庄子:まとめになりますが、企業のSDGsへの取り組みに対して、メディア側がもっとこうなっていかなればならないというような熱い思いも含めて、森田さんから皆様にメッセージがあればお話いただきたいなと思います。
森田氏:そうですね、我々ニューズウィークは常に「日本と世界」を意識して報道をしておりまして、(海外の記事で言うと)日本ではあまり知られていない世界のニュースや、政治経済だけではなくビジネスやカルチャーなども取り上げています。逆に日本のネタだと、先ほどもお話しましたが、日本人が気づいていない日本の良いところ、あるいは日本が海外からどう評価されているのか、といったところを常に意識しています。
我々がそうした観点でSDGsに関する特集を作ったり、Webで記事を出してきた中で、日本企業のSDGsの取り組みはもっと世界的に評価されていいんじゃないかと常々感じていますので、今後もっと力を入れて発信していきたいと考えています。
庄子:ありがとうございます。
あとがき
セミナー終了後、会場でご参加いただいた約40社の方を対象とした名刺交換会も開催され、登壇者に直接広報の悩みを相談される方の姿もある一方、会場内の至る所で参加者同士の交流も活発に行われていたのが印象的でした。
今回、会場・オンラインあわせ大変多くの方にご参加いただきましたが、SDGs発信に関心がある方、既に実施している取り組みの発信方法に悩んでいる方が沢山いらっしゃることを知ると同時に、SDGsへの関心の高まりを実感しました。
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