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北ケーブルネットワークとグリッドマークが、見えないドットコード「GridOnput(R)」技術を使ったケーブルテレビ用ユニバーサルリモコンのモニターテストを開始

ケーブルテレビの放送事業を行う北ケーブルネットワーク株式会社(本社:東京都北区、代表取締役:安西 潔、以下 北ケーブル)と、見えないドットコード「GridOnput(R)(グリッドオンプット)」技術の開発・販売を行う、グリッドマーク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鶴谷 武親、以下 グリッドマーク)は、本年6月下旬より、「北ケーブルTV」の一般加入者を対象として、GridOnput(R)技術を活用した、新しいケーブルテレビ用ユニバーサルリモコンのモニターテストを実施しました。

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【見えないドットコード「GridOnput(R)」】
GridOnput(R)とは、グリッドマーク取締役でもある、法政大学情報科学部の吉田 健治教授が発明した、極小のドット(点)から構成される“見えないドットコード”技術です(特許番号3706385他)。

わずか2mm角の範囲にコード情報や座標情報を定義できるほか、約300兆のコードを発行することが可能であり、ほとんど目に見えない形で、写真・イラスト・文字等のグラフィック上に重畳印刷できるため、モノ(紙等のアナログメディア)と情報(Web等のデジタルメディア)をダイレクトに繋ぐインターフェース技術として、幅広い分野で活用されています。

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近年の放送産業では、デジタル放送への移行が本格化し、多チャンネル化、双方向サービスの充実が進む一方で、リモコン操作はますます複雑化し、サービスを十分に享受することが難しくなってきています。

こうした問題を解消するべく、すでに様々なユニバーサルリモコンが商品化されていますが、いずれも従来通りのボタン操作が必要であり、多くの機能や機器に対応させるほど、ボタン数が増え、利便性を損なうといった、根本的なジレンマの解消には至っていません。

そこでグリッドマークでは、松下電器産業株式会社の協力のもと、GridOnput(R)を利用した、新しいケーブルテレビ用ユニバーサルリモコンを開発するべく、検討を重ねてきました。


【本リモコンの特徴】
本リモコンは、松下電器産業株式会社のケーブルテレビ用セットトップボックスと連動し、GridOnput(R)の印刷された操作シート(紙媒体)を専用スキャナーでタッチするだけで、簡単にチャンネル選択等のリモコン操作を行えるものです。

閲覧性に優れる紙媒体から、見たい番組や使いたい機能をダイレクトに選択できるので、ボタン操作では実現できなかった直観的な操作を可能とし、利便性を大きく向上することができます。

また、コストが安く、カスタマイズも自由な紙媒体の特性を活かすことで、次のような利用も可能となります。

1) ユーザーの好みに合わせた、個人専用の番組ナビゲーションシートを作成できます。
2) 極大ボタンを使用した高齢者向けシート、有料チャンネルをまとめたプレミアム番組シートなど、顧客層別・目的別のリモコン用シートを作成できます。
3) 番組ガイドなどの雑誌と連携し、お勧め番組や特定チャンネルへの誘導ができます。


【モニターテストの概要】
本リモコンは、「紙からダイレクトに操作する」という、リモコンの新しい形態を提示するものであり、この度グリッドマークでは、北ケーブルの協力を得て、本リモコンの実用化に向けたモニターテストを実施することとなりました。

このモニターテストは「北ケーブルTV」の一般加入者を対象として行われるものであり、本年6月下旬より順次実施していきます。

尚、本リモコンについては今後更に検討を重ね、番組選局のほか、録画予約、VOD、ショッピングなどの複雑なリモコン操作にも対応していく予定です。

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【グリッドマーク株式会社の概要】
社名   : グリッドマーク株式会社
所在地  : 東京都千代田区神田須田町2-19 D2ビル
設立   : 2004年4月12日
資本金  : 2億7,812万円(2008年6月27日現在)
資本準備金: 5億577万円(2008年6月27日現在)
代表者  : 代表取締役社長 鶴谷 武親
従業員数 : 約40名/子会社を含め約200名(2008年6月27日現在)
事業内容 : GridOnput(R)に関するドットコード及びシステムの開発・販売
URL    : http://www.grid-mark.co.jp/

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