季節や「記念日」に合わせてプレスリリースを作ろう

プレスリリースを配信する際、「既存の商品をアピールしたいけれど、新規性のあるネタがない」「商品紹介になってしまいがち」といったお悩みを聞く機会が非常に多いです。
メディアの注目を集めるためのネタ(切り口)探しは、広報担当の方にとっては頭を悩ませている部分かと思います。

そこで、この記事では「記念日・季節のイベントからのネタ探し」について、具体例をあげながら解説します。

記念日・季節のネタは特集記事に取り上げられる可能性あり!

テレビや雑誌などで「母の日の贈り物特集」や「クリスマスギフト」など記念日・季節に絡めた特集を目にすることも多いのではないでしょうか?
メディアの種類を問わず、季節に関わるものや記念日に関する情報は、旬の情報として需要が多く、取り上げられやすいネタの1つです。

そのため、プレスリリースタイトルに「○○の日」などの記載があれば、そういった情報を集めているメディアの目にも留まりやすくなります。

記念日・季節性(イベント)からネタのもとを考える

「記念日・季節性」とは、○○の日・バレンタイン・新学期・お中元・花粉症など毎年訪れる旬な情報を指します。

これから訪れる「○○の日」・季節のイベント

例えば9月以降であれば以下のようなイベントごとが挙げられます。
特に「ハロウィン」や「クリスマス」は限定商品の発売やイベントの告知が毎年多く出されています。

9月 :敬老の日・秋分の日・○○の秋
10月:体育の日・ハロウィン
11月:文化の日・勤労感謝の日・立冬
12月:クリスマス・大晦日

どんなふうにネタにする?

実際に季節性を取り入れながらPRする時の代表例は以下のとおりです。

【例】
・ハロウィン限定イベント「~イベント名」を開催
・クリスマスプレゼントにも最適な「~商品名~」が発売
・梅雨の季節に役立つ「~商品名~」、累計販売数○○を突破!
・「○○の日」にあわせて「~キャンペーン」を実施

季節にあった商品として「新商品発売!」という切り口はもちろん、既存の商品の場合は「累計販売数~を突破!」という切り口であれば新規性があるリリースとして配信が可能です。
また、「○○の日」にあわせて、プレゼントキャンペーンや割引キャンペーンなどを実施すれば新規性が高いリリースになります。

記念日・季節性(イベント)とPRしたい商品を結びつける

プレスリリースとして記載する時、どのように商品と季節性を結びつけるのか。
その例として3つピックアップしてみました。
あくまで一例ですので、実際に自分で書く時は自社でPRしたいことや、結びつける内容によってアレンジをしてみましょう。


【具体例(1):新商品×「敬老の日」】
例>
おじいちゃん、おばあちゃんのような年配の方ほど、直接会いに行くことが難しい昨今、逢いたい気持ちをお届けできるような「~商品名~ギフト」を〇月〇日に発売いたします。

【具体例(2):既存商品×クリスマス】
例>
誕生日プレゼントやクリスマスの贈り物にぴったりな「~商品名~」が、〇〇〇〇年〇月に発売から先月までに累計販売~を達成いたしました。実際にご購入いただいたお客様より「~~」という声をいただいております。

【具体例(3):既存商品×「○○の日」】
例>
〇月〇日の「〇〇の日」を記念して、「××」に関する簡単なクイズにお答えいただくことにより、抽選で「~商品名~」などが当たるプレゼントクイズキャンペーンを実施します。

注意ポイント
プレスリリースでは「新規性」が必須となるため、既存の商品の場合には、「こういう商品があります」というただの紹介にならないように注意が必要です。
プレスリリース配信時点での「累計販売数」や「キャンペーン実施」という内容を主題にして、直近1ヶ月以内での「新規性」をプラスしましょう。

これから注目されるのはどんなネタ?

季節の話題や世の中で注目されていることを見つけるには、「情報収集」も必要です。
今話題になっていることや、これから先の記念日など検索して、ネタのもとを探してみてください。

【おすすめメディア】
WEB:J-CASTYahoo! ニュース一般社団法人 日本記念日協会

アプリ:LINE NEWSSmartNewsNewsPicks

最近はSNS上で話題になっているものも注目されやすいためX(Twitter)もチェック!
X(Twitter)のアカウントを持っていなくても「Yahoo!リアルタイム検索」を使えばX(Twitter)上で話題になっているキーワードなどをチェックすることができます。

さいごに

季節のイベント以外でも、調べてみると「○○の日」はたくさんあり、新しい記念日も増え続けています。
自社商品にあった「○○の日」や季節のイベントを探し、プレスリリースを考えてみてはいかがでしょうか。

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