「プレスリリース」は、世間に最新情報を届ける優れた手法として、数多くの企業・団体が採用する広報手段です。
最新の「プレスリリース」の配信方法では「プレスリリース配信サービス」の利用が一般的になっており、メディア各社に新鮮な情報を届けることで、記事化による更なる情報拡散につながります。
しかし一方、「プレスリリース配信サービス」は数多く存在するため、
- 「費用相場がわからない」
- 「原稿作成もサポートしてほしい」
- 「どのサービスを選べばいいかわからない」
など、選ぶのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では「【2024年最新版】プレスリリース配信サービス6選を徹底比較」と題し、
- プレスリリース配信サービスの選び方
- 各プレスリリース配信サービスの特徴
- 各プレスリリース配信サービスの実績
などを詳しくご紹介していきます。
ぜひ本記事をご参考に、自社に合ったプレスリリース配信サービスを見つけましょう!
目次
プレスリリースとは
「プレスリリース」とは、企業が主にメディア向けに発信する「公的文書」のことです。
発信する内容は、
- 新商品・新サービスの発表
- 新規事業の設立・開始
- 経営・人事情報
など多岐に渡り、企業が公式情報を発信するための主要な広報手段に数えられます。(報道発表資料と呼ぶこともあります)
また、注目度の高いプレスリリースは、メディアが取り上げることで一般消費者(読者や視聴者)にも届きやすくなるので、情報を効果的に世間に広めることができます。
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プレスリリース配信サービスと選び方
次に「プレスリリース配信サービスと選び方」について解説していきます。
プレスリリース配信サービスとは
「プレスリリース配信サービス」とは、複数のメディアにプレスリリースを配信することができる代行サービスのことです。
具体的には、
- 配信先メディア選定とプレスリリース送付
- 配信サービスサイト上へのプレスリリース掲載
といった内容を依頼できるのが一般的で、会社によっては原稿作成などもサポートしてくれます。
プレスリリース配信サービスを利用しない場合、一からプレスリリース原稿を作成し、独自で作成したメディアリストへFAXやメールなどで送付することになります。
それらの煩雑な作業をサポートしてくれるのがプレスリリース配信サービスです。
プレスリリース配信サービスの選び方
プレスリリース配信サービスの選び方としては、以下のポイントに注目すると良いでしょう。
費用
プレスリリース配信サービスは、「1配信ごと」の料金設定が基本になっています。
単に安ければ良いというわけではなく、
- 見込める記事化数(実績)
- 提携メディア数
などに注目し、費用対効果を考慮するのがポイントです。
有料プランと無料プラン
プレスリリース配信サービスでは、有料プラン以外に無料プランが用意されているケースも見られ、内容は配信サービスによって異なります。
しかし当然ながら「サービスの質」は有料サービスが優れており、
- 記事化実績のある複数の提携メディアに配信できる
- 配信に関するアドバイスやフィードバックを受けられる
といった点は有料プランでこそのメリットでしょう。
また無料プランの多くは、有料サービスのトライアルを兼ねていることが多いので、まずは無料会員から試してみるというのもオススメです。
提携先とメディア掲載数
プレスリリース配信サービスを比較する際に最も重視したいのが、提携先とメディア掲載数です。
プレスリリースの効果が最大限に発揮されるのは、"プレスリリースがメディアの目に留まり記事として世間に紹介された時"であるため、メディアとの繋がりや掲載実績を重視することが、結果的に費用対効果を高めることになるでしょう。
サポート体制と効果測定
プレスリリース配信サービスを選ぶ際には、サポート体制や効果測定の充実度が決め手になることもあります。
例えばプレスリリースの配信経験が少ない企業では、原稿の作成代行・添削なども依頼できる配信サービスを選ぶのがおすすめです。
また、プレスリリースの活用機会が多い=継続的に配信サービスを利用したい企業では、プレスリリース配信後の効果測定を導入している配信サービスを選ぶのが好ましいでしょう。
プレスリリース配信サービス6選
それでは本項で「プレスリリース配信サービス6選」をご紹介していきます。
以下の比較表を参考にしながら各サービスの特徴を見ていきましょう。
料金 | 提携メディア数 | サポート | 効果測定 | |
@Press | 30,000円~ | 約80 | 専任サポート付き | 〇 |
NEWSCAST | 無料プラン~ | AIサポート有り | 〇 | |
PR TIMES | 30,000円~ | 約230 | 〇 | |
共同通信PRワイヤー | 19,200円~ | 約70 | 〇 | |
valuepress | 30,000円~ | プロによる原稿作成・添削あり | 〇 | |
Dream News | 15,000円~ | 約34 | 〇 |
@Press
画像:@Press
はじめにご紹介するのは「@Press」です。
