“戦後の名古屋”の息づかいが聞こえる写真集 『名古屋 昭和の暮らし 昭和20~40年代』6月下旬発刊 ~ シリーズ第二弾!「大衆の暮らし」を振り返る ~
創業120余年、写真集や京都関連の書籍などを主に扱う光村推古書院株式会社(所在地:京都市中京区、代表取締役:浅野 泰弘)は、名古屋の地元夕刊紙「名古屋タイムズ」が活写した昭和20~40年代の名古屋の写真集『名古屋 昭和の暮らし 昭和20~40年代』を2016年6月下旬に発刊します。
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表紙
本書は、大衆とともに歩んだ夕刊紙「名古屋タイムズ」が、戦後の名古屋人の暮らしにぐっと迫った報道写真集です。
家族のために懸命に働く父と母、あけっぴろげな子どもたちの笑顔、粋な男と艶っぽい女、たくましい商魂、驚きの風俗・・・。お楽しみは映画と野球とお祭!
そんなてんこ盛りでお届けする、好評写真集シリーズ『昭和の名古屋』の第二弾です。
【書籍概要】
昨年発行し、好評を博した『昭和の名古屋 昭和20~40年代』に続いて発刊となった、昭和の名古屋の写真集第二弾。前作同様、地元夕刊紙「名古屋タイムズ」の捉えた写真で構成しています。前回の写真集が、町並みの変遷、交通網の発展など、戦後の名古屋を俯瞰的にとらえた写真に重点を置いたのに対し、今回は、主に大衆の日常を主眼に置いて、当時の名古屋人の表情や身体にカメラをぐっと近づけて撮影したものを中心に選んだ写真集となっています。
全八章で構成し、222点の写真、並びに当時の名古屋タイムズ紙面から記事や広告も一部掲載。巻末には名古屋の出来事を中心とした年表(昭和20~50年)を付しています。
タイトル :名古屋 昭和の暮らし 昭和20~40年代
写真 :名古屋タイムズ・アーカイブス委員会
体裁 :148mm×168mm 上製本 総240頁
定価 :本体価格 2,000円+税
ISBN-10 :4838105517
ISBN-13 :978-4838105519
発売日 :2016年6月30日
掲載写真点数:222点
出版社 :光村推古書院
■以下、長坂 英生(名古屋タイムズ・アーカイブス委員会代表)による解説文を抜粋
名古屋の夕刊紙「名古屋タイムズ」(名タイ)は終戦の翌年、昭和21年5月に創刊した。一般紙とは一味違う、楽しく読みやすい地元密着の紙面づくりを目指した。このため、名古屋の商店街や百貨店のイベントや、地域の祭りといった「街ダネ」や映画やスポーツなどの娯楽の報道に力を入れた。
名タイは平成20年10月に休刊するが、遺されたそれらの報道写真は結果的に、昭和の名古屋の「大衆の暮らし」のディテールを伝える資料になった。
通常、「報道写真集」というと、歴史的出来事や事件、スクープ写真を並べる。「昭和史年表」の類も同様である。この写真集では、そういった写真はほとんどない。その種の本から落ちこぼれた名古屋の大衆の日常的な写真ばかりである。
ただ、そのことによって、もはや人々の記憶の中にだけに存在する大衆社会の実相や息遣いが記録されていると思う。また、「時代の空気」を伝えるべく、当時名タイに掲載された記事や広告も再録した。
【「光村推古書院」について】
明治20年、錦絵(木版多色刷絵)の版元として屋号・本田雲錦堂という名称で創業。後、同族・同業の山田芸艸堂と合併し、芸艸堂となる。昭和17年、戦時統合により大雅堂に統合される。昭和22年、本田 寿次郎が独立し、美術出版・推古書院を設立。昭和33年、寿次郎の子、本田 欽三が推古書院を受け継ぎ光村推古書院を設立。美術出版社として、画集・図案集などの出版を手がける。平成4年、組織改編し、現在に至る。創業120年を超える。近年は、美術出版の他、写真集、京都に関するものなどの出版物を多く発行している。
会社名: 光村推古書院株式会社
所在地: 京都市中京区堀川通三条下ル橋浦町217-2
代表者: 代表取締役 浅野 泰弘
創業 : 明治20年(1887年)
URL : http://www.mitsumura-suiko.co.jp
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