【新技術 1成分形テレケリックポリアクリレート系シーリング材】 「ボンド TAG-1コーク」販売開始
サービス
2008年2月14日 15:00報道関係各位
プレスリリース 平成20年2月14日
コニシ株式会社
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【新技術 1成分形テレケリックポリアクリレート系シーリング材】
「ボンド TAG-1コーク」販売開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コニシ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:福島 功)は接着剤、
シーリング材、粘着テープなどとその関連製品の開発に積極的な取り組みを
行っています。
この度、新素材を主成分とした、業界初となる「光触媒ガラス」対応の
シーリング材を開発いたしましたのでお知らせします。ガラス周りの目地
充てんには従来からシリコーン樹脂系のシーリング材が使用されていますが、
光触媒ガラスの普及に伴い、シリコーン樹脂系シーリング材特有の撥水汚染
を起こさない又、その自浄作用を損なわないシーリング材の開発が望まれて
いました。本製品は新素材「テレケリックポリアクリレート」を主成分と
することで、従来の変成シリコーン系シーリング材を越えた高性能と超耐候性、
非汚染性を兼ね備えた製品として本格販売を開始します。
【ボンド TAG-1コーク】
http://www.bond.co.jp/press/pre_tag1.html
■製品概要
1成分形テレケリックポリアクリレート系シーリング材
「ボンド TAG-1コーク」(ボンド タッグワンコーク)
333mlカートリッジ入 1箱20本(10本入り×2)
色調:ライトグレー、ブラック
■発売日
平成20年4月1日
■開発経緯
光触媒ガラスは、光触媒効果により表面に付着した有機物を分解するとともに
超親水現象によって雨水により汚れを流す「自浄性ガラス」であり、美観性に
優れ清掃コストの大幅な削減が可能な高機能ガラスとして期待されています。
これまで、光触媒ガラスとサッシの目地には従来のガラス用シーリング材と
して実績のあるシリコーン系シーリング材が用いられていましたが、目地周辺
を汚染し光触媒効果が損なわれるという問題がありました。光触媒ガラス用
シーリング材として2成分形ポリイソブチレン系も適用可能ですが、接着性
発現のためにプライマーの塗布が必要であり、目地幅5mm程度の目地では
プライマーが塗布しにくく適用範囲が限られていました。このため、光触媒
ガラスのいっそうの普及のために、目地周辺非汚染性の1成分形シーリング材
の開発が待たれていました。
「ボンド TAG-1コーク」は、新素材「テレケリックポリアクリレート」を
主成分とした1成分形シーリング材で、目地周辺を汚染せず長期にわたり光触媒
ガラスの機能を保つシーリング材として開発されました。1成分湿気硬化形で
取り扱いやすく、独自の自着性付与技術により、ノンプライマー化を実現しま
した。本製品は、光触媒ガラスの他、普通板ガラスの目地はもちろんのこと、
屋根材等長期耐熱性が必要な分野への展開も可能です。
■ネーミングの由来
テレケリックの頭文字のT、アクリレートの頭文字のA、ガラスの頭文字のG、
1成分型の1の合成語でTAG-1とネーミングしました。
コークはコニシの1成分型シーリング材の総称です。
■特長
・卓越した耐候性(JIS A 5758に基づく耐久性区分 9030G合格)
・光触媒ガラスに対応(光触媒ガラスの自浄作用を維持)
・広範囲な被着体に強い接着性能(ノンプライマー)
■販売先
・大手ガラスメーカー ・防水施工業者
・ガラスサッシメーカー ・ガラス業界
・大手ハウスメーカー ・シーリング業界
・大手ゼネコン ・塗装業界
・ガラス施工業者 ・住宅業界
・ホームビルダー
■販売計画
3年後 20万本 (設計単価 3,000円)
【本リリースに関するお問い合わせ】
コニシ株式会社 広報・IR推進部
担当:小田切/村田
TEL :06-6228-2877
【本製品販売に関するお問い合わせは】
コニシ株式会社 東京本社
建設事業部 安田 03-5259-5737(ダイヤルイン)
汎用事業部 松本 03-5259-5733(ダイヤルイン)
【参考】用語解説
○シーリング材
目地の水密性、気密性を確保するために充てんされる材料で、目地に詰める
段階ではペースト状で、詰めたあとしばらくしてゴム状に変化する不定形の
材料を一般にシーリング材とよぶ。シーリング材には、水密性・気密性の
付与の他、目地の動きへの追従性、耐久性、意匠性などが要求される。
○光触媒ガラス
光触媒ガラスは、ガラス表面に酸化チタン光触媒をコーティングしたガラスで、
光触媒効果により表面に付着した有機物を分解するとともに超親水現象に
よって雨水により汚れを流す「自浄性ガラス」である。
○1成分形
そのまま使用することができるように調製されているシーリング材。
空気中の水分と化学反応を起こすことで硬化する。
○テレケリックポリアクリレート
株式会社カネカが新規に開発した、主鎖がポリアクリレートで末端に
加水分解性シリル基をもつポリマー。耐候性、耐熱性に特に優れる。
○JIS A 5758
日本工業規格で、規格名称:建築用シーリング材。建築構成材の目地部分、
ガラスはめ込みなどに使用する建築用シーリング材の種類及び品質について
規定している。
○プライマー
