新緑が眩しい季節になりました。
5月といえばゴールデンウィークで各地の行楽地やイベントも盛り上がる時期ですね。
5月は祝日以外にも「記念日」が多数あり、特に食べ物や自然環境に関する記念日が多い月です。
今回ご紹介した日以外にも様々な記念日がありますので、ぜひ調べて自社のPRに活かしてみてください。
7日(コナモンの日)
『食シーンには欠かせない存在としての偉大なるコナモン』をキーワードにコナモンの魅力を“面白まじめ”に考える民間団体「日本コナモン協会」が2003年に制定した記念日。
「こ(5)な(7)」と読む語呂合せから制定されていますが、同じ語呂合わせとしてこの日は「粉の日」にもなっているそうです。
「コナモンの日」はその名のとおり、たこ焼き・お好み焼き・うどん・そば・パンなど、「粉」を使った食品「コナモン」(粉もん)の魅力をPRすることを目的として制定しており、イベントを開催したり関連企業がキャンペーンを実施したりしています。
参考(OTAFUKU コナモン総選挙): https://www.otafuku.co.jp/event/konamon2019/
なお、通常「コナモン」といえば小麦粉を使用した料理が中心になりますが、近年では小麦粉の価格が高騰していることから「米粉」への注目も集まっています。
TVQ九州放送:小麦高騰 食生活に大きな影響 いま注目!「米粉」の出番です!!
8日(母の日)
お母さんに感謝の意を伝える「母の日」。日本やアメリカでは“5月の第2日曜日”と定められていますが、フランスでは5月の最終日曜日、タイではシリキット王妃の誕生日である8月12日と国によって「母の日」は異なります。
ちなみに一般的に母の日=カーネーションというイメージがありますが、贈る花もミニバラ、アザレア、ジャスミンなど違いがある他、お花以外の贈り物としてお金を渡す国もあるんだとか…!
Googleトレンドによる「母の日」に関する検索キーワードのトレンドを見てみると、例年3月下旬頃から検索が増え始め、母の日の週に最も検索が集中する傾向が見られます。
母の日の贈り物に関する内容はもちろん、母の日に関する意識調査の結果を自社のサービスや商品に紐づけてPRするのもおすすめです。
11日(ご当地キャラの日)
一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が地域の活性化を目指し、街を元気にするご当地キャラクター同士の連携を深め、それぞれのローカルキャラクターを全国に発信することを目的として制定した日です。
5と11で「ご(5)当(10)地(1)」と読む語呂合わせからこの日が選ばれています。
日本経済新聞が全国の47都道府県と815市区を対象にアンケート調査した結果によると、2021年度のご当地キャラ数は1,553体にのぼるそう。非公式キャラクターなどを含めると、さらに数が多くなりそうですね。
なお、ご当地キャラと同義語として「ゆるキャラ(R)」という言葉も使用されますが、これは商標登録されている言葉のため、PRで使用する際は要注意です。
22日(国際生物多様性の日)
生物の多様性が失われつつあることや、それらに纏わる諸問題に対する人々の認知を広げるため国際連合が制定した記念日です。
生物の多様性に関する条約が締結された日が由来となっています。
この日には啓蒙のためのイベントやシンポジウムなどが多く開催されます。
近年、SDGs(持続可能な開発目標)について多くの企業・団体・個人が取り組んでいますが、持続可能な地球にするためには生態系を守ることも大切な事項の1つです。
環境配慮への意識がますます高まる今こそ、企業活動としてもこの日をきっかけに情報発信をしていきたいですね。
30日(ごみゼロの日)
日本で美化活動とともに、ごみの減量化と再資源化を促す啓発活動を実施するために制定された記念日です。
「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで「ごみゼロの日」に定められていますが、この日は「ごみゼロ」を推進するために「お掃除の日」・「掃除機の日」にもなっています。
5月には22日の「国際生物多様性の日」にもあり、環境に関する記念日が多い月ですね。
ちなみに「ごみゼロの日」(30日)は「ごみ減量・リサイクル推進週間」の初日となっており、6月5日の「環境の日」まで廃棄物の減量化や再生利用を促進するための啓発活動が行われます。
BtoBの企業はBtoCに比べてなかなかPRするネタがない、というご相談を多くいただきますが、環境に配慮した製造機械の話題や自社での環境活動などをPRするにはもってこいの切り口です。
ぜひ、日頃の企業活動の中からPRに繋げられる話題を探してみてください。