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    株式会社ジャスミンソフト

    WebベースのオーダーメイドERP自動生成開発ツール「Wagby(ワグビィ) R6.0」を発表

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    2008年5月29日 15:00
    報道関係者各位 プレスリリース                      2008年5月29日                        株式会社ジャスミンソフト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       WebベースのオーダーメイドERP自動生成開発ツール           「Wagby(ワグビィ) R6.0」を発表              http://wagby.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社ジャスミンソフト(所在地:沖縄県うるま市、代表取締役:贄 良則)は、 WebベースのオーダーメイドERPシステム(*1)を自動生成(*2)する開発ツール 「Wagby(ワグビィ) R6.0」を発表しました。 WagbyはExcelファイルフォーマットで記述された設計書を読み込み、その定義 に従って起動可能なWebアプリケーションを自動生成します。Wagbyを用いる ことで、下流工程と呼ばれる製造・テスト工程を大幅に削減できるだけでなく、 設計書の変更だけで何度でも作り直すことができます。 Wagbyが提供する標準機能の組み合わせによってオリジナルのERPを迅速に開発 できることから、Wagbyで自動生成されたシステムを「オーダーメイドERP」と 呼んでいます。 Wagbyの新版であるR6.0を2008年5月30日に出荷します。 Wagbyは、Webサイトから無償体験版をダウンロードしてご利用頂けます。 URL: http://wagby.com/ (*1)マスタデータの統合を前提とした、個別の業務アプリケーションを指し   ます。ERPはパッケージ製品が主流ですが、Wagbyを用いることで一から   設計した独自システムを短時間で構築することが可能になります。 (*2)Webアプリケーションに必要なすべてのソースコード(Java,JSP,JavaScript)   を生成し、さらにコンパイルまで行い、完全に動作する状態にします。 ■Wagbyの特長 (1)設計書からプログラムを自動生成 Wagbyは上流工程の成果物である設計書から下流工程で製造するプログラムを 自動生成します。これによってプロジェクトの開発生産性を10%ではなく10倍 に上げること、最初から不具合が混入しない品質を確保すること、といった 高い目標を達成できます。 (2)WebベースのERPシステムに必要な画面機能を標準装備 データの基本管理機能(新規登録、更新、削除、検索、一覧表示、詳細表示) はもとより、一覧更新やウィザード登録、カレンダビュー、集計ビュー、 マップビューといったさまざまな入出力機能が標準で装備されています。 (3)セキュリティホールのない、内部統制に対応したシステムを完全自動生成 Wagbyが自動生成するソースコードはセキュリティホールが含まれていません。 また基幹業務システムで必須となる認証・認可処理、グループ権限管理を標準 で備えており、すべてのアクセス記録をログに保存します。 (4)外部システムとの連携や、さまざまなカスタマイズ要件にも対応 CSVダウンロード、CSVアップロード一括更新、XMLインポート・エクスポート、 Excel帳票、メール送受信機能により外部システムとのデータのやりとりを 実現します。また開発者が追加したコードを残しながら、何度でも自動生成が 行える方法を提供しているため、Wagbyをベースとしたカスタマイズ要件にも 柔軟に対応できます。 これらの詳細については、以下のサイトをご覧下さい。 http://wagby.com/product.html#wagby ■Wagbyが提供する基本機能 Wagbyの提供する機能は次のとおりです。 ・データの登録、更新、削除、検索、外部連携(CSV,XML経由) ・データ同士の関連(リレーション)による相互参照 ・カレンダビュー、集計ビュー、マップビューによる多彩な表現 ・業務で利用される各種入力制御機能を提供 ・データ項目毎にユーザに対する参照・更新権限を付与 ・Excel帳票やPDF帳票にも対応 これらの詳細については、以下のサイトをご覧下さい。 http://wagby.com/product/function.html ■「Wagby R6.0」の新機能 - 高機能なAjax(*3)ライブラリ「Dojo」(*4)を採用しました。Dojoの高度な  UIを使った操作性の高い業務アプリケーション画面を完全自動生成します。 - 見積作成機能を用意しました。設計書の情報を元に、従来方式で開発した  場合の工数と製造コストをファンクションポイント法(*5)を使って見積します。  これによってWagbyが削減できる下流工程コストを視覚化します。 http://wagby.com/support/estimate.html - 前バージョンに比較して、自動生成に要するビルド時間をほぼ半分に  短縮しています。 http://wagby.com/product/changelog.html (*3)Ajax:Asynchronous JavaScript + XMLの略。   非同期通信とWebページの動的更新を主とした技術の総称です。 (*4)オープンソースの高機能Ajaxライブラリ。   http://dojotoolkit.org/ (*5)システムの規模を数値化することで見積を行う手法。 ■Wagbyが求められる背景 (1)低コスト、短納期、高品質を支える開発ツール プロジェクトの成功は低コスト、短納期、高品質の両立にあります。 これまではオフショア開発とプロジェクト管理技術の高度化が注目されて きました。加えて昨今は、さらに自動化技術を加えることで、下流工程を 限りなくゼロに近づけるプロジェクトが可能になることが多くの開発者に 認識されるようになりました。 (2)エンド・ユーザ・コンピューティングを実現する開発ツール JavaやHTMLの知識がなくても本格的なWebベースの業務システムを自らで企画・ 設計・運用したいというニーズは依然として強くあります。