今年のホットワードは“爆買い”!?「第一生命サラリーマン川柳...

今年のホットワードは“爆買い”!? 「第一生命サラリーマン川柳」の応募受付を開始

~バブルからアベノミクスまで“サラ川”とともにふり返る日本経済~

第一生命保険株式会社(社長:渡邉 光一郎)では、日常に起きる何気ない出来事を五・七・五で伝える第29回「第一生命サラリーマン川柳コンクール」の募集を2015年10月19日(月)から開始するにあたり、過去28回の応募作品を振り返り、今回の応募作品の傾向予測を発表します。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

日経平均株価の推移と第一生命サラリーマン川柳
日経平均株価の推移と第一生命サラリーマン川柳

バブル景気まっただ中の1987年にスタートし、今年で29回目を迎え、累計応募数は100万句を突破。日本経済に翻弄されるサラリーマンたちの悲哀を詠む“サラ川”は、その年の世相を映す鏡として注目されてきました。
今回も全国のサラリーマン・OL・主婦など幅広い世代の方々から上司や部下への本音や、妻や夫への想いなど日常生活での一幕を詠んだ川柳を募集します。


■バブルからアベノミクスまで“サラ川”とともにふり返る日本経済
バブル景気の中で生まれ、デフレや金融危機を経験し、アベノミクスを迎えた“サラ川”。経済の変化、そしてサラリーマンたちが置かれる環境の変化に合わせて詠まれる句の傾向も変わっていきました。日本経済の歩みを“サラ川”の名句とともに振り返ります。

・日経平均株価の推移と第一生命サラリーマン川柳
https://www.atpress.ne.jp/releases/77299/img_77299_1.jpg

<バブル景気 1980年代後半>
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第4回(1990年):一戸建 手が出る土地は 熊も出る (ヤドカリ)
第4回(1990年):ブランドは 見るもの聞くもの 貰うもの (貢くんの彼女)
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株式や不動産を中心にした資産の過度な高騰が起こり、日経平均株価が40,000円に迫ったバブル景気の中、“サラ川”は産声をあげました。好景気により、消費者生活は安定、雇用も充実し生活は豊かになっていきます。“サラ川”では、こういった背景から、土地の高騰を嘆く句や、ブランド品やボディコンなど華やかな生活を表した句が多く読まれました。

<バブル崩壊 1990年~1995年>
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第6回(1992年):あの時に 売ればこの株 このマンション (過去の夢)
第4回(1990年):夢さめて 株式欄を 避けて読む (読み人知らず)
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バブルが崩壊し、日経平均株価は一時15,000円を割り、好景気から一転不景気の時代に突入、「失われた20年」と呼ばれる低成長期を迎えました。そんな時代背景を反映して、詠まれる句の多くは投資の失敗や不景気を嘆き、後悔や自虐が滲んでいます。

<デフレ経済 1990年代後半~2000年代前半>
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第14回(2000年):ドットコム どこが混むのと 聞く上司 (ネット不安)
第11回(1997年):ビッグバン 俺の財布の 割れる音? (我流転晴)
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「価格破壊」という言葉の流行から見て取れるように、物価が下落に転じ、デフレ経済に突入しました。1997年には消費税引き上げや海外経済の混乱により日本経済は苦境に立たされます。“サラ川”でも明るい話題が乏しい中、パソコンや携帯電話の普及によるIT革命への期待が伺える句も見られます。

<金融危機前後 2000年代半ば~2012年>
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第22回(2008年):円下げて! ドル上げないで 株上げて! (手旗小僧)
第23回(2009年):「デフレなの」 小遣い減らし 妻ニヤリ (アカちゃん)
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バブル崩壊後の金融システム不安を乗り越えた日本経済。地価も下げ止まり、日経平均株価も18,000円を回復しました。しかし、2008年のリーマン・ショックにより、米国の金融危機が日本にも波及。為替は円高が進行し、輸出企業を中心に大きな打撃を受けました。不況・円高を詠んだ句が多く見られますが、バブル崩壊に比べれば明るく、「不況、円高も関係ない」というたくましさが伺えます。

<アベノミクス 2013年~>
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第28回(2014年):値が上がる 物価に主婦が 音を上げる (宣茶)
第28回(2014年):小遣いの 異次元緩和 未だなし (三児の父)
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日経平均株価が20,000円を回復し、失業率も低下する一方、消費税率引き上げに賃金上昇が追いつかず、消費者は倹約姿勢を強めました。 “サラ川”では、給与や小遣いが上がらないサラリーマンや、増税に悩む主婦をテーマに多くの句が詠まれました。


■今年度応募作品の傾向予想
応募作品には各年の日本経済の影響を感じさせるものや、流行の言葉を用いた句が多く見られます。2015年の日本経済の動き、流行語をもとに、応募作品の潮流を予測します。

<2015年の日本経済>
日経平均株価の20,000円台回復や2年連続での賃上げ、急増した訪日外国人による“爆買い”等に注目が集まりました。一方で、支出は伸びず、引き続き消費者の財布の紐は固い様子が伺えます。賃上げの実感がないことを嘆く句や“爆買い”をうらやむ句が増えそうです。

<2015年の流行語>
2015年は、「爆買い」「ドローン」「火花」といった話題の単語から、「ラッスン ゴレライ」のようなお笑いに関する言葉まで多くの言葉が世の中を賑わせました。

・2015年キーワード
https://www.atpress.ne.jp/releases/77299/img_77299_3.jpg


■応募方法
インターネット(パソコン・スマートフォン)で応募を受け付けています。
また、第一生命の「生涯設計デザイナー」がお持ちする専用の応募用紙でも応募可能です。応募の詳細については、第一生命ホームページをご覧いただくか、担当の「生涯設計デザイナー」までお問い合わせください。

<パソコン・スマートフォンから応募>
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

<応募期間>
2015年10月19日(月)~12月4日(金)

<応募上の留意点>
・応募いただく作品は、自作で未発表の作品に限ります。
・既に発表されている作品については、選考対象外とします。
・入選作品の発表は「雅号」で行い、個人名・勤務先名は一切公表いたしません。
 ただし、性別・年齢・お住まいの都道府県名を公表する場合があります。
・応募作品の著作権については第一生命に帰属するものとします。
・事情により、本コンクールの実施を中止する場合があります。
・第一生命の社員ならびにその家族は応募できません。
・応募できる方は、成人、結婚をしている未成年者、または就労している18歳以上の未成年者に限ります。

<スケジュール(予定)>
・作品応募締切:2015年12月4日(金)
・全国優秀100作品発表・私が選ぶサラ川ベスト10投票:2016年2月中旬
・全国ベスト10発表:2016年5月下旬

※投票・発表時期は変更となる場合があります。


■ベスト10作品はやくみつるの手によってイラスト化!
全国のサラ川ファンによる投票で選ばれたベスト10作品は、漫画家やくみつるさんがイラスト化。「サラリーマン川柳 傑作選 第6巻(NHK出版)」として書籍化します。
入賞者へのプレゼントの詳細については第一生命ホームページでご確認ください。

※入選・当選の発表は、賞品のお届けをもってかえさせていただきます。
※当社が同時期に実施するキャンペーンと重複しての当選ができない場合があります。


■第一生命ホームページで過去の優秀作品、テーマ別の優秀作品を公開
第一生命ホームページで歴代の優秀作品を紹介するとともに、「上司・部下編」、「夫婦・家庭編」などテーマ別の優秀作品を紹介しています。ぜひご覧ください。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html

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