シチズンの光発電時計開発40周年を記念した フラッグシップモデル 薄さ1.00mmのムーブメントを内包した 世界最薄のエコ・ドライブウオッチ Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン) 2016年秋 発売予定
シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、代表取締役社長:戸倉 敏夫)は、当社の光発電時計開発40周年を記念したフラッグシップモデルとして、世界最薄※1の光発電エコ・ドライブウオッチ※2「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」を今秋、発売します。
搭載する新開発のムーブメントは、薄さわずか1.00mm、ケース厚は2.98mmと、どちらもアナログ式光発電時計としては世界最薄を実現しました。さらにフラッグシップモデルにふさわしい高い完成度を目指し、外装に堅牢な新素材を採用。「薄さ」とともに「強さ」「美しさの持続」という特長も兼ね備えました。
-
Eco-Drive One 1
シチズンの基幹技術である光発電エコ・ドライブは定期的な電池交換不要のシチズン独自の光発電技術であり、「市民に愛され親しまれるものづくり」を通じて、世界の人々の暮らしに貢献するという企業理念を体現しています。世界初のアナログ式光発電時計を開発してから40年という節目を迎えた今年、私たちは「時計の本質は何か」ということに改めて向き合いました。
それは「正しい時間を刻み続ける精度、永続的な駆動、そして腕に纏ったときの美しさ。」その本質的な価値を表現するため、今回私たちは、美しく研ぎ澄まされた薄さを実現しました。1.00mmのムーブメントを内包した世界最薄のエコ・ドライブウオッチ「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」。驚きと身に着ける楽しさを提案する時計です。
※1 世界最薄:アナログ式光発電腕時計として。2016年3月当社調べ
※2 エコ・ドライブ:定期的な電池交換が不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました。
【製品特長】
■世界最薄1.00mmのムーブメントを実現
開発目標は従来比半分の薄さ1.00mmのムーブメント。世界最薄を実現するために、構成するほぼ全てのパーツを新規に開発。限られたスペースに必要な部品を収めるため、部品の構造や加工そのものを根本から見直すとともに、さまざまなシミュレーションを繰り返し、薄型化に向けての新たな工夫を凝らしました。その研ぎ澄まされた薄さによって、腕に纏ったときの美しさと心地よさが実感できます。
薄さわずか1.00mmのムーブメント。「Eco-Drive One」という名前には、その1.00mmに込められた思いが息づいています。
■「薄さ」と「強さ」を両立する、新素材の採用
外装には、薄い構造でも堅牢な2つの新しい素材「バインダレス超硬合金」「サーメット」を採用しました。キズや衝撃から時計を守ると同時に、時計の持つ美しさをより長く持続させます。
・バインダレス超硬合金※3
優れた硬さ、耐食性、耐酸化性を有した素材で、限定モデルのべゼルと裏ぶたに採用。金型などに使用されることの多いバインダレス超硬合金ですが、鏡面精度が高いという特性を活かし、今回初めて時計に採用しました。素材硬度は、ステンレスの10倍以上となるビッカース硬度※4 2,100以上です。
・サーメット※5
「薄さ」と「強度」の相反する要素を満たす素材で、限定モデルのケースと、メタルバンドモデルのべゼルに採用。チタンベースの硬い粒子で構成され、素材硬度がビッカース硬度1,500を有する超硬合金で、金属の光沢が美しい仕上がりを実現しています。
シチズンは、光発電時計のパイオニアとして、これからも基幹技術であるエコ・ドライブに新たな価値を加え、時計の未来を切り開いていきます。
◆シチズンの薄型化開発について
シチズンの薄さへの挑戦は、1950年代から始まり、1978年に、アナログクオーツ時計(電池式)として当時世界最薄のムーブメント厚0.98mmを搭載した“エクシード ゴールド”を発売。2002年にはケース厚4.25mm、ムーブメント厚1.91mmを光発電エコ・ドライブで実現した“STILETTO(スティレット)”を発売。このモデルは、今日までアナログ式光発電時計として世界最薄を誇ってきました。そして2016年、更なる改善を進め、ケースのみならずムーブメントも世界最薄を実現した「Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)」が登場します。
◆シチズンの光発電開発について
シチズンは1976年に世界で初めてアナログ式光発電時計を発売し、今年で40年を迎えます。
太陽光だけなく部屋のわずかな光でもエネルギーに変え、時計を動かし続けるシチズンの光発電時計「エコ・ドライブ」は、より多機能に、より小さく、より薄く、より美しく、さまざまな時計に進化し続けています。本フラッグシップモデル「Eco-Drive One」はシチズンの持つ最先端の光発電技術を体現したモデルです。
