浄土宗、ネパール大地震の復興支援へ 義捐金約3,000万を寄託
~「実感できる復興支援を」学校建設・元国王へ表敬訪問~
宗教法人 浄土宗(所在地:京都市東山区[知恩院山内]、宗務総長:豊岡鐐尓)では、2015年4月25日に発生したネパール大地震への復興支援で、日本大使館の協力によりネパール ヒマニ基金へ義捐金29,376,251円を寄託いたしました。
2016年6月8日にネパール・カトマンズで行われた署名式では、ヒマニ元皇太子妃から「これをきっかけに日本との絆を深めたい」とのご挨拶をいただき、署名式前日には、宗務総長・豊岡鐐尓がネパールの最後の国王であるギャネンドラ元国王を表敬訪問いたしました。
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豊岡総長・ギャネンドラ元国王・小川大使
宗教法人 浄土宗
http://jodo.or.jp/
■義捐金は保健・教育・村落開発・環境保全などに力を入れるヒマニ基金へ
浄土宗では、現在熊本地震の復興へ向けて全力で支援を行っていますが、2015年4月25日に発生したネパール大地震に対し、浄土宗総本山知恩院、大本山増上寺・大本山金戒光明寺・大本山知恩寺・大本山清浄華院・大本山善導寺・大本山光明寺・大本山善光寺大本願、公益財団法人 浄土宗ともいき財団、浄土宗寺庭婦人会・全国浄土宗青年会・浄土宗平和協会と浄土宗内連名で義捐金を勧募いたしました。
義捐金は総計29,376,251円となり、寄託先については復興の使途が明確なところへとの考えから、日本帰国中の在ネパール日本国大使・小川正史氏に相談し、現地NGO団体ヒマニ基金(※1)のバワニ高等中学校校舎再建事業の紹介を得ました。
2016年1月に浄土宗の災害対策事務局長・宮林雄彦が現地へ行きヒマニ基金を訪問、事業の詳細をお伺いし、バワニ高等中学校(※2)を視察。その結果ヒマニ基金へ義捐金を寄託することとなりました。
(※1)ヒマニ元皇太子妃が主催するNGO団体で、保健・教育・村落開発・環境保全などの活動を行っている。
(※2)震源地ゴルカ郡に所在し、35の教室が全壊半壊、本校舎は危険のため取り壊され、教員、生徒ともに不自由な学校生活を送っている。ヒマニ基金はその本校舎(耐震・16教室の予定)再建事業を行う。
■日本・ネパール外交関係樹立60周年、さらなる「縁」の発展へ
2016年6月8日に行われた署名式には、浄土宗側からは代表役員(宗務総長)・豊岡鐐尓、災害対策事務局長・宮林雄彦が赴き、署名式前日には小川大使夫妻と豊岡が、ネパール国の共和制移行により最後の国王となったギャネンドラ(King Gyanendra)元国王を表敬訪問いたしました。
2016年は日本・ネパール外交関係樹立60周年を迎える年です。浄土宗では、こうした「縁」を大事にし、復興の一助、日本・ネパール友好の一助となるよう考えていきます。
【宗教法人 浄土宗について】
全国に約7,000ある浄土宗寺院の包括法人で、寺院、10,000人を超える僧侶、檀信徒、および一般社会に関する様々な事務や情報発信等を行っております。事務所は、浄土宗宗務庁といい、京都市東山区と東京都港区の2ヶ所にあります。
浄土宗の宗祖は法然上人(1133-1212)、総本山は知恩院(京都市)、大本山は増上寺(東京都港区)・金戒光明寺(京都市)・知恩寺(〃)・清浄華院(〃)・善導寺(久留米市)・光明寺(鎌倉市)・善光寺大本願(長野市)です。
また、浄土宗や浄土宗の寺院に端を発し、浄土宗の教えを建学の精神とした学校法人が全国にあり、小学校から大学まで約50校あります。
所在地 : 京都市東山区林下町400-8 [知恩院山内]
宗務総長: 豊岡鐐尓
URL : http://jodo.or.jp/
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