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株式会社アールエフ、デジタルレントゲン(DR)センサーのOEM販売開始

2008.11.04 12:00

株式会社アールエフ(本社:長野県長野市、代表取締役社長:丸山 次郎)は、デジタルレントゲン(DR)センサーNAOMIシリーズのOEM販売を開始します。

当社は、NAOMIシリーズ(*1)のOEM販売業者と新規市場の開拓のため、新事業部を発足し、初年度の販売目標を1,200台に設定しました。NAOMIシリーズのOEM販売に向けて、CsIシンチレーターを搭載したセンサーを年内に発売開始する予定です。CsIシンチレーターを使用することで、従来製品に比べて、エックス線量を半分以下に抑えられ、コントラスト比が上がることで、よりシャープな画質が得られます。

現在のレントゲン市場は、病院・総合病院レベルの市場が飽和状態にあるため、各メーカーによる小規模の医療施設へのレントゲンシステムの売込み競争が激化しています。こうした背景もあり、低価格と高画質が両立できる、Multi CCD Detector(*2)方式のレントゲンシステムのOEM販売の引合いが増えていました。

近年、DR市場は世界的に大きな伸びをみせています。特にヨーロッパ市場は2010年には2億米ドル近い規模にまで成長するともいわれており、当社もNAOMIシリーズのOEM販売に踏出す決断にいたりました。NAOMIシリーズに代表されるDR方式は、CR方式やフィルムを使用するアナログレントゲン装置と異なり、イメージングプレートやフィルム等の消耗品が不要のため、大幅なランニングコストの削減が可能です。

当社は、さらなるDR市場の拡大を見込み、Multi CCD方式のエックス線検出器のユニット単位での販売も開始します。

(*1)NAOMIシリーズの「デジトゲンNAOMI」は、2007年に国内の一般診療所におけるデジタルX線(I.I DRタイプ)の納入実績No.1(29.6%)を獲得しました。
矢野経済研究所(本社:東京都中野区)調べ。

(*2)12個のCCDを1ユニットとして、複数のカメラを組み合わせ、画像を取得する方法。当社独自の画像取得技術です。CCD間の距離を詰めることで画像の解像度を上げることができます。ユニット数を増減することで、センサーのサイズを変えることもできます。

【会社概要】
会社名  : 株式会社アールエフ
代表者  : 代表取締役社長 丸山 次郎
本社所在地: 〒380-0935 長野県長野市中御所3
会社登記 : 1998年6月
資本金  : 9億110万円(資本準備金8億8,110万円)
従業員  : 165名
主な事業 : 医療・工業用X線センサー/工業用内視鏡/歯科口腔内カメラ/
       放送・業務用CCDカメラの開発・製造・販売/カプセル内視鏡等の開発
URL    : http://www.rfsystemlab.com/

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