ゲンナイ製薬調べ 不公平感で夫婦の円満度はダダ下がり! 夫の不公平感を増長させるセリフ 「あなたの給料が安いから」 妻の不公平感を増長させるセリフ 「俺は忙しい」 ~共働き夫婦の夫婦仲と不公平感に関する調査~
11月22日は「いい夫婦の日」です。そこで、妊活サプリメントを展開するゲンナイ製薬株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:上山 永生)は、2016年10月20日~10月25日の6日間で、0歳~12歳の子どもがいる共働きの男女に対し、「共働き夫婦の夫婦仲と不公平感に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
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不公平感別 夫婦の円満度
■■調査結果■■
■夫婦の円満度 円満夫婦は8割半
■かかあ天下夫婦?対等夫婦?友だち夫婦?似た者夫婦?
円満夫婦が多いのはどのタイプの夫婦?
まず、0歳~12歳の子どもがいる共働きの男女1,000名(全回答者)に、夫婦の円満度を聞いたところ、「非常に円満である」が36.3%、「やや円満である」が47.5%で、円満夫婦は83.8%(「円満である(計)」)となりました。自分たち夫婦は円満であるという夫婦が大多数のようです。一方、「あまり円満でない」は11.1%、「全く円満でない」5.1%で、円満でない夫婦の割合は16.2%でした。
年代別に、円満夫婦の割合をみると、20代88.5%、30代83.5%、40代81.8%となり、若い世代のほうが高い結果となりました。
また、夫婦のタイプ別に、円満夫婦の割合をみると、【日常生活における主導権】によるタイプでは、「夫と妻が対等」は92.2%、「夫婦で譲り合っている」は89.1%と9割前後となり、どちらか一方が主導権を握っている夫婦(夫が主導79.9%、妻が主導80.4%)や主張し合っている夫婦(76.5%)に比べて高くなりました。どちらか一方がリードするより、協力し合う形のほうが、夫婦は円満でいられるようです。
また、【夫婦の関係性】によるタイプでは、「恋人のような関係」は96.1%、「友だちのような関係」は95.8%と、「親子のような関係」77.3%を大きく上回りました。やはり、夫婦関係は縦の関係より横の関係がいいようです。
そして、【価値観】によるタイプでは、「似ている」は94.2%、「正反対」は66.3%となりました。価値観が似ていると意見のぶつかり合いが少ないためか、似た者夫婦のほうが円満夫婦の割合は高くなりました。
■夫・妻の自己評価 夫の平均点は63.8点、妻の平均点は59.9点 パートナーからの評価は?
次に、全回答者(1,000名)に、夫・妻としての自身の点数を聞いたところ、夫自身の点数では、「50点」~「80点」に回答が集まり、平均点は63.8点になりました。一方、妻自身の点数をみると、同じく「50点」~「80点」に回答が集まったものの、平均点は59.9点でした。自己評価は、妻より夫のほうが高いようです。
では、パートナーからの評価は、どのようになっているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、パートナー(夫・妻)の点数を聞いたところ、妻が付けた夫の点数では、「50点」~「90点」に回答が集まり、平均点は61.6点、夫が付けた妻の点数では、「50点」~「100点」に回答が集まり、平均点は71.4点になりました。妻のほうが夫よりもパートナーから高く評価されているようです。
さらに、自己評価とパートナーからの評価の平均点を比較すると、夫の点数は、自己評価では63.8点、妻からの評価では61.6点となり、夫の自己評価が若干甘かった様子がうかがえます。一方、妻の点数は、自己評価では59.9点、夫からの評価では71.4点となりました。妻は、自分にもっと自信を持っても良いようです。
■夫婦間に不公平を感じている妻は5割半、一方、不公平を感じている夫は3割
■夫は妻の不公平感に気付いていない? 妻が不公平を感じていると思う夫は4割半
■不公平感で夫婦の円満度はダダ下がり!
