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【生理(月経)に関する意識調査】 “仲良し親子”でも、生理(月経)のことは話せていない!?  ~娘の生理の悩みを、母親は意外と気づいていなかった~

2015.09.29 12:00

 ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、生理のある10~15歳の娘(長女)とその母親各108名に対して「生理(月経)に関する意識調査」を実施しました。
 洋服やバッグなどファッションを共有したり、お揃いの洋服で外出するなど、友達のような関係性の“仲良し親子”が増えていると言われる昨今ですが、お互いの意識にズレがあることがわかりました。
 母親は娘と「生理や生理痛」について話していると思っている一方で、娘はそれほど話しておらず、生理痛の程度についても、母親は娘の生理痛が実際よりも「軽い」と思っているなど、母娘の回答にギャップが生じています。生理痛薬の服用については、母娘で同じ傾向がみられたことから、母親の意向が、娘の生理痛対策に大きく影響していることが見受けられました。
 生理について娘が一番頼りにするのは、同性の先輩である母親の存在。母親が正しい知識を持つことこそ、娘の身体を思いやり、がまんしなくていい状況をつくりだせるのかもしれません。


バファリンルナJ

【調査概要】
2015年5月26~31日、生理のある10-15歳の娘とその母親 各108名、郵送調査


<調査結果>
1. 仲良し親子なのに、娘は、自分の身体の事をあまり母親に「話さない」
 「娘の身体について気になること」を「よく話す」「たまに話す」と回答した母親が79%であるのに対し、娘は43%でした。また「生理や生理痛」については「よく話す」「たまに話す」と回答した母親が77%なのに対し娘は51%と、親子の意識には大きな差が見られました。

2. 母親は、娘の生理痛を実際よりも「軽い」と思っている
 「娘の生理痛の程度」については、「痛くてがまんできない・痛いががまんできる」と回答したのは、娘は72%、母親は54%でかなりの差が見られました。

3. 実は娘は、生理痛のせいで勉強やプライベートに「集中できていない」!
 「娘が生理痛で困っていること」に関し、母親は「身体が重い、動かしにくい」を1位にあげていますが、娘は「授業や勉強に集中できない」という結果に。また、「遊んだり、おしゃべりがつらい」という勉強以外のときでも、娘は悩んでいる傾向が見られました。

4. 生理に関する情報源は、圧倒的に「母親」である
 「生理について困ったとき・わからないことがあるときの情報源」は、娘が「母親(81%)」、母親が「ネットで検索(63%)」。母親が正しい知識を持つことが必要なようです。

5. 生理痛があっても、薬の使用には消極的な母親が多い

<10代のつらい生理痛を和らげるポイント>
生理痛の対処法をライオン ヘルスケアマイスター 山岸 理恵子が提案します。


1. 仲良し親子なのに、娘は、自分の身体の事をあまり母親に「話さない」
 普段、「よく話す」「たまに話す」事柄は、1位「学校のこと」、2位「友達のこと」、3位「勉強」でした。これは母と娘の認識が一致していました(図1)。
 一方、「身体について気になること」を「よく話す」「たまに話す」と回答した母親が79%であるのに対し、娘は43%、また「生理や生理痛」については「よく話す・たまに話す」と回答した母親が77%なのに対し娘は51%と、親子の意識には大きな差が見られました。自分の身体のことについて、娘は母親と意外と深く話していない可能性があります。

図1: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_2.jpg


2. 母親は、娘の生理痛を実際よりも「軽い」と思っている
 「(娘の)生理痛の有無」について、「毎回ある」「毎回ではないがある」と回答した母親は66%、娘は68%と両者に大きなズレはありませんでした(図2)。
 しかし、実際の「生理痛の程度」については、「痛くてがまんできない」「痛いががまんできる」という回答が娘は72%、母親は54%とかなりの差がありました(図3)。
 また、「少し痛い程度」という回答においても、娘本人が28%なのに母親は43%と差があり、母親は娘の痛みの程度を把握しておらず、娘ががまんしていることに気づいていない可能性があります。

図2、3: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_3.jpg


3. 実は娘は、生理痛のせいで勉強やプライベートに「集中できていない」!
 「(娘の)生理痛で困っていること」に関し、母娘の回答にはいくつかズレがありました(図4)。
 母親は1位に「身体が重い、動かしにくい」を挙げていますが、娘本人は「授業や勉強に集中できない」を挙げています。また、勉強のみならず、「遊んだり、おしゃべりがつらい」との回答も多く、勉強もプライベートにおいても娘と母親の意識には20%以上の差が見られました。娘は意外と悩んでいるのかも知れません。

