～輝く女性農業経営者育成事業～ 各地の女性農業者による勉強会・マルシェ等の開催　 農業女子プロジェクトの地域展開の拡大　 2015年10月6日～全国地域キャラバンスタート

「輝く女性農業経営者育成事業」実施事務局は、農林水産省の補助事業により日本の農業を成長産業として発展させるために、新たな発想で取り組む女性農業経営者の能力を最大限に引き出し、女性農業者のネットワーク促進や活躍をバックアップしています。

農業女子の意見が反映された洗濯乾燥機

そこで、「農業女子プロジェクト」(農林水産省推進)に参加する全国各地の女性農業者の地域における展開を拡大し、地域農業の活性化のために、全国主要都市(計8カ所)にて、座談会・交流会等を開催いたします。
また、座談会を通じて、地域ごとの女性農業者の課題を共有し、その解決に向けて、女性農業者同士の交流や農業をビジネスとして成功させるための勉強会、マルシェなどの実践活動を開催する予定です。


今回の国による地域に密着した実践活動への支援は初めての試みで、女性農業者の働きやすい環境づくりや、若手の女性農業者が活躍したいと思えるきっかけづくりにもつなげていくものです。

全国の農業女子プロジェクトメンバーを対象に行われたアンケート結果(約220名から回答)によれば、就農形態の1位は嫁として、2位：夫婦で共同経営、3位：単独で経営、4位：跡取り娘としてでした。
また、「女性農業者が活躍しやすい基盤を作りたい」「自らの経営を高めるための知識と経験を積みたい」「同じ立場、志の女性農業者と親交を深めたい」など農業に対する積極的な意見が多くありました。
実際の座談会・勉強会では、さらなる発展的な女性ならではの意見が交わされることと期待されます。

10月6日の九州ブロックを皮切りに、北陸、近畿、北海道、東北、関東、東海、中国四国(順不同)と巡回していく予定です。


【事業の構成】
各ブロック農業女子座談会・交流会(10月～11月)
→第1弾イベント開催(12月～)
※農業女子プロジェクトメンバー中心に内容検討
※地域女性農業者も参加し、勉強会、マルシェ等を開催

＜スケジュール(予定)＞
■九州ブロック：10月 6日　座談会＆交流会
■北陸ブロック：10月15日　座談会＆交流会(予定)
■近畿ブロック：10月16日　勉強会＆座談会(予定)
　※日程変更の可能性もあります

■北海道　■東北　■関東　■東海■中国四国　全国8ブロックで開催予定

＜農業女子プロジェクトとは＞
女性農業者が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵を様々な企業のノウハウ等と結びつけ、新たな商品やサービス・情報を社会に広く発信し、社会全体での女性農業者の存在感を高め、併せて職業としての農業を選択する若手女性の増加を図っていくための取り組みです。(※メンバーの条件：農業を職業とする女性であること)
農業女子メンバー359名と企業21社が参加(2015年9月9日現在)

＜農業女子プロジェクトの主な成果＞
農業女子×企業によるさまざまなコラボレーションが実現しています。農業女子プロジェクトだからこそできた、斬新な企画の一部。
これらの活躍を通して、女性農業者の存在感がますます高まることを期待。

★シャープ×農業女子　“プラズマクラスター洗濯乾燥機”7月14日発表
農作業での頑固な泥汚れを落とす洗濯機を目指し農業女子との半年間にわたる意見交換を行い製品化。

★ローソン×農業女子　“はちみつスイーツ発売”9月29日発売
埼玉県の農業女子が生産したはちみつを使ったスイーツ。はちみつプリン(関東甲信越3,443店舗で発売)、ヴェリーヌ3種(埼玉県及び近隣店舗計926店舗で発売)の4種類の商品。

★丸山製作所×農業女子　“女性向け軽い草刈り機「かる～の」”7月29日発表
丸山製作所の女性社員による商品開発チーム「Lプロジェクト」と農業女子メンバー11名とのコラボレーションにより誕生した草刈り機「かる～の」。3.9kgという軽量で、体への負担を感じずに自然な体勢で作業ができるのが特徴。

★タニタ×農業女子　“定食レシピを開発”
農業女子の生産物を使った定食レシピを開発し、2015年4月と9月に丸の内タニタ食堂にて一般のお客様に向けて提供。同時にマルシェやイベントも開催。

など