<アンケート調査>人気の朝食パン3種を徹底比較 「超熟」「超芳醇」「本仕込み」の評価が明らかに!
商品イメージアップのポイントは“評価が低い部分の底上げ”だった!
SNSやアンケートによる競合調査によって企業のマーケティング最適化のサポートをしている株式会社BONDIC(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小池 玄)は、朝食として食べることが今や普通になった食パンに焦点を当て、独自アンケートを行いました。その結果を元に、主な食パンブランドが持たれているイメージと、味に対する満足度をそのブランドのコアなファン(ロイヤルファン)・他ブランドのファン両方の視点から分析しました。
調査結果詳細
http://www.bondic.jp/
■調査結果概要
今回は、2つのポイントに着目し調査しました。1つは味や食感の満足度、もう1つは各ブランドに対するイメージです。まず満足度に関して、各ブランドのファン全体と、その中でもロイヤルファンでは味の好みが違うことが分かりました。商品イメージに関しては、各ブランドのファンが自身のお気に入りの食パンに対して持っているイメージと、他ブランドのファンから持たれているイメージに大きな違いは見られませんでしたが、詳しく見たところ、どのブランドも、自己イメージが高い点は他ブランドのファンからの評価が低いという傾向が出ました。
■調査結果のポイント
(1) 総合的な満足度が最も高いのは、フジパン「本仕込み」
(2) ファン全体での味と食感の満足度は、ブランドそれぞれで違う
(3) ロイヤルファンの味と食感の満足度も、ブランドごとに違う
(4) 総合的なイメージが最も高いのは、パスコ「超熟」
(5) 各ファンが持つそれぞれのお気に入りブランドのイメージはさまざま
(6) 他ブランドのファンから見たイメージもさまざま
■調査結果の詳細
(1) 総合的な満足度が最も高いのは、フジパン「本仕込み」
各食パンブランドのファンに食パンに対する満足度を調査したところ、総合的な満足度が最も高いのはフジパン「本仕込み」で39%、次いでパスコ「超熟」で33%、ヤマザキ「超芳醇」で24%の順番でした。
各食パンに対し、「とても満足している」と答えた人の割合
https://www.atpress.ne.jp/releases/119577/img_119577_1.jpg
(2) ファン全体での味と食感の満足度は、ブランドそれぞれで違う
総合的な満足度に何が影響しているのかというと、パスコ「超熟」は「食感のバランス」と「焼いた時の香ばしさ」、ヤマザキ「超芳醇」は「もっちり感」と「小麦の風味」、そしてフジパン「本仕込み」は「もっちり感」と「味のバランス」であることが分かりました。
総合的な満足度に対する影響度(数字が大きいほどプラスの影響が大きい)
https://www.atpress.ne.jp/releases/119577/img_119577_2.jpg
(3) ロイヤルファンの味と食感の満足度も、ブランドごとに違う
各ブランドのロイヤルファンの満足ポイントを見ると、「超熟」は「甘さを感じる」が最も高いことが分かります。同様に、「超芳醇」は「カリカリ感」、「本仕込み」は「もっちり感」が最も高いです。
味・食感で重視するポイントとそれに対する満足度
https://www.atpress.ne.jp/releases/119577/img_119577_3.jpg
(4) 総合的なイメージが最も高いのは、パスコ「超熟」
今度は、各ブランドに対するイメージを調査しました。すると、総合的なイメージが最も高かったのはパスコ「超熟」で50%、次いでフジパン「本仕込み」で43%、ヤマザキ「超芳醇」で28%の順番でした。
設問に対し、「あてはまる」~「あてはまらない」の5段階のうち、「あてはまる」と答えた人の割合
https://www.atpress.ne.jp/releases/119577/img_119577_4.jpg
(5) 各ファンが持つそれぞれのお気に入りブランドのイメージはさまざま
「安心感」は全体的に、総合的なイメージの良さにつながりやすいようです。また、パスコ「超熟」は「馴染み」、ヤマザキ「超芳醇」は「有名」というように、それぞれ違うポイントがイメージの良さに影響しているようです。
総合的なイメージへの影響
https://www.atpress.ne.jp/releases/119577/img_119577_5.jpg
(6) 他ブランドのファンから見たイメージもさまざま
「他ブランドのファンからどう思われているか」を偏差値として算出し、比較しました。ここで上位と下位で差が大きい(ばらつきがある)ものは、特に特徴がはっきり出ている(他ブランドより優位な)イメージということになります。こうしてみると、3ブランドで異なる特徴が現れました。
各食パンが周りから持たれているイメージ(偏差値)
https://www.atpress.ne.jp/releases/119577/img_119577_6.jpg
■考察
「味の満足度」と「商品イメージ」から、各ブランドのファンが何を基準にその食パンを購入しているのかが見えてきました。
まず「味の満足度」ですが、各ブランドのファン全体とロイヤルファンとでは、狙うべきポイントが違うようです。パスコ「超熟」、ヤマザキ「超芳醇」のファンは、全体としてはそれぞれ「焼いた時の香ばしさ」と「もっちり感」に満足していますが、ロイヤルファンになると、「カリカリ感」と「甘さ」、「ずっしり感」に満足のポイントがあるようです。フジパン「本仕込み」は唯一、ファン全体とロイヤルファンの両方が「もっちり感」に満足しているという回答が多く見られました。
商品イメージに関しては、各ブランドのファンがお気に入りの食パンをどう思っているか、またそれぞれ他ブランドのファンからどう思われているかに大きな差は見られませんでした。しかし、自己イメージと他者イメージを並べてみると、自己イメージで評価が高かった点は他社ブランドのファンからは評価が低い傾向がありました。つまり、他社ブランドのファンからの評価が低い点(=彼らが見いだせていない点)のイメージが上がると、各食パンに対する総合的な満足度のアップに繋がり、また、より他社との差別化を図ることができます。
■調査概要
調査方法:WEBアンケート調査
調査期間:2016年12月1日~12月4日
調査対象:20歳~69歳の全国の男女
■会社概要
商号 : 株式会社BONDIC
代表者 : 代表取締役 小池 玄
所在地 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-24-14 EXOS恵比寿5階
設立 : 2005年8月
事業内容: 企業のマーケティング活動最適化に向けての効果的な
データ活用のサポート、顧客データ分析、SNSによる競合分析、
アンケートによる競合分析、マーケティングコンサルティング
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.bondic.jp/
プレスリリース添付資料
- カテゴリ:
- 調査・報告
- タグ:
- 経済(国内) フード・飲食 その他ライフスタイル
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