不公平を感じていない夫婦の円満夫婦率は不公平を感じている夫婦より20ポイント以上高い結果に
次に、夫婦の不公平感について聞きました。
まず、全回答者(1,000名)に、夫婦間に不公平を感じているか聞いたところ、「非常に感じている」が10.6%、「やや感じている」が31.6%となり、不公平を感じている人は42.2%(「感じている(計)」)でした。
男女別に、不公平を感じている人の割合をみると、男性では29.8%、女性では54.6%となりました。不公平を感じているのは夫より妻のようです。
次に、全回答者(1,000名)に、相手は、夫婦間に不公平を感じていると思うか聞いたところ、「非常に感じている」が6.7%、「やや感じている」が31.9%で、「感じている(計)」は38.6%となりました。相手が不公平を感じていると思っている人は少なくないようです。
男女別に、相手が不公平を感じていると思っている人の割合をみると、男性では44.4%となりました。夫婦間に不公平を感じている妻が54.6%だったことを考えると、妻の不公平感に気付いていない夫もいるようです。一方、女性では32.8%となり、不公平を感じている夫の割合(29.8%)よりも高い結果となりました。妻は、少し心配しすぎなのかもしれません。
半数以上の妻が夫婦間に不公平を感じており、妻の不公平感に気付いていない夫の存在も浮かび上がってきましたが、夫婦の不公平感は、円満度にどのように影響しているのでしょうか。
円満夫婦の割合(「円満である(計)」)を、夫婦間に不公平を感じている人(422名)と感じていない人(578名)に分けてみると、不公平を感じている人では71.8%、不公平を感じていない人では92.6%と20ポイント以上の開きがみられました。夫婦の不公平感は、良好な夫婦仲の障害になっているようです。
男女別に円満だと感じている人の割合をみても、不公平を感じていない男性では90.3%であるのに対し、不公平を感じている男性では68.5%、不公平を感じていない女性では96.0%であるのに対し、不公平を感じている女性では73.6%となり、男女とも不公平を感じていない人のほうが、自分たち夫婦を円満夫婦だとする割合が高い傾向が明らかになりました。
■妻が感じる不公平 1位「家事」2位「育児」3位「自由時間」
■夫が感じる不公平 1位「ケンカ後に先に謝る」2位「家計負担」
それでは、どのようなことで夫婦の間に不公平感が生じているのでしょうか。
夫婦間に不公平を感じている男性(149名)と女性(273名)に、どのようなことに不公平を感じているか聞いたところ、男性では「ケンカ後に先に謝る」34.9%が最も多く、「家計負担」28.9%が続きました。男性は、ケンカ後に先に謝る割合や家計負担の割合に不公平を感じているようです。
一方、女性では、「家事」74.7%が最も多く、「育児」61.9%、「自由時間」54.2%、「外に飲みに行く」41.0%が続きました。また、「子どもの行事・イベント」(男性8.7%、女性39.9%)や「帰宅時間」(男性4.7%、女性30.8%)でも男性に比べて高くなりました。女性は、家事・育児の分担割合や自分の時間の取りづらさに不公平を感じているようです。
■夫の不公平感を増長させるセリフ「あなたの給料が安いから」「お金がない」「やるなら、ちゃんとして」
妻の不公平感を増長させるセリフ「言ってくれたらやるのに」「俺は忙しい」「仕事で疲れている」
■不公平感の解消に効果的なセリフ「ありがとう」「一緒に頑張ろう」「無理しないでね」、「さすがママ!」も有効
さらに、夫婦の不公平感について、「不公平感を増長させると思うセリフ」と「不公平感の解消に効果的だと思うセリフ」を聞きました。
まず、夫婦間の不公平感を増長させると思うセリフを聞いたところ、男性からは、「あなたの給料が安いから……」や「お金がない」といった家計に関するセリフが多く挙げられました。男性が不公平に感じることの2位が「家計負担」でしたが、頑張って働いても報われないようなセリフを聞くと、その不公平感はさらに増してしまうようです。そのほか、「いいね楽しそうで」や「これくらいやってよ」「やるなら、ちゃんとして」といったセリフも挙げられました。
