では、グラフィカルなデータクエリが可能になり、スクリプト
エディタの機能が拡張されています。さらにバブルプロット、三次元散布図
などの新グラフ機能では、JMPの初心者にもエキスパートにも同じように、
データを探索し、複数の変数を動的に表すことを可能にします。
JMPで実行した一連の分析手順は、データと合わせて保存し、編集や再実行が
可能です。今回新しく追加されたプロジェクト機能は、データテーブル、
ジャーナル、スクリプト、他アプリケーションのファイル、さらに電子メール
までを関連付けて保存・共有できます。保存されたプロジェクトをオープン
することにより作業環境が再現され、継続することができます。
(Windowsのみ)
「JMP 7は、あなたのデータをとても身近なものにします。JMP上のデータや
グラフは常にアクティブであり、操作の結果はすぐに画面に反映されます」
と、SASの共同設立者、上級副社長でありJMPの筆頭開発者のジョン・ソール
は語っています。
JMP 7で扱うことのできるデータのサイズは、これまでよりも大幅に拡張され
ました
※Macintosh、Linux、そしてWindowsの各プラットフォームで稼動し、
Windows Vistaにも対応しています。64ビット版のWindowsとLinuxについて
は、2008年第一四半期をめどに対応予定です。
※マシンのスペックに依存
JMP 7は、一般ユーザーとアカデミックユーザー向けのパッケージ販売のほか
に年間ライセンス契約が可能です。
なお、JMP 7日本語版発売を記念して、2007年12月14日まで割引価格で
パッケージを購入可能なキャンペーンを実施中です。
<JMP 7 定価>
・一般ユーザー
税込 176,400円(本体価格 168,000円)
2007年12月14日までの特別価格:税込 153,300円
・アカデミックユーザー
税込 81,900円(本体価格 78,000円)
2007年12月14日までの特別価格:税込 63,000円
※旧バージョンからのアップグレード版の販売もあります
<JMP 7 動作環境>
Windows
OS : Windows 2000(Service Pack 4)、Windows XP、
Windows Vista
CPU : Pentium IIまたは同等以上のプロセッサ
RAM : 最低128MB、512MB以上を推奨
ドライブ領域: 最低130MBの空き領域
Macintosh
OS : Mac OS X 10.4.8 以上
RAM : 最低128 MB
ドライブ領域: 最低110MBの空き領域
Linux
OS : Red Hat 9.0
Fedora Core 1、2または3
Fedora Core 4、5または6でlibstdc++互換ライブラリが
インストール済みのもの
Suse 9.0、9.1、9.2、9.3、10.0、10.1または10.2
Red Hat Advanced Server 3.0以上
カーネル : Linux 2.4.20以上、または 2.6.x
CPU : Pentium IIまたは同等のプロセッサ
RAM : 最低128MB、256MB以上を推奨
ドライブ領域: 最低110MBの空き領域
<JMPについて>
JMPは、対話的にマウスでメニューから項目を選び、出力される統計量と共に
表示されるグラフとテーブルから、視覚的にデータのパターンを発見したり、
外れ値を識別したり、モデルをあてはめたりできます。ユーザーが指定する
変数の尺度や役割に基づいて自動的に適切な分析手法が選択、実行されます。
このように対話的に試行錯誤し、データから結論を導き出すように設計され
ていることから「探索型データ分析ソフトウェア」と呼ばれています。
JMPは、1989年に米国で販売が開始されて以来、主に企業の製品企画開発部門
や品質管理部門、データ分析担当者および医師の個人利用、大学および公共
の教育機関などにおいて統計学のリファレンス的ソフトウェアとして利用
されてきました。
日本では1990年に販売が開始されて以来、主に製造業の品質管理や大学、
教育機関向けユーザーに支持され、毎年2桁の伸びでユーザー数を増やして
きました。2001年以降、JMPの日本語版を市場に投入し、より多くの日本の
ユーザーに提供できるよう努めています。
JMPはSASのビジネスユニットです。SASはビジネス・インテリジェンス(BI)
ソフトウェア、分析系ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニー
です。SASのソフトウェアは全世界の 43,000サイトで採用されており、
データから企業のパフォーマンスを向上させるインテリジェンスを創出し、
より迅速で正確な意思決定、顧客やサプライヤーとの有益な関係構築、
コンプライアンス(公的規制)への準拠、研究開発の促進、そして製品や
プロセスの品質向上などに利用されています。SASは、データ統合、
インテリジェンス・ストレージ、最先端のアナリティクス、
ビジネス・インテリジェンスのアプリケーションを1つの
統合エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォームで提供する
唯一のベンダーです。
JMPに関する詳細は、 http://www.jmp.com/japan/ を参照してください。
*SAS、JMPとその他の製品は米国とその他の国における
米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならび
に製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社 JMPジャパン事業部
TEL : 03-3533-3887
E-MAIL: jmpjapan@jmp.com
URL : http://www.jmp.com/japan/
取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては
プレスリリース内にございます企業・団体に直接ご連絡ください。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)