Wagbyを使えば 現場のエンドユーザが本格的な業務システムを構築できるようになります。 Accessよりも簡単にWebアプリケーションを構築できるということで、採用事例 が広がっています。 (3)きたるべき工事進行基準への対応 2009年4月に予定されている会計基準の変更により、原価の正確な見積と進捗 把握がより一層、重要になります。Wagbyベースの開発方式を採用することで、 この工事進行基準に対応しやすくなります。その理由は次のとおりです。 ・要件定義からすぐに完全動作するシステムが完成するため、システム開発  規模を最初の段階で把握しやすくなる。加えて、仕様の不備を早めに検出  できることや、発注者と開発者の誤解も少なくなるといったメリットも  享受できる。 ・仮に仕様変更が発生した場合でも、自動生成で吸収できる内容であれば  手戻りはほとんど発生しない。 ・下流工程におけるプロジェクト管理は大幅に圧縮され、カスタマイズ開発  のみとなることから、管理コストを削減できる。 すなわち、管理対象を削減することでプロジェクト管理負荷を減らし、全体の ボリュームと進捗の把握を容易にすることができます。 ■これまでの実績 2006年5月の「Wagby R5.0」公開から現在まで、無償体験版ダウンロード数は 25,000本を超えました。商用ライセンスの累計は150本を超えました。 ■Wagbyの技術的な背景 Wagbyはジェネレーティブプログラミング(*6)という思想を背景としています。 オブジェクト指向技術とフレームワークの利用を前提とし、再利用できる ソースコードのパターン化と業務データのモデリングを組み合わせることで アプリケーションを自動生成します。 さらに、生成されたソースコードのカスタマイズ要求に応えられるよう、 DIやAOP(*7)といった技術を使い、ベース部分とカスタマイズ部分の境界線を 明確化しています。 エンドユーザの仕様は設計書を通してWagbyが提供するDSL(*8)に展開されます。 このDSLはXMLで記述されているため汎用性が高く、別システムとの連携といった さまざまな応用が可能になります。 (*6)ジェネレーティブプログラミングとはソフトウェア工学のパラダイムの   一種です。与えられた要求仕様を、再利用可能な基本部分を使って自動的   に生成しようとするものです。 (*7)DI :Dependency Injectionの略。   AOP:Aspect Oriented Programmingの略。   これらの技術を使うことで、ソフトウェア部品の関連性をプログラム本体   から切り離し、プログラムコードを変更することなく処理の追加を行う   ことを可能とします。 (*8)DSL:Domain Specific Languageの略。ドメイン固有言語と呼ばれ、   汎用言語と区別されます。要件を必要十分に表現できるモデルを記述する   ために設計されます。アプリケーションの設定ファイルも広義のDSLと   解釈できます。 ■Wagbyの更新履歴 最初の製品である「Wagby R5.0」は2006年5月15日に発表されました。 それから2年間で26回のバージョンアップを行っており、多くの業務要件を パターン化してきました。 過去の更新履歴の詳細は次のURLに記載しています。 http://wagby.com/product/changelog_r5_8.html ■価格 Wagby Enterprise    :4,200,000円 Wagby Pro Unlimited  :2,625,000円 Wagby Pro       : 399,000円 Wagby Mini       : 105,000円 ※価格は税込み表記です。 各ソフトウェアパッケージの違いについては以下のページをご覧ください。 http://wagby.com/purchase.html#pricelist ■「Wagby R6」出荷記念キャンペーン このたびの「Wagby R6」出荷を記念したキャンペーンを実施します。 対象ソフトウェアパッケージ:Wagby Pro 期間:2008年6月30日まで 内容:期間中、Wagby Proご購入の方に以下の特典をご用意しています。 A.次のいずれかのオプションをご提供します。 (1)認証接続ライセンス   (認証接続ライセンスが10追加され、合計20ライセンスとなります。) (2)標準セミナー参加(2名様まで無償でご参加いただけます。) B.「Wagby スターターキット」をご用意しました。 中小IT企業向けERPを実現するWagby定義ファイル一式を、通常販売価格の 1/3である10.5万円で提供します。Wagby Proとあわせて導入いただくことで、 すぐに自社ERPの基盤を用意することができます。 もちろんWagbyなので、この定義ファイルをベースに、自由に拡張いただけます。 ■Wagby無償体験版 Wagby無償体験版のダウンロードしてお試しいただくことができます。 無償体験版の制約は次のとおりです。 ・内蔵データベースのみ利用できる。 ・同時接続数が2まで。 ・登録データ件数の上限は1,000件。 ・オンラインサポートなし。 ・商用利用不可。 ■事業の目標 2008年9月までにWagby Proの累積販売本数200本を目標とします。 ■会社概要 名  称: 株式会社ジャスミンソフト 本  社: 沖縄県うるま市州崎5-1 トロピカルテクノセンター内 設  立: 2001年3月14日 資 本 金: 50,000,000円 従業員数: 13名 代 表 者: 代表取締役 贄 良則 U R L  : http://www.jasminesoft.co.jp/ 加盟組織: MIJS(Made In Japan Software Consortium)アーリーステージ企業       http://www.mijs.jp/       XMLコンソーシアム       http://www.xmlconsortium.org/       その他学会、沖縄県内のIT関連団体。 ※「Wagby」はジャスミンソフト社の商標です。 ※「Wagby」を構成する基本技術については特許出願中です。 ※ その他、本資料にて掲載しているシステム名、製品名、技術用語などは   他社の商標または登録商標です。 【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社ジャスミンソフト 担当者 : Wagby 担当者 T E L : 098-921-1588 F A X : 098-921-1582 WebSite: http://wagby.com/