IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」、 小中学生を対象にしたプログラミング特別講座を 8月9日、10日に渋谷区立中学校で開催

~検討進む“必修化”に向け、公立学校へプログラミング教育を提供~

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障がい者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川 敦弥、証券コード:6187)が運営する、最新のデジタルツールを活用してものづくりを学べる専門塾「LITALICOワンダー」(2016年8月より「Qremo」から名称変更)は、渋谷区立鉢山中学校にて、鉢山中ほか近隣の3つの区立小学校に通う小学5年生~中学生を対象にしたプログラミングワークショップを2016年8月9日(火)・10日(水)に実施します。教育用プログラミング言語「Scratch」を使ったオリジナルゲームづくりを行います。

Scratchイメージ
Scratchイメージ

■プログラミングワークショップ 開催背景
2020年度より小中学校でのプログラミング教育の必修化が検討されるなど、日本でもプログラミング教育への社会的関心が高まっています。一方で、子どもにプログラミングを教えることのできる人材は不足しており、特に公立の学校では指導時間の確保や指導案の作成など、充実したプログラミング教育の実施に向け、懸念点が多い状況にあります。

このような状況の中、渋谷区の区立鉢山中学校では、夏休み期間中に実施する特別講座として、LITALICOワンダーがコンテンツ提供を行うプログラミングワークショップを開催することとなりました。通学区域外の中学校にも進学を希望できる渋谷区では、「特色ある学校づくり」を各校で進めており、鉢山中学校は「理数教育重点校」として、理科・数学教育の充実を図っています。今回は参加する子どもたちにプログラミングの楽しさを体感してもらうとともに、理数教育重点校である鉢山中学校内でプログラミングを教えるノウハウを蓄積することも目的のひとつとして、子ども向けのプログラミング教育を実践するLITALICOワンダーに協力依頼をいただきました。


■プログラミングワークショップ 内容
ワークショップでは、鉢山中学校に加え近隣3つの小学校の児童も含めた両日30名ずつが、教育用のプログラミング言語「Scratch」を用いて、オリジナルのアクションゲームやシューティングゲームの作成を行います。また、ワークショップだけでなく、社会の身近な技術としてのプログラミングや、最先端技術の紹介、今後の可能性などについて学ぶ講義も実施。講義を通じて、将来の進路のひとつとしてエンジニアやプログラマーの仕事を知ってもらい、プログラミングを学ぶことに興味や関心を持てるような機会を提供します。


■LITALICOワンダーの公立学校での取り組みについて
LITALICOワンダーでは、2016年6月に杉並区立杉並第四小学校の図工の時間で3Dプリンタを使用したものづくり体験の授業を実施したほか、6月から7月にかけては、渋谷区立常磐松小学校の「放課後クラブ」で4回にわたりプログラミングによるゲーム制作のワークショップを提供しました。また先日、総務省の「クラウド・地域人材利用型プログラミング教育実施モデル」に、北海道 江別市立野幌若葉小学校を実証校とした提案が選定され、実施を予定しています。今後も、学校教育の場でのプログラミング教育の普及に向けた取り組みを活発に行っていきます。


■渋谷区立鉢山中学校 プログミングワークショップ 開催概要
日時   :2016年8月9日(火)・10日(水) 10:00~12:00
場所   :渋谷区立鉢山中学校(東京都渋谷区鶯谷町9-1)
      (JR渋谷駅南口より徒歩12分・東急東横線代官山駅より徒歩8分)
対象   :対象校(鉢山中・猿楽小・常磐松小・長谷戸小)在校中の
      小学5年生~中学3年生
定員   :各日30名
参加費  :無料
内容(予定):
・プログラミングの社会での活用や今後の可能性などに関する講義
・「Scratch」を使ったオリジナルゲーム制作ワークショップ
・当日は、以下のゲームを制作予定

<アクションゲーム>
キャラクターをスクロールして動かせるようにし、敵キャラクターの攻撃やトラップなどの機能をプログラムして、オリジナルのアクションゲームを作成します。
<シューティングゲーム>
弾丸やレーザーを飛ばし、敵を打ち落とすシューティングゲームを作成します。敵キャラの動きや、アイテムの機能もプログラムして、オリジナリティある自分だけのゲームを作ります。


■IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」(旧・「Qremo」)とは
IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」は、幼児から高校生を対象として、最新のデジタルツールを活用しながら横断的な「ものづくり」を学習、体験、発表することで「自ら考え、つくり、伝える」能力を育むことを目的に、2014年4月、渋谷に開校しました。プログラミングやロボット、デザインなど、子どもたちの「やりたいこと」をカリキュラム化することで子どもの意欲を引き出し、「出る杭を伸ばす」教育の実践が好評をいただいています。2016年4月には秋葉原校もオープンし、現在、5校合わせて1,500名以上の子どもたちが定期コースに通っています。

LITALICOワンダーウェブサイト: https://wonder.litalico.jp/


■LITALICOについて
LITALICOは、2005年12月設立以来、日本における社会問題としての「障害者雇用」分野に着目し、一法人としては全国最多となる全国55拠点で就労移行支援事業所「LITALICOワークス」を展開しています。企業向けの障害者雇用支援から始まった事業は、現在では障害者向け職業訓練事業、そして障害者の家族向け事業や教育事業など、その領域を広げています。ソーシャルスキル&学習教室「LITALICOジュニア」を首都圏と関西地方に68ヶ所で、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」を首都圏5ヶ所(いずれも2016年7月時点)で開校しています。2016年3月、東証マザーズに上場しました。詳細は http://litalico.co.jp/ をご覧ください。

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報