「@Press」は、専任スタッフによる充実のサポートが魅力のプレスリリース配信サービスです。
1人あたり年間平均1,200本のプレスリリースを校正するプロの目で、記事化に圧倒的な実績を持ちます。
実際に2023年1月同社調べで「記事掲載数 国内No1」を誇っており、“配信1回で200記事” を獲得するリリースを毎月打ち出す、実力派の配信サービスです。
リリース配信サービス名 | @Press |
提携メディア数 | 約80 |
料金プラン | 30,000円~ |
効果測定 | 広告価値換算機能有り |
オプション |
|
特徴 |
|
公式サイト | https://www.atpress.ne.jp/ |
NEWSCAST
画像:NEWSCAST
次にご紹介するのは「NEWSCAST」です。
「NEWSCAST」は、メディア向けの配信だけでなく、SNSでのプレスリリース配信にも力を入れている配信サービス・サイトです。
SNSを使って直接消費者にニュースを届けられる点が最大の強みで、中でもX(Twitter)のエンゲージメント数は、主要プレスリリース配信サービスの中で堂々のNo1を誇ります。
また、AIを活用したプレスリリース作成も特徴で、AIの質問に回答するだけでプレスリリースが完成するので、工数を限りなく抑えられる点も魅力です。
リリース配信サービス名 | NEWSCAST |
料金プラン | 50,000円~(無料プランあり) |
効果測定 | 広告価値換算機能有り |
特徴 |
|
公式サイト | https://newscast.jp/ |
PR TIMES
画像:PR TIMES
続いてご紹介するのは「PR TIMES」です。
「PR TIMES」は、国内シェアNo.1を誇るプレスリリース配信サービスです。
「サイトPV8,900万」は業界トップで、最もよく閲覧されているプレスリリース配信サイトでもあります。
また、X・Facebookのフォロワーが多く、プレスリリースの情報がSNS上でも広まりやすい点が魅力です。
リリース配信サービス名 | PR TIMES |
提携メディア数 | 約230 |
料金プラン | 30,000円~ |
効果測定 | 分析データツール・ヒートマップ・広告価値換算機能有り |
オプション |
|
特徴 |
|
公式サイト | https://prtimes.jp/ |
共同通信PRワイヤー
画像:共同通信PRワイヤー
続いてご紹介するのは「共同通信PRワイヤー」です。
「共同通信PRワイヤー」は、ニュース配信会社「共同通信グループ」のプレスリリース配信サービスです。
70%超えの高い記事化率を誇るほか、提携メディア57サイトにリリースが転載される点も魅力になっています。
また、海外に向けの配信ネットワークに強い点も「共同通信グループ」の同社ならではの強みです。
リリース配信サービス名 | 共同通信PRワイヤー |
提携メディア数 | 約70 |
料金プラン | 19,200円~ |
効果測定 | 記事アクセス解析・記事掲載結果と広告換算値を無料でレポート |
オプション |
|
特徴 |
|
公式サイト | https://kyodonewsprwire.jp/ |
valuepress
画像:valuepress
続いてご紹介するのは「valuepress」です。
「valuepress」は、定額制の配信無制限プランが特徴のプレスリリース配信サービスです。
3段階の料金プランから企業ニーズに合わせて選択可能で、記者への個別コンタクトで掲載率を上げるプランなども提供されています。
専任スタッフによる原稿作成・添削サービスもあるのでプレスリリース経験が浅い企業にもオススメです。
リリース配信サービス名 | valuepress |
料金プラン | 30,000円~ |
効果測定 | 記事の掲載先・アクセス推移・SNS解析など、プレスリリース配信後の効果検証 |
オプション |
|
特徴 |
|
公式サイト | https://www.value-press.com/ |
Dream News
最後にご紹介するのは「Dream News」です。
「Dream News」は、業界No.1の低価格と配信スピードが売りのプレスリリース配信サービス・ツールです。
30日間15,000円〜で配信無制限という安さで手軽に導入しやすい点が大きな魅力になっています。
また、全ての作業をWeb上で簡単に行え、最短30分のスピード配信も可能です。
リリース配信サービス名 | Dream News |
提携メディア数 | 約34 |
料金プラン | 15,000円~ |
効果測定 | アクセス数や掲載された提携メディア数の確認 |
オプション |
|
特徴 |
|
公式サイト | https://www.dreamnews.jp/ |
まとめ
以上、本記事では「【2024年最新版】プレスリリース配信サービス6選を徹底比較」をご紹介しました。
プレスリリース配信サービスを選ぶ際には、料金や提携メディア数、記事化実績などを踏まえて検討することが重要です。
また、プレスリリースの配信経験や社内ノウハウなども考慮しながら、自社にとって最適なプレスリリース配信サービスを利用していきましょう!
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