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ビザ・ワールドワイド・ジャパンとの地域活性化包括連携協定の締結について

外国人観光客にやさしい買い物環境の整備を加速!

この度,京都市では,ビザ・ワールドワイド・ジャパン(以下,Visa)と地域活性化包括連携協定を締結し,外国人観光客の受入れ環境整備を図るとともに,買い物や食事を楽しんで頂くことによる観光消費拡大施策等を通じ,京都市の地域活性化に取り組んでまいりますので,お知らせします。
京都オリジナルアクセプタンスマーク
 京都市及び(公財)京都文化交流コンベンションビューローでは,これまでから外国人観光客の買い物環境整備の一環として,免税店増加に向けた取組みを実施してきており,その結果,市内の免税店は,平成27年4月1日時点で715件(前年比約4倍)となるなど,着実に増加しております。
 一方で,「京都観光総合調査」においては,「クレジットカードが使えないことが多い」等を理由に京都観光における残念だった点に「ショッピング」を挙げられる外国人観光客の方がいらっしゃいます。また,Visaの京都市内の飲食店を対象にした調査 によると,カードが使用できるにも関わらず,店頭にカードが使用できることを示す「アクセプタンスマーク」を掲示している割合が約9%と低く,外国人観光客が買い物をしづらい原因の一つとなっております。
本協定では,両者でそのような課題の解決を目指し外国人観光客にもやさしい買い物環境を整備するとともに,外国人観光客向けの消費喚起キャンペーンを行うこと等により,伝統産業の活性化,京都経済の活性化に繋げてまいります。

1 連携・協力事項について
(1)外国人観光客に対する買い物環境の整備に関すること
  京都市とVisaが連携し,外国人観光客にやさしい買い物環境の整備に取り組みます。
 カードが使えることを示す京都オリジナルのアクセプタンスマークを作成し,店舗での掲示を進めるなど,決済インフラの整備を促進します。
 このような整備は,外国人観光客のみならず,京都へお越しいただく全ての観光客の皆様にとってやさしい買い物環境の整備につながります。

(2)外国人観光客の市内観光消費額の拡大に関すること
  両者が連携し,外国人観光客の観光消費拡大に取り組みます。今回,第一弾の取組として,平成28年2月1日から29日まで,外国人観光客向け消費喚起キャンペーンを実施します。
  今回はじめて地域の伝統産業品を賞品として提供し,飲食店も含めた市内広域でのWeb抽選キャンペーンを展開します。

(3)京都ブランドの発信など,観光振興に関すること
  世界の200以上の国と地域においてネットワークがあるVisa社に御協力いただき,会員の方をはじめ,世界中の方々に向けて京都の魅力発信をしていただき,京都の観光振興に繋げてまいります。 
 京都市では,毎年2月に「京都レストランウインタースペシャル」を実施しており,海外に向けても冬の京都を楽しんで頂く情報発信を行ない,誘客の支援をいただきます。
  
(4)外国人観光客への伝統産業の振興に関すること
 京都には,74の伝統産業品があり,その魅力を全世界に伝え京都の伝統産業の振興に繋がる企画を進めます。
 今回の2月のキャンペーンでは,京都の伝統産業品を賞品として用意し,100名の方に贈呈する予定をしています。

2 協定締結式について(参考)
 (1)日 時 平成27年12月1日(火)午後2時15分~午後2時50分
 (2)会 場 京都市役所 第一応接室
 (3)出席者 京都市   門川 大作 市長
      ビザ・ワールドワイド・ジャパン  ジェームス・ディクソン代表取締役
 (4)次 第 開会・出席者紹介
        協定締結の経過説明
        協定書署名・記念撮影
        門川市長あいさつ
        ディクソン代表取締役あいさつ
        質疑応答

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