PRに使える6月の「記念日」を紹介

年が明けて半年が経つ6月。皆さんは早く感じたでしょうか?それとも遅く感じているでしょうか?
6月は梅雨で憂鬱な気分にもなりやすいですが、PRとしては「この時期だからこそ」のネタや梅雨明けの本格的な夏シーズンに向けて情報発信が盛んになりだす時期です。
日常生活の中からも「PRに使えそう!」という切り口を探しながらジメッとした時期を跳ね返す勢いで情報発信をしていきましょう!

1日(麦茶の日)

1986年に全国麦茶工業協同組合が制定。
麦茶の原料である大麦の収穫時期が6月にあたること、またこの時期から麦茶を飲む機会が増えることから、麦茶をPRするために定められました。

全国麦茶工業協同組合によると、夏場に麦茶が飲まれる理由として以下のように回答しています。

夏場は、身体の新陳代謝が活発になり汗をかくと水分のほか塩分やミネラルも失われます。麦茶はミネラルを比較的多く含むため、麦茶を飲むことによって水分のほかミネラルを補給することができ、お年寄りから子供まで安心して飲める「自然飲料」として、多くの人に親しまれているからです。

引用: http://www.mugicya.or.jp/qanda/index.html

16日(和菓子の日)

全国和菓子協会が1979年に制定。
西暦848年の夏、仁明天皇が御神託に基づいて、6月16日に16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に供えて、疫病を除け健康招福を祈誓し、「嘉祥」と改元したという古例にちなみます(※全国和菓子協会のサイトより引用)。

つい先日も「若者の和菓子離れ」が話題になっていましたが、その一方でキャラクターを模した練切や、断面の美しさを楽しむ「萌え断」で話題になった大福など、和菓子の魅力を引き出す新たな商品も生まれています。

19日(父の日)

父への感謝を表す日として毎年6月の第3日曜日に定めらている日。
父の日は母の日同様、アメリカが発祥とされており、「母の日」がカーネーションなのに対し、「父の日」はバラを贈ることになっています。
なおイタリア、ポルトガル、スペインはイエス・キリストの養父である「聖ジュゼッペの日」である3月19日が父の日になります。

母の日はカーネーションのイメージが強く、お花を贈る人も多いようですが、父の日はお酒を贈る人が多いのだとか…!
母の日同様、この時期は父の日に贈るプレゼントを探す人が多いため、関連キーワードでの検索も多くなります。既存商品であっても父の日をきっかけにしたキャンペーンやラッピング対応などを切り口にすることも可能!
また最近はプレゼントに最適な商品をInstagramで検索する人が多いため、プレスリリースでのPRと合わせてInstagramにも情報を掲載するなどすると良いPRが出来るかもしれません。

11日(傘の日)

1989年に日本洋傘振興協議会が制定。
この日が暦の上で雑節「入梅」(「梅雨入り」すること)になることが多いことから制定されています。
梅雨の時期に必須な傘はもちろんのこと、“レイングッズ”は毎年特集が組まれ注目を集めやすいネタです。

日本での傘の消費量は年間1億2,000万本~1億3,000万本と推定されており(※日本洋傘振興協議会 調べ)、うち約6割が使い捨て傘。また警視庁が保管する遺失物のうち上位5品目内に傘類が入っているデータも出ているそうです。
サステナブルが注目される昨今、「長く大切に使い続ける」「不要になったものを再利用する」というポイントがPRでも大切になってくるでしょう。

夏の話題は6月くらいから!

年々、夏日が前倒しになっているように感じますが、PR業界で夏の話題が出始めるのが例年6月頃からと言われています。特にクーラーに関する買い替えや試運転に関する啓蒙活動は5月半ば頃から頻繁に行われるようになりますよね。
夏モノに関する話題は気温が上がる頃から徐々に各種媒体で話題になってきますので、その年の天候なども見ながら情報を出していきましょう。
また同業他社と同時期に出すと業界動向の一部として取り上げられる機会にも繋がるため、周囲の情報収集も同時並行で行うと良いでしょう。

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