【商品仕様】
商品名 :Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)限定モデル
商品番号 :AR5014-04E
発売日 :2016年秋 予定
希望小売価格:700,000円+税
限定数 :世界限定800本
ベゼル :バインダレス超硬合金
ケース :サーメット
裏ぶた :バインダレス超硬合金
バンド :ワニ革
ケース径/厚み(設計値):38.25mm / 厚み2.98mm
ガラス :サファイアガラス
(99% クラリティ・コーティング※7)
防水 :日常生活用防水
文字板カラー :ブラック
主な機能 :Cal.8826 / 月差±15秒 / 光発電エコ・ドライブ /
フル充電時10ヶ月可動
商品名 :Eco-Drive One(エコ・ドライブ ワン)
商品番号 :AR5000-50E / AR5000-68A / AR5004-59H
発売日 :2016年秋 予定
希望小売価格:300,000円+税
限定数 :―
ベゼル :サーメット
ケース :ステンレス(デュラテクト※6α)
裏ぶた :サーメット
バンド :ステンレス(デュラテクトα)
ケース径/厚み(設計値):ケース径39.8mm / 厚み2.98mm
ガラス :サファイアガラス
(99% クラリティ・コーティング※7)
防水 :日常生活用防水
文字板カラー :ブラック / シルバー / チャコールグレー
主な機能 :Cal.8826 / 月差±15秒 / 光発電エコ・ドライブ /
フル充電時10ヶ月可動
※3 バインダレス超硬合金:主成分に「炭化タングステン」を用いて、結合剤にコバルトやニッケルを含まず、従来の超硬に対し硬度、耐食性、耐酸化性に優れた超硬合金です。結合剤(バインダー)がない硬質相のみで形成されるためバインダレスと呼ばれます。
※4 ビッカース硬度(Hv):素材にダイヤモンド製の圧子を押し込むことで測定される、硬さを表す尺度の一つ。この試験方法は、極めて硬い材料も測定でき、また試験用途も大変広く、他の硬さ試験の基準にも利用されています。
※5 サーメット:Ceramics(セラミックス)とMetal(金属)からの造語です。金属の炭化物や窒化物など硬質化合物の粉末を金属の結合剤と混合させて焼結した複合材料の呼称です。セラミックスの特性である耐熱性や耐摩耗性、金属の特性である靱性を兼ね備えています。一般的なセラミックスよりも金属光沢を持った色調表現が可能です。
※6 デュラテクト:シチズン独自の硬化技術。ステンレスやチタニウムの金属表面硬度を高め、優れた耐摩耗性により、すりキズや小キズから時計本体を守り、素材の輝きを長期間保つ技術の総称です。
デュラテクトα:デュラテクトの最高峰。表面硬度においてはステンレスの10倍以上で、ビッカース硬度は2,000以上となります。貴金属を含まないので肌に優しいのも特徴です。
※7 99% クラリティ・コーティング:サファイアガラスの表裏両面にシリコン加工物を多層構造コーティングすることにより光の反射を抑え(透過率99%)、高い視認性を確保し時計の文字板を見やすくしました。またキズがつきにくく、表面には汚れを防ぐ撥水膜を施し、耐久性と防汚性を向上させています。
<BASELWORLD2016出展「Eco-Drive One」スペシャルサイト>
http://citizen.jp/event2016/baselworld
<シチズン時計とは>
シチズン時計は、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールであり、世界100ヶ国以上でビジネスを展開しています。1918年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて行動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。2016年に光発電開発から40年を迎えたシチズン時計は、これからも時計の未来を切り開いていきます。
※このリリースは、2016年3月時点でのデータを元に製作しています。
※商品のデザイン及び価格、発売日、スペックなどは、一部変更になる場合があります。
※エコ・ドライブおよびデュラテクト、99% クラリティ・コーティングはシチズンホールディングス株式会社の登録商標または商標です。
<製品についてのお問い合わせ先>
シチズンお客様時計相談室
フリーダイヤル 0120-78-4807〔受付時間 9:30~17:30 祝日除く月~金〕
- カテゴリ:
- 商品
- ジャンル:
- ファッション・アパレル その他ライフスタイル
取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては
プレスリリース内にございます企業・団体に直接ご連絡ください。
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)