データセンター研修・資格制度「DCPro」の 日本での展開を開始
ニスコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:尾上 卓太郎、以下 ニスコム)は、DCD GroupのDCProfessional Development(本社:ロンドン、COO:Simon Banham、以下 DCPro)が提供する、データセンター専門家育成の世界的な研修・資格制度の日本での展開を開始します。
詳細URL: http://www.dcpro.niscominc.com/
昨今、クラウドサービスの普及に伴い、データセンターの役割はますます重要なものになってきています。需要の増加とともに複雑化・高度化するデータセンターの品質は、運用する要員のスキルによって保たれていると言っても過言ではなく、データセンターのインフラを効率性、信頼性、可用性の観点から支える要員の継続的な育成は、データセンターの競争力の維持、向上に直結しています。
DCD Group、DCProのCOO兼マネージングディレクター Simon Banhamは「データセンターにおいて、人材育成への投資と、運用リスク、ダウンタイム及びコストの削減は、明らかに結びついています。ニスコムとDCProは、急速に変化する業界において、常に最新のベストプラクティスを取り入れた効果的なトレーニングを提供することで、組織的なスキル向上と事業者間の競争優位性向上に貢献します」と述べています。
またISS World Services A/Sのエンジニアリンググローバル責任者のマーチンジョリイは次のように述べています。「グローバルファシリティプレイヤーとして、データセンター全体にわたる運用リスクを削減し、重要な環境を管理するためにはトレーニングに投資しなければなりません。DCProはファシリティスタッフの目的に合ったトレーニングプログラムを提供し、データセンターデザイン、運用と管理の必要なスキルを向上させてくれます。受講したスタッフは非常に有益だと評価しており、お客様も私たちのプロフェッショナルスキル開発の取り組みを喜んで支持してくれています」
DCProは、データセンター業界の中核を担う基礎コースと、そのまわりを固める、キャリアに応じたスキル強化のためのフレームワークを構築しています。IT、オペレーション、デザインの中から、必要なコースを選択し、修了すると国際的な認証資格が授与されます。
トレーニングは、オンサイトによるクラス型コースと、リモートによるオンライン型コースがあります。Google、Facebook、IBM そしてAmazon.comのような世界的な先進企業の6,500人を超えるデータセンターのプロフェッショナルがこれらのコースを受講しています。
ニスコムは日本語で、まず2016年9月5日~7日にData Center Design Awareness(DCDA)コースを提供します。DCDAはデータセンターに関わる主な領域を広く学習する基礎コースです。続いてEnergy Efficiency Best Practice(EEBP)を提供する予定です。これらの二つのコースを修了するとData Center Practitioner(DCP)に認定されます。
DCPro/DCDA日本語サイト
http://www.dcpro.niscominc.com/
ISO/IEC JTC1/SC39 国内委員会委員長を務め、米国エネルギー省の認定トレーナー資格を有する椎野 孝雄氏からは次のような期待のコメントをいただいております。
「ニスコムのDCPro日本展開を心から歓迎いたします。DCProのデータセンター研修・資格制度は、国際的な多くの認定機関と連携し、グローバルなデータセンター業界のニーズに応えるトレーニングプログラムとして、海外では広く認知されており、国内での展開が待ち望まれておりました。ニスコムとDCProとの戦略的な協業により国内データセンターの品質と競争力そのものである人材の育成を推進していただくことを強く期待しております。」
■DCProfessional Developmentについて
DCProfessional Developmentはeラーニングとクラスルームでのデータセンタートレーニングを世界中で提供しています。コースの内容は、業界の専門家による国際的なネットワークを通じ、最新の教育技術を用いて開発、提供されています。世界水準で認証されたトレーニングコースは、データセンターの現場において実際に直面しているさまざまな要求事項に対応しています。
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