「琵琶湖疏水通船復活」秋の試行事業の概要について
春に引き続き実施!
京都市では,今年竣工125周年を迎える「琵琶湖疏水」において長らく途絶えていた船下りを復活させることを目指し,大津市や民間事業者を含めた関係団体で構成する「琵琶湖疏水船下り実行委員会」を平成26年12月に設置して,大津・蹴上間の通船事業の本格実施について検討を続けてまいりました。そして,今年春,遂に64年ぶりに「琵琶湖疏水通船復活」試行事業として船下りの実現を果たしました。
「琵琶湖疏水通船復活」は,明治期の先人たちが築き上げた貴重な産業遺産である琵琶湖疏水が,市民生活や産業・文化を支えてきたことや,その建設の意義を改めて認識いただくとともに,大津市と京都市を繋ぐ新たな観光資源を創出することにより,琵琶湖疏水沿線の大津・山科・岡崎地域の更なる活性化の源となることに寄与する事業です。
この度,春の試行事業の課題を踏まえて引き続き「琵琶湖疏水通船復活」秋の試行事業を下記のとおり実施し,乗船者モニターを募集しますので,お知らせします。
-
コース表
1 事業趣旨
秋の試行事業は,春に試行事業を実施した際に抽出した課題や乗船アンケートの結果を踏まえ,今後の通船復活事業の本格実施を見据えて,より充実した事業に結び付けるために実施するものです。
2 乗船者モニター募集内容
(1)実施期間
平成27年11月14日(土),15日(日),19日(木),20日(金),21日(土),22日(日),23日(月・祝),24日(火),26日(木),27日(金),28日(土),29日(日)(計12日間)
(2)募集期間
10月5日(月)~11日(日)(必着)
(3)対象者
・小学生以上の方(小学生は保護者同伴に限る。)
・アンケートに御協力いただける方
・募集要項の「注意事項,参加条件」を確認し,了承いただける方
(4)募集人員
各日42名(1便6名×7便)
(5)コース及び参加費
コース表をご参照下さい。
(6)申込方法
乗船者モニター募集要項及び参加申込書(別紙)は,10月2日(金)から京都市上下水道局,大津市役所のホームページに掲載し,10月5日(月)から京都市役所案内所,区役所・支所,大津市役所(観光振興課)・支所のそれぞれの窓口にて配架します。
代表者以外に1名までの申し込みが可能です。参加申込書に(1)氏名(ふりがな)・年齢・性別(2)住所(3)電話番号(氏名・年齢・性別は同伴者分も明記)(4)参加希望日(5)参加希望コースを記入のうえ,JTB西日本MICE(マイス)センターへファックスで送信又は郵送。なお,定員を超えてお申込があった場合は,抽選にて決定します。
3 事業主体
琵琶湖疏水船下り実行委員会(運航は琵琶湖汽船株式会社)
【参考】琵琶湖疏水とは
東京遷都により衰退の一途を辿り始めた京都のまちを復興させるため,水車を利用した機械工業や精米,舟運,かんがい,防火用水,さらに日本最初の営業用水力発電など様々な用途を目的とした琵琶湖疏水(第一琵琶湖疏水)が建設されました。
この壮大な事業は,北垣国道第三代京都府知事によって計画され,工部大学校(現在の 東京大学工学部)を卒業したばかりで当時21歳の田邉朔郎技師が工事を指揮しました。
輝く未来を信じた先人たちの大粒の汗とたえまない努力とともに進められた琵琶湖疏水の建設は,明治18年6月の起工式から4年8か月の困難な工事を経て,明治23年,滋賀県大津三保ヶ崎から京都市左京区川端夷川の鴨川合流点まで(11.1km)の水路として竣工しました。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)
この企業のプレスリリース
この企業のプレスリリースはありません