「閉鎖型細胞培養システム」の特許が成立(日本)
2008.02.08 09:30
報道関係者各位
プレスリリース 平成20年2月8日
株式会社ネクスト21
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「閉鎖型細胞培養システム」の特許が成立(日本)
http://www.next21.info/
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医療技術ベンチャー企業である株式会社ネクスト21(本社:東京都文京区、
代表取締役社長:鈴木 茂樹[すずき しげき])は、このたび、日本において
「閉鎖型細胞培養システム」の特許が成立し、特許第4067419号として
登録されましたので、ご案内申し上げます。
■本発明の背景
従来から体損傷部の治療に際しては、治療に適した創傷被膜剤等を損傷部に
皮膜し、細胞増殖による皮膚の自己再生を図っていますが、治癒時間がかかる
ことや創傷部での感染症の発生など、問題が存在します。
一方、近年、再生医工学として、損傷部の近傍の細胞を採取して生体外
(in vitro)で増殖させて、目的とする組織や臓器を再構築し、欠損部に戻す
方法(培養による自家組織移植方法)が行われていますが、平面的な組織に
対しては有効なこと、多細胞での培養が困難なこと、細胞の増殖速度が遅い
こと、細胞の生着率の低さ、感染症の発生など、問題が存在します。
■本発明の概略
本発明は、上問題を解決する方法として、損傷部位の細胞組織を生体内
(in-vivo)で効率的な細胞組織の早期の増殖を行うと共に、処置中において、
損傷部での細菌による感染症の発生を回避した組織細胞培養システム
(in-vivo バイオリアクター)を実現したものになります。
なお、本発明は、中国において既に特許登録であり、米国・欧州・豪国に
おいても出願中です。
■株式会社ネクスト21について
当社は、「革新的な医療技術の創造」と「世界的な視野でのビジネス展開」を
理念に掲げ、外部の企業や大学等とシードを求め、短期間で高確率に
製品化させるためのトランスレーショナルリサーチのシステムを構築し、
医療技術革新となる製品の研究・開発を行なっております。
現在、骨分野関連製品・外科分野製品で7つの開発プロジェクトが進行しており、
その事業化を目指すと同時に、知的財産権の確立にも努めてまいります。
詳しくは、当社のホームページをご覧いただくか、またはお問い合わせ先まで
ご連絡ください。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ネクスト21
担当 : 経営企画室 三嶋
TEL : 03-5840-8830(代表)
FAX : 03-5840-8831
E-Mail: mishima@next21.info
■会社概要
名称 : 株式会社ネクスト21
事業概要: 医薬品、医療機器等の医療新技術の研究開発・製造・販売
本社住所: 東京都文京区本郷三丁目38番1号 本郷イシワタビル 8階
設立 : 平成元年10月5日
資本金 : 4億2456万6千円
従業員数: 常勤役員5名社員22名
代表者 : 代表取締役社長 鈴木 茂樹
URL : http://www.next21.info/
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