不満ビッグデータで、ヒット商品を生み出す。 不満のない「い草キッチンマット」の誕生ストーリー
−株式会社イケヒコ・コーポレーションと株式会社不満買取センターの共同開発−
2015.12.07 09:00
株式会社不満買取センター(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木翔一朗、以下「不満買取センター」)は、世の中のあらゆる不満を買い取り、データ解析を通じて企業や社会による不満の解決を支援することで、不満のない社会の実現を目指します。
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い草キッチンマット(http://www.ikehikoshop.jp/SHOP/mt43120.html)
株式会社イケヒコ・コーポレーション(本社:福岡県三潴郡、代表取締役社長:池上廣則、以下「イケヒコ」)は、日本の住環境にマッチし、磨き抜かれたインテリア商品づくりを通じ、地場産業の活性化を計り、生活文化の向上に貢献を目指します。
■商品開発の背景
今、世の中は「企業発信」時代から「顧客中心」時代へと変わり、顧客のニーズに応え続けることこそが企業成功の秘訣となります。そのトレンドの中、新商品開発のアイデアを模索していたイケヒコは「初心に戻り、顧客のニーズを確認した上で新たな価値を生み出そう」という主旨の基、消費者不満調査会社である不満買取センターに「各種商品にまつわる消費者の不満調査」(商品名:不満個別収集)を依頼します。
不満買取センターは、「不満のない社会へ」という事業ミッションの基、世の中のあらゆる不満を集め、ビッグデータ解析を経て企業へ情報提供をすることによって、「不満の解消」を目指します。2015年6月不満買取センターでは、約25万人の登録会員向けに「キッチンマットに対する不満」を競合調査も兼ねて幅広く収集しました。
■商品開発の概要
不満買取センターでは、2015年6月1週間で約1500件の不満を集めました。テキストマイニング手法による調査分析結果、「キッチンマット」についての不満のうち、もっとも多かったのは「洗濯する際の不満」(約17%)で、続いては「滑り止めへの不満」(約14%)、「掃除機をかける際の不満」(約5%)でした。
イケヒコでは、調査結果に基づき、もっとも多い不満を一つずつ解消していく形で新しい商品開発に着手しました。2015年7月、8月の制作を経て、新しい「い草マット」が生まれます。
今後、イケヒコでは継続的に不満買取センターと連携をし、消費者不満調査に基づいた新しい商品を開発して行く予定です。
■「い草キッチンマット」について
「い草キッチンマット」(http://www.ikehikoshop.jp/SHOP/mt43120.html)はイケヒコ初の「消費者の不満」に基づいた改善商品で、従来のキッチンマットに関する不満を分析した結果に基づき、不満を解消していく形で新しく設計し、開発した商品です。
「い草キッチンマット」では「お手入れ方法に関する不満」「滑るという不満」に対し、「い草のもつ機能(消臭・防汚)」「青森ヒバ加工がもつ機能(抗菌・防臭効果)」を活かすだけではなく、「い草の織も細かい塵が絡みにくい特殊な織」を使用、「裏に滑り止め加工施す」ことで新たなキッチンマットを開発しました。
■「不満個別収集」について
「不満個別収集」は不満買取センターが提供する法人向けサービスで、企業の新規商品・サービスの開発支援、既存商品・サービスの改善支援を行うサービスです。顧客企業から特定業界・特定製品に関する消費者の不満調査依頼を受け、不満買取センターに登録済の会員等から不満を収集し、データ解析を行った上で調査レポートとして販売する「マーケティング支援サービス」です。
■株式会社イケヒコ・コーポレーションについて
株式会社イケヒコ・コーポレーション(創業:1886年)は、い草商品、こたつ布団、クッション、カーペット、 寝具、マット商材を柱とした「寝装・インテリアメーカー」です。快適・創造、健康・安心・安全をキーワードとし、お客様のよりよい生活環境に適したものづくりを行っております。( http://www.ikehiko.com )
■株式会社不満買取センターについて
株式会社不満買取センター(設立:2012年6月19日)は、世の中のあらゆる不満を1個最大25円で買い取り、データ解析を通じて、企業や社会による不満の解決を支援することで、「不満のない社会」の実現を目指します。
2015年3月18日からWEB上不満を買い取るサービス『不満買取センター』( http://fumankaitori.com )を提供し、サービス開始8ヵ月間で累計会員数25万人以上、不満件数150万件以上集めています。(2015年12月1日時点)
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