震災から5年、子どもたちが再び作文を綴った 「つなみ 5年後の子どもたちの作文集」 電子版を2月26日(金)に発売!
2016.02.25 13:15
株式会社文藝春秋・電子書籍編集部では、臨時増刊号『つなみ 5年後の子どもたちの作文集』の電子版を2月26日(金曜日)に発売いたします。
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書影
2011年3月11日の東日本大震災の直後、ジャーナリストの森健氏は、被災地に向かい、避難所などにいた子どもたちに作文を書いてもらうようにお願いして回りました。その作文は同年6月『つなみ 被災地のこども80人の作文集』として刊行、翌12年には、福島の子ども30人の作文も加えた『つなみ 被災地の子どもたちの作文集・完全版』も刊行され、それぞれ国内はもとより海外からも大きな反響を呼びました。
震災から5年、「作文を書いた子どもたちは、何を見て、どう感じたのだろう」と考えた森氏は、もう一度、作文を書いてみないかと依頼しました。その結果できあがったのが本作『つなみ 5年後の子どもたちの作文集』です。
本作には、下は9歳から上は22歳の“子ども”たち57人が作文を寄せてくれています。当時、幼稚園で小学5年になった名取市の玉田真菜さんは「3月11日は私にとって、わすれてはいけない日」と綴り、高校1年で被災し、社会人となった石巻市の鈴木啓史さんは支援に感謝しつつ、結婚し自分の家族もできて「大切にしたい石巻。大事にしたい俺達家族」と書きます。他にも「今、私たちがすべきこと」「どこでも暮らしても大丈夫」「地域を盛り上げていきたい」など、震災から5年後“彼ら”のいまを感じることができ、震災、復興についてあらためて考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
■書誌情報
電子版「つなみ 5年後の子どもたちの作文集」
販売価格:700円
発売日:2月26日(金)
※価格は電子書店によって異なる場合があります。
主要販売電子書店:Kindleストア、楽天kobo、iBooks Store、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他、電子書籍を販売している主要書店
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