2008年「アジアパシフィックトップ1,000ブランド」調査結果~ソニーがアジアパシフィックリージョンナンバーワンの「ベスト・ブランド」に~
2008年9月22日付、日本 ― メディアやマーケティング、広告を取り扱うアジアの主要専門誌『Media』は今日、世界トップレベルの市場調査会社TNS(日本法人テイラーネルソンソフレス・インフォプラン)とともに2008年「アジアパシフィックトップ1,000ブランド」を発表した。
今回の調査は、過去数年間に行われた調査よりも範囲を拡大してアジアパシフィックリージョン合計10市場の消費者からの回答を掲載し、部門や地域を超えて最も高く評価されるローカル・ブランドとグローバル・ブランドの概要を示している。
調査対象の製品/サービス・カテゴリーのそれぞれでベスト・ブランドを決定するために、対象者に2つの質問を出した。
●[製品/サービス/カテゴリー]と聞いて、あなたが思い浮かべる「ベスト」・ブランドはどれですか。「ベスト」とは、[製品/サービス/カテゴリー]で、あなたが最も信頼するブランドまたは最も評判のよいブランドのことです。
● 今あなたが挙げたブランドを除いて、あなたが[製品/サービス/カテゴリー]で2番目に優れていると考えるのはどのブランドですか。
日本、韓国、オーストラリアの消費者も今回初めて対象に含め、合計3,600人にインタビューした。TNSの6Dアクセス・パネルから、これら3カ国と中国、香港、インド、マレーシア、シンガポール、台湾、タイの対象者を集めた。各参加者に提示したカテゴリーは、酒・たばこ類、金融サービス、自動車、ヘルスケア、小売、食品、飲料、エレクトロニクス製品、メディア・通信、ベビー用品・家庭用品・トイレタリー・化粧品である。
順位を1つ上げて今年のアジア・トップ・ブランドの座に就いたのは、日本のエレクトロニクス・ブランド、ソニーである。2位は地域で最も人気がある企業・個人向けイメージング・ソリューション・ブランドのキヤノン、続いて大手スポーツ用品メーカーのナイキが3位に入った。家電ブランドがトップ20有名ブランドで優位を占め(7社がランクイン)、特に日本企業(ソニーとパナソニック)と韓国企業(サムスンとLG)が目立つ。トップ20で強い存在感を示した他のカテゴリーは、検索エンジン、食品・飲料、小売である。
■アジアパシフィックトップ20ブランド
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│順位│ ブランド │順位│ ブランド │
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│ 1 │ソニー │ 11 │ノキア │
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│ 2 │キヤノン │ 12 │コルゲート │
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│ 3 │ナイキ │ 13 │ネスレ │
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│ 4 │グーグル │ 14 │スターバックス │
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│ 5 │ヒューレット・パッカード│ 15 │パナソニック │
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│ 6 │コカコーラ │ 16 │ホンダ │
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│ 7 │アディダス │ 17 │アップル │
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│ 8 │サムスン │ 18 │LG │
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│ 9 │セブン‐イレブン │ 19 │ネスカフェ │
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│ 10 │ヤフー │ 20 │トイザらス │
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■カテゴリー別アジアパシフィックトップブランド
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│ カテゴリー │ トップ・ブランド │ 総合順位 │
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│エレクトロニクス製品 │ソニー │ 1 │
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│小売 │ナイキ │ 3 │
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│メディア・通信 │グーグル │ 4 │
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│飲料 │コカコーラ │ 6 │
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│ヘルスケア │コルゲート │ 12 │
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│食品 │ネスレ │ 13 │
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│自動車 │ホンダ │ 16 │
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│ベビー用品・家庭用品・ │ │ │
│トイレタリー・化粧品 │パンパース │ 21 │
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│酒・たばこ類 │マルボロ │ 31 │
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│金融サービス │ビザ │ 39 │
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TNS香港・シンガポールのクライアント・サービス&インサイト部のディレクターを務めるガイ・ハーンは、調査結果について次のように述べた。
「このランキングは、アジアの消費者のニーズを理解して満足させるという取り組みにおける、各ブランドの今後の主導権の行方を占う重要な指標だ」
トップ1,000ブランドの詳細な一覧表は、『Media』誌が2008年9月4日に予約購読者に配布した付録「アジアパシフィックトップ1,000ブランド」に掲載されている。
■TNS(株式会社テイラーネルソンソフレス・インフォプラン)について
TNSは市場に関する情報・見識を提供する世界規模のグループである。
その戦略目標は、クライアントがより効果的な決定を下すうえで役立つ付加価値のある情報・見識の提供において、世界をリードする存在になることである。TNSは80カ国に広がるネットワークを通して、革新的な思考や素晴らしいサービスをお届けする。TNSはクライアントと連携しながら、消費者行動に対する理解を深める質の高い情報・分析・見識を提供している。
TNSは世界有数のカスタマイズ・サービス提供会社であり、部門に関する知識だけでなく、製品開発・革新、ブランドおよびコミュニケーション、ステークホルダー・マネジメント、小売店・買物客など各分野の専門知識も持ち合わせている。TNSは、消費者パネル、メディア情報、視聴者測定サービスの大手企業である。
TNSはSixth Sense of BusinessTMである。
http://www.tns-global.co.jp/
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