ヴァル研究所とナイトレイ、駅データと位置解析データを活用した...

ヴァル研究所とナイトレイ、 駅データと位置解析データを活用した 訪日外国人の分析・解析で業務提携

〜訪日外国人解析サービス上で両社のデータを掛けあわせた分析を実現〜

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を開発運営する株式会社ヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:太田 信夫)は、訪日外国人解析サービス「inbound insight(インバウンドインサイト)」を提供する株式会社ナイトレイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川豊)と、訪日外国人観光客を対象とした分析・マーケティング強化に向けて、2016年7月13日(水)より業務提携いたします。

「inbound insight」上に「駅すぱあと」の路線図データを組み合わせた駅データプランの画面イメージ
「inbound insight」上に「駅すぱあと」の路線図データを組み合わせた駅データプランの画面イメージ

提携開始にあたり、「inbound insight」にて「駅データプラン(β版)」をリリースし、「人気駅ランキング」機能、「駅すぱあと路線図」×SNS投稿量Map機能の無料提供を開始いたします(対象国籍:タイ、対象都道府県:東京都、神奈川県)。

 サービスURL:http://inbound.nightley.jp/

■背景
観光庁から発表された「訪日外国人消費動向調査」※1によると、平成28年1月~3月期の訪日観光客の旅行支出は、1人あたり161,746円。前年同期に比べて5.4%との減少となっています。特に「爆買い」で話題となった中国人観光客の支出は、前年同期比11.8%の減少。為替レート(円高・元安)や熊本地震の影響や、買い物などの「モノ」の消費から、グルメや美容、ツアーなどの「コト」へと移行しているためと予想されます。

訪日外国人数は増加傾向にありながら、訪日外国人の行動は日々リアルタイムに多様化しているため、インバウンドマーケティングにおける施策検討、仮説立案や行動把握には、リアルなデータを元にした、様々な切り口での分析が求められています。

※1 出典:観光庁ホームページ(http://www.mlit.go.jp/kankocho/

■マーケターのための「駅すぱあと」×「inbound insight」
ヴァル研究所とナイトレイは、膨大な公共交通機関データや路線図などを保有する「駅すぱあと」とSNS上の投稿内容を大規模にリアルタイム解析する「inbound insight」とを掛けあわせ、インバウンド向けの施策検討、仮説立案などのマーケティング活動を支援します。

まずは「inbound insight」の新プランとして、「駅」を起点とした訪日外国人観光客の行動分析や駅周辺でのインバウンド需要取り込みのための商圏分析・施策立案・施策の効果検証を可能とする「駅データプラン(β版)」を2016年7月13日(水)より公開。これを皮切りに、今後も2社の連携を強化し、サービス・機能の向上や、新しい切り口での分析、さらに動的なデータを組み合わせたコンテンツの開発などを図り、企業のマーケティング活動を支援してまいります。

【「inbound insight」の「駅データプラン(β版)」で実現できること】
<人気駅ランキング>
訪日外国人にとって人気のある駅をランキング化した「人気駅ランキング」を提供します。また、駅ごとにどの国籍に人気があるのかを投稿数に基づいて解析した人気国籍ランキング(上位3か国)も提供します。

<路線図×SNS投稿量Map>
「駅すぱあと路線図」上で、訪日外国人によるSNSへの投稿量を可視化したマップを提供します。

【「inbound insight」の「駅データプラン(有料版)」で実現できること】
<検索可能な国籍、都道府県の制限解除>
「人気駅ランキング」について、無料版では選択可能な国籍がタイのみ、選択可能な都道府県が東京都と神奈川県に限定されていますが、有料版では15か国の国籍、全都道府県を選択が可能となる予定です。

<駅周辺での訪日外国人によるSNS投稿内容のタイムライン表示>
SNSへの投稿を選択した駅周辺でのSNS投稿だけに絞り、タイムライン形式で提供予定。

■「駅すぱあと路線図」について
「駅すぱあと」の路線図は、デフォルメ感と情報のバランスなどについてご好評いただき、一般のお客さまだけでなく、不動産物件検索サービスをなど多くの企業のサービスに組み込まれ、ご活用いただいてきました。

近年、サービスの中心がスマートフォンへ急速に移行するとともに、路線図に対する開発要求は日々高まっています。そこで、従来の路線図の良さを継承しつつ、全国の鉄道をシームレスに見ることができ、情報を付加したりデザインを変えたり、企業や開発者が自由にカスタマイズできるAPIとして、新たに「駅すぱあと路線図」を開発しました。

現在、ナイトレイをはじめ一部企業に先行してご利用いただいており、近日の正式リリースに向けてさらなる品質向上・最終調整を進めています。

■「inbound insight(インバウンドインサイト)」について
ナイトレイの提供する「inbound insight」は、TwitterなどのSNS上に公開されている投稿内容を大規模にリアルタイム解析することで、行動場所やクチコミ・国籍・性別・移動経路などをデータベース化し、ASP型分析ツールと解析結果データとして提供しているサービスです。

このサービスにより、これまで把握することが難しかった訪日外国人観光客の行動傾向や嗜好性を明らかにし、日本中のインバウンド関連ビジネスやインバウンド向けの小売・観光業・地域活性化などを含めたマーケティング・ビジネス戦略策定をビッグデータの提供と解析で強力にサポートします。

サービスページ:http://inbound.nightley.jp

■株式会社ヴァル研究所について
1976年7月設立。1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以降、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースに、様々な利用形態に合わせた製品・サービスを展開しています。最近では「駅すぱあと」が保有する公共交通機関などの膨大なデータや機能をWebAPIとして提供し、幅広い分野の企業・団体との共創・コラボレーションに取り組んでいます。

商号   :株式会社ヴァル研究所
代表取締役:太田 信夫
所在地  :東京都杉並区高円寺北 2-3-17
設立日  :1976年7月
企業サイト:http://www.val.co.jp/

■株式会社ナイトレイについて
2011年1月創業。場所や店舗の情報に特化した独自のSNS解析エンジンの開発と「inbound insight」、iPhoneアプリ「ABC Lunch」などのデータソリューションを提供し、ロケーションインテリジェンスの分野で独自のビッグデータや活用ノウハウを保有するスタートアップです。
訪日外国人観光客のデータ解析以外にも、地方自治体の観光イベントや野外音楽フェスのイベント効果分析、商業施設の店舗開発やリスク検知、都市計画に関わる解析データ提供・分析サポートなど様々な領域においてデータ活用をサポートしています。

商号   :株式会社ナイトレイ
代表取締役:石川 豊
所在地  :〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町8-17 シャレー渋谷 A-101
創業日  :2011年1月
企業サイト:http://nightley.jp/


※記載されている会社名、製品名およびサービス名称は各社の登録商標または商標です。また、仕様や提供内容については予告なく変更となる場合があります。

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