古谷経衡と奥田愛基(SEALDs創設者)の対談を収録 『愛国ってなんだ』(PHP新書)を発売!
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、2015年11月13日(金)、古谷経衡著『愛国ってなんだ 民族・郷土・戦争』(PHP新書)を発売しました。
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本書書影
「本書対談を読めば、奥田氏が想像以上の『愛国的精神』の持ち主であることがわかってビックリするだろうし、私のほうは、安倍を支持するタカ派ではあるものの、ときおり奥田氏よりリベラルではないか、と思われる場面が散見されるだろう」……(「はじめに」より抜粋)
安保法制をめぐるSEALDsのデモ活動は、日本社会に少なくない衝撃を与えた。本書の著者で新進気鋭の保守論客である古谷経衡氏は、彼らに対して強い「違和感」と「嫉妬」を覚えた、という。為政者もSEALDs も、保守派もリベラルも、日本を大切に思う気持ちは変わらないはず。ならば、それぞれのいう「愛国」とはどういう意味なのか。
それぞれの「愛国」に日本民族、パトリオティズム(愛郷心)、そして戦争という言葉を重ねたとき、どのような違いが浮かび上がるのか。
本書は古谷氏の「愛国」と「普通」をめぐる論考、さらに古谷氏とSEALDs 創設者の奥田愛基氏が、安保とアメリカ、変節する自民党、沖縄の苦悩、日本人と震災などをめぐって議論する対談から構成される。
「本書ではあらゆる場面で勝手に解釈され、鮮明になっていない概念に斜め後ろから光を当てた」(古谷)という批評性溢れる考察は、日本政治の右傾化を心配する人にも、SEALDs の活動に疑問をもつ人にも新鮮なものになるだろう。立場を越えた対話から生まれる、これまでにない日本社会論。
≪定価・判型について≫
定価:本体800円(税別)
判型:新書判並製/256ページ
≪著者について≫
古谷経衡(ふるやつねひら)
1982年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。ネットから若者論まで言論活動を展開。TKYO FM「タイムライン」隔週パーソナリティ。著書に『左翼も右翼もウソばかり』ほか多数。
≪対談者について≫
奥田愛基(おくだあき)
1992年福岡県生まれ。2011年明治学院大学国際学部入学。2015年5月SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)を結成。SEALDs名義の著書に『民主主義ってなんだ?』(高橋源一郎氏との共著)がある。
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