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錯覚科学への 心理学的アプローチと現象数理学的アプローチ

3月7・8日、中野キャンパスで開催

 明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)と科学技術振興機構CREST事業「数学」領域「計算錯覚学の構築」は3月7、8日に中野キャンパスでワークショップ「錯覚科学への心理学的アプローチと現象数理学的アプローチ」を開催します。参加費無料、事前参加登録不要。
 五感による錯覚だけでなく、広告につられて不必要なものを買ってしまうなどの社会行動も広義の錯覚と捉え、広い分野から錯覚科学という新しい学問領域を探ることを目的としたワークショップ。10回目となる今回は、初日に錯覚について心理学的視点からのアプローチ、2日目に数理学的アプローチを試みます。講演者には明治大学の研究者だけでなく、東京大学や九州大学などの研究者や、錯視コンテスト(日本心理学会主催)のグランプリ受賞者、前加賀市長(石川県)の寺前秀一氏など多彩な顔ぶれがそろっています。

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■ 日 時 : 3月7日(月)13時~17時 、 8日(火)10時~16時30分
■ 会 場 : 明治大学中野キャンパス(中野区中野4-21-1) 6階研究セミナー室3 (603号室)
■ プログラム :
◇ 3月7日:
13:00-13:50 「身体の制約と錯視」 田谷修一郎(大正大学人間学部)
14:00-14:50 「錯覚される感情」 山田祐樹(九州大学基幹教育院)
15:10-16:00 「知覚時間のゆがみを利用した時間知覚メカニズムの研究」 四本裕子(東京大学大学院総合文化研究科)
16:10-17:00 「立体情報と時空間の錯視」 一川誠(千葉大学文学部)
◇ 3月8日:
10:00-10:50 「錯覚美術館運営体験記 ~うまくいった幸運はどこから来たのか~」 杉原厚吉(明治大学MIMS)
11:00-11:50 「明暗の錯視を説明する数理モデル」 須志田隆道(明治大学MIMS)
13:30-14:20 「リライティングに向けた2次元イラスト画像の陰影推定」 藤堂英樹(東京大学大学院総合文化研究科)
14:30-15:20 「錯覚と『叙事的』インタラクション」 福地健太郎(明治大学総合数理学部)
15:40-16:30 「ピカソの贋作は本物を上回るか~人流概念の提唱~」 寺前秀一(人流・観光研究所)
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