一方、女性からは、「お前がやれよ」「○○はお前の仕事」といった、家事などの分担を決めつけるようなセリフや、「言ってくれたらやるのに」「手伝おうか?」といった、家事・育児を自分ごととして捉えていないようなセリフが多数挙げられました。また、「俺は忙しい」「仕事で疲れている」といった仕事アピールも多数挙げられていました。自身も働いている妻にとっては、“私は仕事もして、さらに、家事・育児も多くやってるよ!”と思わず言いたくなってしまうのではないでしょうか。
次に、夫婦間の不公平感の解消に効果的だと思うセリフを聞いたところ、男女各年代とも、「ありがとう」「ご苦労様」「おつかれさま」といった感謝の言葉、ねぎらいの言葉が多数挙げられました。「ありがとう」は夫婦の不公平感を解消し、円満に導く大切な言葉のようです。
また、「さすがママ!」といった相手を褒めるセリフ、「大丈夫?」「無理しないでね」といった相手を気遣うセリフ、「一緒に頑張ろう」や「ふたりで頑張ろう」といった励ましのセリフも男女それぞれから挙げられました。
■家事、育児や家計負担における分担割合の理想と現実とは?
■家事、育児の理想の分担割合 最多回答は「夫5:妻5」 実際は家事「夫1:妻9」育児「夫3:妻7」が最多
■家計負担の理想の分担割合 最多回答「夫5:妻5」、実際の分担割合の最多回答は?
■家事、育児を理想的な割合で分担できている夫婦は約2割、7割以上は理想より妻が多く分担
「家事」「育児」は、女性が不公平を感じていることのツートップで、「家計負担」は、男性が不公平を感じていることの2位となっていましたが、夫、妻がどのくらいずつ分担することが、理想的な分担割合なのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、理想的な分担割合を聞いたところ、【家事】【育児】【家計負担】のいずれにおいても「夫5:妻5」(家事30.5%、育児45.3%、家計負担27.2%)という回答が最も多くなりました。共働きの夫婦においては、家事も育児も、そして、家計負担もお互いに同じ割合で分担することが理想的だと考えている人が多いようです。他の分担割合を理想とした人の割合をみると、【家事】や【育児】については、「夫4:妻6」(家事22.5%、育児22.3%)や「夫3:妻7」(家事23.8%、育児19.6%)がそれぞれ2割前後となり、【家計負担】については、「夫7:妻3」(14.2%)や「夫8:妻2」(13.8%)、「夫10:妻0」(15.5%)がそれぞれ1割半となりました。各家庭の子どもの状況や、それぞれの仕事の状況によって、理想の分担割合は変わるのではないでしょうか。
次に、全回答者(1,000名)に、実際の分担割合を聞いたところ、【家事】では、「夫1:妻9」25.6%が最多回答で、「夫2:妻8」24.4%が次いで多くなり、【育児】では、「夫3:妻7」24.0%が最多回答、「夫2:妻8」23.0%が次いで多くなりました。また、【家計負担】についてみると、「夫9:妻1」21.3%が最多回答になりました。実際には、【家事】や【育児】は、妻のほうが多く分担している家庭が多数のようです。
家事と育児については、理想的な分担割合よりも妻のほうが多く分担している様子がうかがえましたが、理想的な割合で分担できてきる夫婦はどのくらいいるのでしょうか。
理想的な分担割合と実際の分担割合をかけ合わせてみると、【家事】では、「理想より夫が多く分担」している夫婦は10.4%、「理想的な分担」の夫婦は18.8%、「理想より妻が多く分担」している夫婦は70.8%となり、【育児】では、「理想より夫が多く分担」している夫婦は7.9%、「理想的な分担」の夫婦は20.0%、「理想より妻が多く分担」している夫婦は72.1%となりました。家事や育児を理想的な割合で分担できている夫婦は2割にとどまり、理想よりも妻が多く分担している夫婦が7割以上を占めました。
また、【家計負担】についてもみると、「理想より夫が多く分担」している夫婦は35.7%、「理想的な分担」の夫婦は27.1%、「理想より妻が多く分担」している夫婦は37.2%で、理想的な割合で分担できている夫婦は4組に1組という結果となりました。
■妻が夫にやってほしい家事・育児「ゴミ出し」「風呂掃除」「皿洗い」「子どもの学習サポート」「子どものお風呂」
■妻の期待とギャップあり! 子どもの学習サポートや学校行事への参加で妻の不公平感は解消へ!?
