芝浦工大、国際産学地域PBLを実施 ~アジア5カ国からの来日学生と地域課題の解決目指す~
芝浦工業大学(所在地:東京都江東区/学長:村上 雅人)では、12月10日~12月18日、「国際的・学際的なプロジェクトチームによる演習を通じた総合的課題解決力を身に付けた人材の育成」を目的に、学部生・大学院生と、アジア5カ国6大学から来日した学生が共に学ぶ国際PBL(Project Based Learning)を実施し、行政や企業が実際に抱えている社会課題の解決に取り組みます。
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昨年の国際PBLの様子
■取り組むテーマ
・10月に発足した、浦和美園のまちづくりを推進していくための拠点施設「アーバンデザインセンターみその(UDCMi)」の都市開発に関する課題
・自治体(さいたま市)や企業(三井住友銀行など)の持つ課題
これらに対して、6カ国の多様な文化・価値観を持った学生が集まり、芝浦工大生3名と海外学生3名程度に加えて東京電機大学など他大学の学生も交えたチームを編成し、各班でグローバルな視点から解決策を考えて提案を行います。
“まち”を歩きながら企画を考え、実現コストも含めて検討・提案する実践的な内容となります。
各プロジェクトにおいて、グローバルな視点・文化・価値観などさまざまな要素を取り入れながら1つの提案としてまとめていくプロセスを通じ、世界を舞台に仕事をする上で必須となるこれらの能力を醸成します。
= 開催期間 =
2015年12月10日(木)~12月18日(金)
= 場所 =
芝浦工業大学 大宮キャンパス および、さいたま市内各所、福島県大沼郡昭和村
= 参加学生 =
[日本]芝浦工業大学、東京電機大学など 約30名
[タイ]King Mongkut's University of Technology, Thonburi (KMUTT) 12名、Suranaree University of Technology (SUT) 5名
[ベトナム]Hanoi University of Science and Technology (HUST) 3名
[シンガポール]National University of Singapore (NUS) 3名
[カンボジア]Institute of Technology of Cambodia (ITC) 3名
[インドネシア]Institut Teknologi Sepuluh Nopember (ITS) 4名
学生たちは化学や情報、工業デザインなど多様な専門分野を持ちます。
以上、計8大学 約60名 (予定)
■スケジュール概要 ※期間中に工場見学も実施します。
<12月10日(木)>
13:00 オリエンテーション、アイス・ブレイキング
16:00 課題発表、チーム編成
<12月11日(金)>
午前 テーマ設定、要求分析
午後 目標設定、評価計画、予算及びスケジュール計画
16:30 7大学教員によるパネルディスカッション
テーマ「Global communication and collaboration on Engineering Education」
<12月12日(土)>
終日 さいたま市内にてグループワーク、フィールド調査 等
<12月13日(日)>
午前 福島県へ移動
午後 福島県大沼郡昭和村でフィールドワーク(地域リソース調査)
夜 文化交流イベント
<12月14日(月)>
午前 グループワーク
午後 大宮キャンパスへ移動
17:00 中間デザインレビュー
<12月15日(火)>
終日 さいたま市内にてグループワーク、フィールド調査 等
<12月16日(水)>
午前 さいたま市内にてグループワーク、フィールド調査 等
午後 COCデザインレビュー参加
<12月17日(木)>
午前 デザインレビュー発表準備
15:00 最終デザインレビュー
<12月18日(金)>
午前 PROG・CEFR 実施、修了証授与式
17日の最終デザインレビューでは、さいたま市の清水 勇人市長が学生プレゼンテーションを視察予定です。
<参考>最近の国際PBL実施事例
マレーシア・サラワク大学にてグローバルPBLを実施しました(2015.10.19)
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2015/40150160.html
ポーランドアカデミー科学技術大学の学生とグローバルPBLを実施しました(2015.10.10)
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2015/40150159.html
学校法人 芝浦工業大学: http://www.shibaura-it.ac.jp/
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