インスタント食品から薬味袋が消える!?食品封入カプセル「あじ...

インスタント食品から薬味袋が消える!? 食品封入カプセル「あじの実(R)」に 液体調味料なども封入できる新技術を開発

5月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで一般公開

赤田善株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:赤田 真朗、以下 当社)は、2015年8月に硬質カプセルを食品に使用した、食品封入カプセル「あじの実(R)」に関して実用新案を申請して新事業を立ち上げました。そしてこの度、硬質カプセルに液体食品素材を封入させる新技術を開発し特許を申請しました。
この新技術を活用し、更に食品をおいしく、より便利にする提案を行ってまいります。

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【食品封入カプセル「あじの実(R)」とは】
食品封入カプセル「あじの実(R)」は、食品素材を硬質カプセルに封入した製品です。また、「硬質カプセル」とは、プルラン、ゼラチン、あるいは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)などによって形成された、水溶性の可食カプセルです。
封入させる食品素材には、砂糖、塩、香辛料、ハーブ、うまみ調味料などの粉末状や粒状の調味料、チアシード、ゴマなどの粒状食品素材、調味油、香味油などの食用油などがあります。
これらの食品素材をカプセルに封入することにより、様々な新しい食品の開発が可能となります。


【食品封入カプセル「あじの実(R)」の新技術】
食品封入カプセル「あじの実(R)」は、硬質カプセルを食品の水分で溶かす目的で、水溶性の硬質カプセルを使用しています。これまでは、水分を含有する液体食品素材を封入すると、含有水分によってカプセルが簡単に溶けてしまい、カプセルとして機能させることができない、という問題がありました。
この度当社では、このような従来技術における問題を解決し、封入状態を長期間維持させることができる新技術を開発しました。
この新技術により、醤油、食酢などの液体調味料や、果汁、リキュールなどを液体のまま硬質カプセルに封入することが可能となります。


【液体食品素材封入カプセルの使用例】
インスタントラーメンやインスタントスープなどのインスタント食品には、風味付けのための調味液が添付されていることがあります。このような調味液は、フィルムを溶着して形成した袋に封入された状態で提供されることが多く、フィルムの開封時に手が汚れてしまう、中身が飛び散ってしまうといった問題があります。
そこで、調味液を硬質カプセルに封入して添付し、調理時に調味液をカプセルごと食品(スープ)の中に投入するようにしておけば、スープの水分でカプセルが溶けて、調味液を食品へ添加することができ、取扱いが容易となります。
例えば、魚醤などにおいの強い調味料をカプセルに封入することにより、かやくと一緒に入れておくことも可能となります。

また、硬質カプセルに液体調味料を封入し、これをすり身の中に入れてフライすることで、すり身全体に混ぜ込んだものより、同量でもインパクトのある味付けにすることができます。
例えば、一口サイズのすり身団子に柑橘系の果汁を封入した硬質カプセルを入れておくと、噛んだ瞬間に口の中で、柑橘系果汁の香りを楽しむことができます。


【今後の展開】
当社では、食品封入カプセル「あじの実(R)」に、粉末状、粒状、油状、さらに液状の、さまざまな食品素材を封入し、新たな食品開発ができるよう、加工食品の各分野に広くご提案してまいります。
まずは、2016年5月18日(水)から20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「ifia JAPAN 2016 (第21回 国際食品素材/添加物展・会議)」にて、食品封入カプセル「あじの実(R)」の一般公開を予定しております。
そのうえで、加工食品メーカーの皆様と一緒に新商品開発に向け、食品封入カプセル「あじの実(R)」を使用した取り組みを行ってまいります。


【赤田善株式会社の概要】
社名    : 赤田善株式会社
創業    : 1932年
代表者   : 代表取締役社長 赤田 真朗(あかた まさあき)
資本金   : 1,000万円
本社    : 〒540-0021 大阪府大阪市中央区大手通3丁目2番20号
工場    : 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目6番53号
研究所   : 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目6番53号
配送センター: 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目6番53号
事業内容  : 食品添加物製剤の製造業
        食品添加物、食品原材料、機能性食品素材の卸売業
        食品工場総合衛生管理システム(TOSCOシステム)の構築
U R L    : http://www.akatazen.co.jp/

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