家事や育児では、理想の分担割合よりも妻のほうが多く分担しているケースが多いことが明らかになりましたが、夫がどのような家事を分担すると、妻は助かるのでしょうか。
女性(500名)には、夫にやってほしい家事・育児を聞き、男性(500名)には、自身が日頃行っている家事・育児を聞いたところ、女性が夫にやってほしい家事・育児では、「ゴミ出し」が最も多く65.2%、次いで、「風呂掃除」61.2%、「皿洗い」40.0%、「子どもの学習サポート(宿題など)」37.8%、「子どものお風呂」37.6%が続きました。
妻が夫にやってほしい家事・育児の上位5項目について、日頃行っている夫の割合をみると、「ゴミ出し」は61.0%(妻の希望率との差-4.2pt)、「風呂掃除」は61.2%(同0.0pt)、「皿洗い」は51.0%(同+11.0pt)、「子どもの学習サポート」23.4%(同-14.4pt)、「子どものお風呂」41.8%(同+4.2pt)となっており、「子どもの学習サポート」において、妻の希望率と夫の実施率に大きな開きがみられました。また、上位5項目以外では、「子どもの学校行事」(同-11.0pt)や「料理」(同-10.0pt)、「保育所・学校の呼び出し対応」(同-9.4pt)で大きな開きがみられました。夫が、子どもの勉強を見たり、呼び出しや行事で子どもの学校に行ったりすることが、妻の不公平感の解消には有効的といえるのではないでしょうか。また、料理をすることも不公平感の解消には有効なようです。
■ステキだと思う芸能人夫婦ランキング
友だち夫婦ランキング1位は「藤本敏史・木下優樹菜」、
ラブラブ夫婦ランキング1位は「ヒロミ・松本伊代」
最後に、芸能人夫婦について聞きました。
全回答者(1,000名)に、ステキだと思う芸能界の友だち夫婦(友だちのような関係の夫婦)を聞いたところ、1位は「藤本敏史・木下優樹菜」で2位以下に大差をつけ、2位「唐沢寿明・山口智子」、3位「ヒロミ・松本伊代」、4位「佐々木健介・北斗晶」、5位「杉浦太陽・辻希美」が続きました。
男女別にみると、男性では、「ヒロミ・松本伊代」が「藤本敏史・木下優樹菜」と並んで1位で全体の順位よりも高くなり、女性では、「佐々木健介・北斗晶」が3位、「杉浦太陽・辻希美」が4位で全体の順位より高くなりました。
また、全回答者(1,000名)に、ステキだと思う芸能界のラブラブ夫婦を聞いたところ、「ヒロミ・松本伊代」が頭一つ抜け出す形で1位、2位から4位は団子状態で、2位「佐々木健介・北斗晶」、3位「市川海老蔵・小林麻央」、4位「DAIGO・北川景子」となり、5位は「杉浦太陽・辻希美」でした。
男女別にみると、男性では、「中尾彬・池波志乃」が3位で全体の順位より高くなり、女性では、「市川海老蔵・小林麻央」が「ヒロミ・松本伊代」と並んで1位になり、また、「DAIGO・北川景子」が3位で、全体の順位より高くなりました。
◆調査概要◆
◆調査タイトル:共働き夫婦の夫婦仲と不公平感に関する調査
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする0歳~12歳の子どもがいる共働きの男女
◆調査期間:2016年10月20日~10月25日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル(男性500サンプル/女性500サンプル)
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
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