著書「老いの風景」でおなじみの 渡辺 哲雄先生による無料公開講座を 愛知県刈谷市で3月13日開催
同日・同会場で第25回愛知県理学療法学術大会も開催
公益社団法人愛知県理学療法士会(愛知県名古屋市、代表理事:鳥山 喜之)は、著書「老いの風景(中日新聞社より出版)」でおなじみの日本福祉大学中央福祉専門学校専任教員である渡辺 哲雄先生の公開講座を2016年3月13日(日)に刈谷市総合文化センター(愛知県刈谷市)の大ホールにて行います。
この公開講座は毎年テーマを変えて「愛知県理学療法学術大会」に併せて開催されています。今年は「ストーリー・ケアの勧め ~初期認知症高齢者から自発性を引き出すケア方法~」というテーマで、中日新聞「老いの風景」の連載でもおなじみの日本福祉大学中央福祉専門学校専任教員である渡辺 哲雄先生にご講演をいただきます。渡辺先生自身が母親の認知症に取り組み、受診からグループホーム入居まで、本人をその気にさせて乗り越えた方法を「ストーリー・ケア」と名付けて講演いただきます。
同時開催されます「愛知県理学療法学術大会」は今回で25回目を迎え、毎年大会長基調講演、特別講演、県内を中心とした理学療法士による口述発表、ポスター発表、等を実施しております。
今回は「理学療法 これからの10年」をテーマとして、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に向けて、理学療法士がリハビリテーション専門職として求められる役割を考える良い機会となっています。
今回も、108題の一般演題(口述発表71題、ポスター発表37題)、藤田保健衛生大学医療科学部 客員教授で佛教大学保健医療技術学部 客員教授の冨田 昌夫先生による「情動と潜在認知を考慮した治療的運動学習」と題した特別講演、碧南市民病院リハビリテーション室技師長の浅野 昭裕先生による「理学療法の進歩は、周辺の進歩に依存する」と題した特別公演など、多くの内容を予定しています。
詳細: http://www.cs-oto.com/apta25/open_l.html
http://www.aichi-pt.jp/
http://www.cs-oto.com/apta25/index.html
≪開催概要≫
市民公開講座 ストーリー・ケアの勧め
~初期認知症高齢者から自発性を引き出すケア方法~
日時:2016年3月13日(日) 13時から14時まで
場所:刈谷市総合文化センター 大ホール
(愛知県刈谷市若松町2丁目104)
参加:1,000名(一般県民) 無料 予約不要
≪同時開催≫
「第25回愛知県理学療法学術大会」
大会長:酒井 元生(刈谷豊田総合病院 リハビリテーション科)
日時 :2016年3月13日(日) 9時40分から16時10分まで
場所 :刈谷市総合文化センター
(愛知県刈谷市若松町2丁目104)
参加 :1,200名予定 予約不要
参加費:会員2,000円 会員外3,000円
学生1,000円(PT・OT・ST養成校在学生を指す
:学生証を提示。大学院生除く。)
■理学療法士とは?
「理学療法」は病気やケガ、寝たきりなどが原因で身体に障害を受けた人や障害の発生が予測される人に対して、医師の指示を受けて行うリハビリテーション医療です。
理学療法士は自らの手や体、機器を使って、障害の改善や予防、または現状の維持を目的に、理学療法を行います。具体的には、力をつける運動や立つ練習、歩く練習などの運動を行う運動療法、電気や温熱・マッサージ治療などを行う物理療法、食事・更衣・排泄・入浴など生活に必要な身の回り動作を総合的に獲得する日常生活活動練習などの手段を用いてアプローチします。
その他、家庭や社会に復帰するための準備として、生活指導や家族指導、家屋改修などの環境整備のための助言・指導、福祉制度の紹介などのアドバイスも、他のリハビリテーションスタッフとともに行います。
理学療法士は昭和43年(1968年)より国家資格となり、毎年実施される国家試験にてこれまで13万人近くの合格者が生まれております。作業療法士、言語聴覚士とともに、理学療法士がリハビリテーションの骨格を支えています。
■愛知県理学療法士会について
愛知県内に勤務、在住する理学療法士による職能団体です。昭和54年(1979年)に86名の会員で発足され、現在は5,000名以上の会員が在籍しています。2014年には公益社団法人となり、今後さらなる県民の健康、病気・障害の回復、介護予防に寄与していく団体として注目されております。
県内で行われる健康・福祉に関するイベントへ参加する「健康増進事業」や、風船バレーボール大会などを実施する「高齢者や障害者の社会参加促進事業」、スポーツの指導者等に対してスポーツ傷害を予防するためのコンディションチェックやトレーニングの方法について助言指導する「スポーツ傷害予防事業」、障害のあるこどもたちが安心して使える福祉機器を試せる「こども用福祉機器展」等を実施。また、研修会等の実施することで会員の資質向上にも取り組んでいます。詳細は当会のホームページや広報誌にて確認することができます。
http://www.aichi-pt.jp/
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