図4: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_4.jpg


4. 生理に関する情報源は、やはり「母親」。母親が正しい知識を持つことが鍵に!
 普段は生理や生理痛について、母親にはあまり話さないと回答した娘ですが、「生理について困ったとき・わからないことがあるときの情報源」の1位は「母親(81%)」、以下2位「友達(35%)」、3位「ネットで検索(25%)」でした(図5)。
 一方、母親は「ネットで検索(63%)」が最も多い結果でした。母親が正しい情報を見極めることが、娘のためにも必要だと考えられます。

図5: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_5.jpg


5. 生理痛があっても、薬の使用には消極的な母親が多い
 鎮痛薬について、母親の回答は「痛みをがまんできないときだけ飲ませたい」、「薬はなるべく飲ませたくない」が上位を占めており、薬に頼ることに対して抵抗のある母親が多いことがわかりました(図6)。娘も同じ回答で、母親の意向が娘の生理痛対策に大きく影響していることが見受けられます。ただ、母親は「子どもの身体にあった薬をもっていると安心する」が3位でした。
 また、生理痛のときに実際娘が行っている方法は、「横になる」「何もしない」が上位にあり、「薬を飲む」は3位でした(図7)。娘のがまんを軽減する鍵は、母親にあると言えるかもしれません。

図6: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_6.jpg
図7: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_7.jpg


<10代のつらい生理痛を和らげるポイント>
~生理痛の対処法をライオン ヘルスケアマイスター 山岸 理恵子が提案します~
 初潮年齢の低年齢化に伴い、生理痛を訴える10代が増加しているといわれています。10代の頃は子宮が未成熟なため、子宮口が狭く固くなっています。そのため、生理の時に子宮の外へ経血をスムーズに送り出すことができず、子宮の筋肉が強く収縮して、痛みを強く感じることがあります。生理の時に子宮が収縮するのは、「プロスタグランジン」という物質の作用によるものですが、この物質が血行不良により滞留すると、さらに痛みを増す原因になります。

●生理時は、安静よりも軽いストレッチを
 生理の時は安静にしていなければいけないと考えてしまいがちですが、軽い運動は血行をよくし、気分転換にもなるので、できるだけ体を動かすようにしましょう。ストレッチなどが効果的です。ただし、運動するのがつらいくらいの痛みがあるときは無理をしないようにしましょう。
 また、お腹と腰に使い捨てカイロなどを使用する、温かい飲み物を摂取するなど、身体を温めるのもおすすめです。

●食事をきちんと摂る
 生理中は貧血になりがちです。身体に必要な栄養が足りないと血行が悪くなり、生理痛を招きやすくなります。バランスのよい食生活と無理をしないことが大切です。また、無理なダイエットはホルモンのバランスを崩し、その結果、生理が止まってしまうこともあります。10代は、身体が成長する大切な時期です。毎日3食きちんと食事を摂るようにしましょう。

●痛みが強いときは鎮痛薬で“早め”の対処を
 痛みがつらい時や、大切な試験や部活の試合などの場合は、痛み止めの薬(鎮痛薬)を服用するのもひとつの方法です。用法・用量を守れば、身体に影響したり、次回以降効かなくなるということもありませんので、添付文書をよく確認してから服用するようにしましょう。

◇生活情報メディア「Lidea」で、山岸ヘルスケアマイスターの関連情報を紹介しています。
・「生理痛」は適切な対処が大切!お母さんのアドバイスで子どもの生理痛を和らげよう。
https://lidea.today/articles/727 (ライオン Lideaで検索)


■『バファリンルナJ』(第2類医薬品)の概要
商品画像: https://www.atpress.ne.jp/releases/75511/img_75511_1.jpg

<商品特長>
(1) 小中学生にも服用が認められている、鎮痛成分「アセトアミノフェン」を配合

(2) つらい時にどこでも、かんでそのまま水なしで飲めるフルーツ味のチュアブルタイプ
 独自のコーティング技術により、苦味のあるアセトアミノフェンも、口の中では苦味を感じません。

(3) 眠くなる成分を含まない処方を採用

<効能>
(1) 月経痛(生理痛)・頭痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・歯痛・抜歯後の疼痛・神経痛・耳痛・外傷痛・咽喉痛の鎮痛
(2) 悪寒・発熱時の解熱

<用法・用量>
 なるべく空腹時をさけ、かみくだくか、口の中で溶かして服用してください。また、服用間隔は4時間以上おいてください。
 7才以上11才未満は1回1錠、11才以上15才未満は1回2錠、1日3回を限度とする。

※ この医薬品は「使用上の注意」をよく読んでお使い下さい。アレルギー体質の方は、必ず薬剤師、登録販売者にご相談下さい。


<消費者の方>お客様センター 0120-813-752

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