接着性を確保するために、シーリング材を充てんする前に目地の被着面に
塗布する材料。
プレスリリース 平成20年2月14日
コニシ株式会社
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【新技術 1成分形テレケリックポリアクリレート系シーリング材】
「ボンド TAG-1コーク」販売開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コニシ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:福島 功)は接着剤、
シーリング材、粘着テープなどとその関連製品の開発に積極的な取り組みを
行っています。
この度、新素材を主成分とした、業界初となる「光触媒ガラス」対応の
シーリング材を開発いたしましたのでお知らせします。ガラス周りの目地
充てんには従来からシリコーン樹脂系のシーリング材が使用されていますが、
光触媒ガラスの普及に伴い、シリコーン樹脂系シーリング材特有の撥水汚染
を起こさない又、その自浄作用を損なわないシーリング材の開発が望まれて
いました。本製品は新素材「テレケリックポリアクリレート」を主成分と
することで、従来の変成シリコーン系シーリング材を越えた高性能と超耐候性、
非汚染性を兼ね備えた製品として本格販売を開始します。
【ボンド TAG-1コーク】
http://www.bond.co.jp/press/pre_tag1.html
■製品概要
1成分形テレケリックポリアクリレート系シーリング材
「ボンド TAG-1コーク」(ボンド タッグワンコーク)
333mlカートリッジ入 1箱20本(10本入り×2)
色調:ライトグレー、ブラック
■発売日
平成20年4月1日
■開発経緯
光触媒ガラスは、光触媒効果により表面に付着した有機物を分解するとともに
超親水現象によって雨水により汚れを流す「自浄性ガラス」であり、美観性に
優れ清掃コストの大幅な削減が可能な高機能ガラスとして期待されています。
これまで、光触媒ガラスとサッシの目地には従来のガラス用シーリング材と
して実績のあるシリコーン系シーリング材が用いられていましたが、目地周辺
を汚染し光触媒効果が損なわれるという問題がありました。光触媒ガラス用
シーリング材として2成分形ポリイソブチレン系も適用可能ですが、接着性
発現のためにプライマーの塗布が必要であり、目地幅5mm程度の目地では
プライマーが塗布しにくく適用範囲が限られていました。このため、光触媒
ガラスのいっそうの普及のために、目地周辺非汚染性の1成分形シーリング材
の開発が待たれていました。
「ボンド TAG-1コーク」は、新素材「テレケリックポリアクリレート」を
主成分とした1成分形シーリング材で、目地周辺を汚染せず長期にわたり光触媒
ガラスの機能を保つシーリング材として開発されました。1成分湿気硬化形で
取り扱いやすく、独自の自着性付与技術により、ノンプライマー化を実現しま
した。本製品は、光触媒ガラスの他、普通板ガラスの目地はもちろんのこと、
屋根材等長期耐熱性が必要な分野への展開も可能です。
■ネーミングの由来
テレケリックの頭文字のT、アクリレートの頭文字のA、ガラスの頭文字のG、
1成分型の1の合成語でTAG-1とネーミングしました。
コークはコニシの1成分型シーリング材の総称です。
■特長
・卓越した耐候性(JIS A 5758に基づく耐久性区分 9030G合格)
・光触媒ガラスに対応(光触媒ガラスの自浄作用を維持)
・広範囲な被着体に強い接着性能(ノンプライマー)
■販売先
・大手ガラスメーカー ・防水施工業者
・ガラスサッシメーカー ・ガラス業界
・大手ハウスメーカー ・シーリング業界
・大手ゼネコン ・塗装業界
・ガラス施工業者 ・住宅業界
・ホームビルダー
■販売計画
3年後 20万本 (設計単価 3,000円)
【本リリースに関するお問い合わせ】
コニシ株式会社 広報・IR推進部
担当:小田切/村田
TEL :06-6228-2877
【本製品販売に関するお問い合わせは】
コニシ株式会社 東京本社
建設事業部 安田 03-5259-5737(ダイヤルイン)
汎用事業部 松本 03-5259-5733(ダイヤルイン)
【参考】用語解説
○シーリング材
目地の水密性、気密性を確保するために充てんされる材料で、目地に詰める
段階ではペースト状で、詰めたあとしばらくしてゴム状に変化する不定形の
材料を一般にシーリング材とよぶ。シーリング材には、水密性・気密性の
付与の他、目地の動きへの追従性、耐久性、意匠性などが要求される。
○光触媒ガラス
光触媒ガラスは、ガラス表面に酸化チタン光触媒をコーティングしたガラスで、
光触媒効果により表面に付着した有機物を分解するとともに超親水現象に
よって雨水により汚れを流す「自浄性ガラス」である。
○1成分形
そのまま使用することができるように調製されているシーリング材。
空気中の水分と化学反応を起こすことで硬化する。
○テレケリックポリアクリレート
株式会社カネカが新規に開発した、主鎖がポリアクリレートで末端に
加水分解性シリル基をもつポリマー。耐候性、耐熱性に特に優れる。
○JIS A 5758
日本工業規格で、規格名称:建築用シーリング材。建築構成材の目地部分、
ガラスはめ込みなどに使用する建築用シーリング材の種類及び品質について
規定している。
○プライマー
接着性を確保するために、シーリング材を充てんする前に目地の被着面に
塗布する材料。