今回@Pressでプレスリリースを配信した「株式会社YB-LAB.」は、多数のブランドを持ちホームケア商品の企画・開発から販売までを行なっている企業です。
株式会社YB-LAB.は、ブランド「グラマラスパッツシリーズ」から発売する新商品「ゆらフィット(yura-fit) ブラインナー」についてのプレスリリースを配信しました。
プレスリリース配信後、小売企業や購入したい方からの問い合わせが増え、営業資料にも活用できるほどの反響を得ることができました。
今回は新規顧客層をしっかり獲得できた株式会社YB-LAB.を例にどんなプレスリリースを作成し、どの点がポイントだったかを解説いたします!
プレスリリースを配信されている広報・マーケティング担当の方は、ぜひ最後までご覧ください。
プレスリリース:「温熱ツボケア×スタイル補整の高機能着圧ブラインナー 『ゆらフィット(yura-fit)』を6月1日から先行販売を開始」
目次
プレスリリース概要
プレスリリース配信の目的
新商品「ゆらフィット(yura-fit) ブラインナー」の認知度拡大、小売企業への宣伝、そして売上への貢献がプレスリリース配信の目的でした。
ブランドの認知度はあっても今回は新しいコンセプト商品だったために、商品の特徴や、機能を広く広める必要があったのです。
プレスリリースのポイント
商品の特徴や機能の情報を過不足なく記載しており、尚且つメディアが食いつきやすいキーワードを散りばめられているのがポイントです。
「ランキング○位」や「○冠達成」は、メディアの目に留まりやすく記事にされやすいキーワードです。
販売開始時に楽天ランキングで1位を獲得し、売上ランキングでは5冠達成の快挙を成し遂げました。
また、素材に天然繊維のバンブー(竹)を使用していると記載がありますが、通常は取り上げないであろうSDGs関連のメディアやニュースメディアにも取り上げられる可能性を高めているのも素晴らしいポイントです。
特に注目すべきは、身体にも地球にも優しいサスティナブルな天然繊維のバンブー(竹)素材を使用していることです。
プレスリリース配信の影響
プレスリリース配信後にメディアに掲載された数はなんと72件と多く、大手メディアはもちろん、女性向けライフスタイルメディアの「TRILL」や、ママ向け情報メディアの「ママテナ」などに取り上げられ、しっかりとターゲット層へ情報を届けることができました。
その結果、小売企業やお客様からの問い合わせが増え、プレスリリースの影響をしっかり感じ取ってもらえました。
プレスリリースのポイント
プレスリリースの校正ポイント①:タイトルの冒頭に商品の推しポイントを!
タイトルは25文字~35文字、2行の中にリリース内容がわかるよう端的にまとめられたものが好まれます。
また、メディアの担当者の方は最初の10文字程度で判断するとも言われていますので、商品の推しポイントを冒頭に持ってくるとより効果的です。
関連記事では、プレスリリースのタイトルのつけ方を詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください。
メディアの担当者にリリースをご確認いただく際に、本商品のアピールポイント・特徴が明確に伝わりやすく、より興味をもっていただきやすいようなワードが冒頭にくるタイトルをご提案しました!
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プレスリリースのポイント①:読者との共感ポイントをつくる!
プレスリリースの二段落目に、商品を購入するターゲットに寄り添った文言が入っています。
通常のプレスリリースでは、呼びかけの表現は好まれず校正することもありますが、商品開発の背景に繋がっており、より商品の価値を高めてくれる文言だと思い掲載に至りました。
今までのプレスリリースは、メディアが読むものとされていましたが、今はターゲットの購買層や個人の方の目にも留まりやすい時代になっています。
今回の呼びかけも個人の方が見た時に「共感」を得られ、大きな反響に繋がったのだと思います。
呼びかけの文言を記載したい場合は、校正のプロに相談してからにすると安心です。
日々の生活の中で、自分を労わる時間を見つけることが難しいと感じることはありませんか?
長時間のデスクワークや家事、育児に追われ、いつの間にか疲れが溜まっていることはないでしょうか。
忙しいスケジュールの中で、心身のバランスが崩れがちになることもあります。
また、仕事や家庭のプレッシャーで、リラックスする時間を持てずにいることもあるかもしれません。
そんな日々の中で、心と身体のゆらぎを感じることも多いかと思います。私たちは、そのような皆さまの毎日を少しでも前向きにするお手伝いをしたいと考え、『ゆらフィット ブラインナー』を開発しました。
どのようなシーンで活用できる商品なのか、どのようなターゲット層に向けた商品なのか、株式会社YB-LAB.様の商品への想いが伝わりやすい文言でしたので、いただいた原稿のままを掲載しました!
プレスリリースのポイント②:SDGs関連のことは積極的に書こう!
「プレスリリースのポイント」にも記載した通り、サスティナブルな素材を使用していることは、ファッションやライフスタイルメディアにとどまらずニュースメディアやSDGsを取り扱っているメディアにまで取り上げてもらう可能性を高めています。
今回はSDGsの「12.つくる責任、つかう責任」に該当しており、SDGsに取り組んでいることは、企業やブランドの価値、そして信頼を高めてくれるでしょう。
プレスリリースに関連して記載できることは、なるべく記載しましょう。
特に注目すべきは、身体にも地球にも優しいサスティナブルな天然繊維のバンブー(竹)素材を使用していることです。
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校正担当からコメント
商品特徴や商品がどのようなものかが伝わりやすい画像など、予め充分な情報をご用意いただいていたため商品の魅力が伝わりやすい原稿でした!
プレスリリースが記事化に繋がったポイント
メディアでの取り上げられ方
「スタイル補整」をキーワードに取り上げているメディアが多く、購買層のニーズにダイレクトに訴求されている記事になっていました。
また、商品の特性である「温熱ツボ」について触れているメディアも多く、機能や特徴を過不足なく記載した結果、メディアがそれぞれのターゲット層に合わせたポイントを掲載した形になります。
※「補整」「ととのう」などのキーワードを使用する場合は薬機法に触れていないか十分に確認しましょう。
メディアに取り上げられたポイント
今回発売したのは、新しいコンセプトの商品だったため、商品の機能や特徴を広く広める必要がありました。
プレスリリース内にも段落をつけ、分かりやすく記載しています。
そして、それぞれの特徴に対して一枚ずつ画像を用意されていたのが、メディアに取り上げられたポイントの一つと言えます。
メディアが取り上げたい特徴に対して画像があることは、記事を書く立場からしてもとても書きやすくなりますので、画像はしっかり活用しましょう。
また、画像はブランドや商品の雰囲気を伝えるのに必須アイテムです。
エレガント、フェミニン、アクティブ、カジュアル、アーバン、ナチュラルなど、ブランドイメージを画像を使って読者に伝えましょう。
プレスリリースを配信した株式会社YB-LAB.から
まとめ
新商品のプレスリリースを配信する企業は多いと思いますが、新規のターゲットになかなか届かないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、新規顧客層へ届けるためにはどんなプレスリリースがいいのかを解説しました。
広報やマーケターの方の参考になれば嬉しいです。
「プレスリリースの書き方が分からない」「プレスリリースを配信してもなかなかメディアに掲載されない」など、プレスリリースについてお悩みのある方はぜひご相談ください。
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